ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「最大の敵、最大の味方」

2018年04月25日 15時02分43秒 | owarai

「最大の敵、最大の味方」
「花を花と見て花と見ず」『般若観智』
「花を見る」というのは、自分の立場
から発した行為です。人間の先入観で

そう見えるのであって、実はそうでは
ないかもしれない。とにかく、今自分
が見ているだけがすべてだなどと
思わないこと。

見る私が花そのものになってみて、
はじめて花の真の姿が見えてくる
との教えだそうです。

相手の身になって、ものを見たり
聞いたりしないと、真実は見えて
こない。

正しい判断をするには、物事をあ
るがままに見よと言いますが、
難しいことです。

そこで起こったただ一つの事実で
も、見聞者の心のフィルターを
通ると、その人の主観によって
左右され、見方や受け取り方が

違ったり、単純な問題が複雑に
なることがよくあります。

つまり、自分の損得勘定とか好き
嫌い、かかわりたくないなどと
いう私欲に基づいた判断が、簡単
な問題を紛糾させてしまうのです。

臨済禅師が、「道で仏にあえば仏
を殺せ」と言ったのも、ある意味、
己の心が最大の味方でもあり敵な
のだと教えだと思います。

 


「細雪」

2018年04月25日 12時52分14秒 | owarai

はらはらと降り続く 細 かい
雪を

その大木は ただ黙々と
引き受けていた

震えて揺れる 若い草木 に
いまは いのちの準備期 間と
教えるように

『静かに優美に降る細か い雪』
古くから「雪月花」とい われて
きたように、日本人は、 春の桜、

秋の月とならんで、冬は 雪を愛
でてきました。一夜にし て世界
を変えてしまう雪の朝な どは

思わず感嘆の声を上げて しまう
ほどです。それゆえ、雪 に関す
る言葉も大変多いのです が、

特にこの「細雪」は,降 る雪を
表現してナンバーワンと いえる
でしょう。文字どおり、 細かく
降る雪のことですが、静 かで

優美で、清浄な雪の美し さが
あますところなく伝わっ てき
ます。

『細雪』といえば、美貌 の四
姉妹の半生を描いた谷崎 潤一郎
の小説ですが、この美し い女性
たちの物語にはぴったり のタイトル
ですね。

 


『能の醍醐味』とビートたけし

2018年04月25日 11時48分58秒 | owarai

週刊誌に、以前、掲載された
たけしと能がきわめて正論で愉快だ
った。
なるべくなら全部書きたいところ
だが、全部書くわけに行かないか
ら抜粋すると、

そもそも彼がお能を見に行ったの
は、「どいつもこいつも浮き足立
つているもんで、少しは気を鎮め
てだな、わびとかさびとかに触れる

のもいいんしゃないか」てんで、
千駄ヶ谷の国立能楽堂へ足を
運んだというわけである。

はじめのうちは眠たくて寝ていた
が「後場(これ後シテでは?)に
入ったら起こされちゃった。

鼓がうるさくて。
で、最後まで一気に見せられて、
いやもうおもしろかったな。

・・・幽玄とか精神文化に関わ
りがあるのが能だとかいわれて
いるらしいけど、全然そうじゃ
ない、あれは昔のロックコン
サートだぜ」

「能の囃子と舞もいいけれど、
能面を使う発想も卓抜でさ、
お面は何も語らないけどすべ
て語るっていうか。


一即多、多即一のサンプルかな。
これが私の感情なんだって表現
を生の顔でやると、それ一個し
かない。

客の想像力が縛られる。ところ
がお面っていうのは一個の感情
表現なんだけど、同時に表現の
消去でもあって、見るものに
よってどうとでもなる」

文句をいえば、謡い(うたい)
の言葉がわかんないのが欠点
だと彼はいうが、

最後には、
日本のガキどもが外国語の
意味もわからず歌っている
のと同じことだ、

要は「ノリ」なわけだから、
お能はM・C・ハマーにだっ
てひけをとらない。ノリ一筋
の馬鹿ばかりでなく、前衛
音楽好きのヤツもどんどん
ファンになっちゃうよ。・・・

と、まあそういった次第なの
だが、私が子供のときからお能
にとりつかれたのも、祖父が
お茶の先生で足さばきが能だっ
たからだ。

能は、今でもノッテ来ると、見
物席でじっとしているのに精一
杯である。

だいたい、一糸乱れず、几帳面
で、見ていてドキドキしないよ
な、踊り出したくならないよう
な演技なんて、何が面白い?

