わたしたちは、幸せだった。
とても幸せに暮らしていた。
捲っても、捲っても、
白いページは減らない。
まるで幻のように美しい、
本物の幸せ。
愛する相手に借りがある。
いつもそう感じている人こそ、
本当に愛しているのです。
とても幸せに暮らしていた。
捲っても、捲っても、
白いページは減らない。
まるで幻のように美しい、
本物の幸せ。
愛する相手に借りがある。
いつもそう感じている人こそ、
本当に愛しているのです。
水いろのひかりさしこむ
窓に
きみはひとりぽつん
風にきみの顔がにじんで
・・・・・・・
水いろの陽に濡れる机に
きみはほおづえついて
今朝の夢のつづきを思い
出す
さあ
あたまに帽子のせて
でかけなさいな
ほら外はいい天気だよ
水いろのひかりあふれる
部屋に
朝は悲しすぎる
風にきみの夢がにじんで
さあ
あたまに帽子をのせて
でかけなさいな
ほら外はあんなにいい天気
だよ