室町時代の世阿弥の頃はみんな
うそうだったに違いないが、

ビートたけしさんの新鮮な眼は、
はからずもお能に一番大切な、
原始的なものをとらえて見せて
くれたのである。

僕は落語家のなりそこないだが、
談志師匠が2流を目指せと、口々
におっしゃていました。
一流になったらお終いだと・・
・・。

 


『相生』  -あいおいー

2018年04月25日 08時55分15秒 | owarai

「きみを知らない ぼくの過去と
ぼくを知らない きみの過去が

いま ひとつの未来を見つめて
いる
川が海へ還るように」

【生まれたときから死ぬまで
ずっと】
今でも神社のご神木などに、根が
一つなのに幹が二つに分かれた
古木を見つけることがあります。

「夫婦松」などの名前がついて
いることもあるでしょう。

そういった育ち方をした木のこ
とを「相生」と呼びます。

もともとはともに生まれ育つ
という意味の「相生」でした。

後に、そのことが転じて、
夫婦がともに長く生きることも
「相生」というようになりま
した。
「相生」に通じるということ
かもしれません。

夫婦など人生のパートナーと
は、一見別の人生を歩んでいる
ようでも、根っこのように
深いところでは一つになっている。

こんな関係が理想的かもしれません。

 


半分損してる    “男とつき合わない女は

2018年04月25日 08時01分29秒 | owarai
“男とつき合わない女は
だんだん色あせる。
女とつき合わない男は、
除々に阿呆になる。“
―チェーホフー『手帳』

肉体関係のことではない(笑

夫にガールフレンドがいず、
妻にボーイフレンドがいない
ようなら、大いに寂しがるぐ
らいでありたいものだ。

結婚は牢獄でも修道院でも
ない。結婚後は異性厳禁。

談笑したり、一緒に旅行して
はならないなんて決めつけて
しまわないことだ。

異性とまみえる機会がなくな
ってしまったら、男も女も、
自分磨きに精を出さなくなっ
てしまう。

できれば、夫婦ともども友だ
ちづき合いをするようになる
のが理想だろう。男女関係の
もつれからも安全でいられる。

配偶者には、ガールフレンド
やボーイフレンドでは味わえ
ない、安心感があるだろう。

そして、安心感があるとは、
なんと、心おだやかなことな
のだろう。

ひよっとしたら、異性の友だち
とは、夫婦である味わいを改め
て噛みしめるための存在ではな
いかと思ってしまいそうになる。

人生をさまざまに深めたり、豊
かにしたりしてくれる異性の友
だちを、あなたは何人ぐらいも
っているだろうか。

おはようございます 

2018年04月25日 05時48分10秒 | owarai

若者にとって、思うところの
美少女の家を訪ねるのはその
日が初めてだった。

「あんた、誰?」
ドアをあけたのはパジャマ姿の
男だった。

「今のは、兄です」
と言いながら美少女がパジャマ
男を押しのけて奥から出てくる。

「ママー!!」
パジャマ男と入れ替わりに三歳
ほどの幼児が玄関口に駆け込ん
でくる。

「今のは、・・・年の離れた弟
ですの」
美少女は、幼児の頭をこづきな
がら家の中に押しこめる。

「ワン、ワン、ワン!」
最後に、飼い犬が吠えながら
やってきた。

「犬になったお父さんよ!文句
ある?」美少女は、若者の目を
見据えてそう言い放った。

若者:・・・ソフトバンクか?

 


『好奇心のまなざし』

2018年04月25日 04時49分38秒 | owarai

「明日、自分が死ぬとしたら、
今日を一生懸命に生きていないの
はいやだ」これは僕の思いです。

「いつ死んでも悔いはない」とい
う意味ではありません。

起きて、仕事をして、テレビを見て
おしまい。それが人生最後の日なん
て、死んでも死にきれないくらい
悔しいと思うのです。

だからといって、夢のような出会い
やわくわくする冒険で日々を彩りた
いわけではありません。

明日で命が終わるとしても、後悔
せず、おだやかに世を去る方法

それは、今日をていねいに生きる
こと。これだけだと僕は思います。

ていねいに生きるには、その日が
大切な一日であることを思い出さ
せてくれる、きっかけが必要です。

何か一つだけでもいいから、暮らし
に新しさを投げ込みましょう。

毎日を新鮮にする一番の方法は
好奇心を持つこと。

ありふれた今日に潜む、新しさ
を見つける好奇心
なんともすてきな響きだと思う
のは、僕だけではないはずです。

新しさを見つける朝が、はじまり
ます。かけがえのない一日になり
ますように。

 


夜明け 

2018年04月25日 00時28分09秒 | owarai

彼の指は男にしては細く長い。
それすら、いとしかった。

・・・どうして、このひとは、
こんなにせつないのだろう。

私は? 彼にとって私は?
はぐれている同類?

せめて「愛している」のひとこ
とが欲しい、たとえ刹那でも・・
・・・

彼に、奥さんという人がいるら
しいことは、うすうすわかって
いた。でも、私たちの関係には、

それは、なぜか遥か彼方のよう
な気がした。
もしかしたら、小さな小さな駅
のある町に、すべてを置いてき
ているのかもしれないと思った。

夢をみる。深い夜に、レールの
向こうでたくさんの蛍が光る。

そのうちそれが、紫の羽を持っ
た無数の蝶に変り、なぜか白い
シーツをバックに舞っている。

それを小さな少年が、瞳をこら
して見ている。

横に、なぜかお下げ髪の少女に
なっている私がいて、怖くて
そばにへ行けない。「帰って
きて、帰ってきて」と叫ぶだ
けだ。

目覚めると、寝返りをうった
彼の寝息がかずかに聞こえる。
その体を、私はしがみつくよ
うに抱きしめた。

私たちの営みは肌合いも淡く、
少年のように起伏の少ない彼
の体は、時におそろしく不器
用に思えた。

それでも、私は彼に寄り添う
だけでせつなく、熱いものが
こみ上げた。

その一瞬だけでいいと、いつも
思った。その刹那だけが真実で、
あとはなにもいらない。

youTube

ミルクティー/UA cover.(Vo.Kumi Sato Arr.Hiyoko Takai)

https://www.youtube.com/watch?v=6MjxerN6nec


「目の前のオムレツに集中」/

2018年04月25日 00時00分34秒 | owarai

ずっと楽しみにしていた高級イタリ
アンレスタランへ行き、滅多に食べ
られないフルコースをいただこうと
した。まさにそのとき、

「昨日、彼とケンカしたけど、私は
悪くなかったはず」
「また仕事で失敗しちゃった。この
仕事に向いてないかも・・・・」

なんて、ネガティブなことを考えて
いたら、目の前にある美味しい料理
を堪能できなくなってしまう。

過去のイヤな記憶や、先の見えない
未来ばかりを気にして、今、この
瞬間を楽しめない。そんな人は、

この先、どんなに素晴らしい体験
をしても、同じようにクヨクヨす
ることになると思いませんか?

何か楽しいことをしようとして
いるときは、過去のことなど一切
忘れて、そして先のことを思い

煩ったりもしないで、“今この瞬
間”をめいっぱい楽しむことに
集中しましょう。

今がせっかく楽しくて、うれしくて、
愉快なことばかりなのに、

既に終わったことや、まだ始めて
もいないことにエネルギーを消耗
させることほど、もったいないこ
とはありません。

今が楽しめれば、それはいずれ
“幸せだった過去”となって記憶
に残ります。

「今を楽しむ」癖がついていれば
、それは “幸せな未来”を約束
されたも同然です。

脇目も振らずに今をとことん楽
しむ。それが結果的に、過去も
未来もイキイキと充実させる
秘訣なのです。