成功する男の第一条件は、
得も言われない明るさを身
体全体から漂わせながら、
絶えず物事の明るい面を見
て前向きに対処することで
す。
「黒澤監督の『羅生門』の
終わりのほうに、『真実とは、
所詮、その人が真実と思い
たいものにすぎないのでは
ないか』という文句はある
が、
この考え方を応用すれば、
人生の暗黒面にばかり目が
いく人は、人生というもの
を暗く思いたいからにすぎ
ない、と言えないであろう
か」
何事にも二面性があり、光
の当て方によって見え方が
違います。
いつも物事を暗く考える人
は、はじめから明るい面に
光を当てる気もないのだか
ら暗い面しか見えません。
これでは、前向きに物事に
取り組むことはできません。
ヒマワリが太陽に向かって
花を咲かせ、虫が灯の周りに
集まってくるように、人も
運も明るい人の周りに集まっ
てきます。
成功するためには、まず90%
の満足を持って楽観的に前向き
に生き、10%の不満を刺激
して、向上していく努力を
することです。
人を信じきってしまう人と
いうのは、
じつは自分を信じていない
んじゃないだろうか。
自分にこれといった強みがな
いから、
人によりかかりたいだけなの
かもしれません。
自分に足りない何かを、
人を信じることで埋めようと
しているわけです。
この”薄い”というのは、
恋愛自体を薄くしてしまう
という意味ではなくて、
気もちに余裕をもつという
こと。
恋愛に向かう気もちは百パ
ーセントだったとしても、
それを相手に表現するに
あたって、ある程度の節度
や自分らしさを保ちましょ
う、
ということです。
◇
「白いラビリンス」
熱い想いを冷ますのを
通り越し そのまま
フリージングしてしまう
ような雪もあるのだ
白さは 闇の夜を
浮き立たせ 赤裸々に
悲しみまで 暴いて
時として残酷だ
幼い日 あどけなく 白く
無垢だった 雪の世界は
大人になって さまざまな
想いで 見上げ 眺め
ただごとでない 白い吐息
つかせる
ただ あらがいようのない
白い世界は
すべてのもを 均一にする
威力を持っている
都会の雑多な色合いも
人々の 喧騒も 営みも
白という まっさらな
色なき色と 音なき音で
時に残酷に 時にあたたかく
均一 平等に戻す
Theme from “The Young and the Restless" (“Lost") — Long Version
https://www.youtube.com/watch?v=gWFP-P9YBv0
【英雄とはなにか】
司馬遼太郎『国盗り物語』
の斉藤道三(美濃一国の城主)。
「国主になりたいものだ」
と乞食がつぶやいた。
ひとがきけば狂人とおもう
だろう。
が、乞食は大まじめである。
事実、この夜のつぶやきは、
日本史が永久に記憶しなけ
ればならなくなった。
「草の種ならば、種によって
菊にもなれば、雑草にもなる。
が、人間はひとつの種だ。
望んでのぞめぬことはある
まい」
司馬遼太郎『国盗り物語』
ソフトバンクの孫正義氏が
学生時代、日本マグドナルド
創業者の藤田田氏に熱烈に
アピールし指導を受け渡米し
事業をするきっかけとなった。
そのときの正義氏の口癖が、
“俺は日本一の豆腐屋になる”
と、
豆腐を数える単位一丁と一兆円
をもじり公言実行した。
中島美嘉 - 雪の華 / THE FIRST TAKE
https://www.youtube.com/watch?v=fcVHGZVCkDI
男女の恋愛に関する和歌や詩。
恋心の切なさをよんだ歌。
あかねさす紫野行き
野守は見ずや君が袖振る
額田王
(紫草の植えてある野や、立ち入り
禁止の野を、あちらこちらへと行っ
て私に袖を振って合図するあなたの
姿を、野の番人は見とがめないでし
ょうか)
紫草のにほへる妹を憎くあらば
人妻ゆえにわれ恋ひめやも
大海人皇子
(紫草のように美しいあなたを、
私が憎く思っているとしたら、
あなたが人妻であるのに、どう
して私が恋するでしょうか)
「この世に存在するあらゆる
ものは、人間の心に描かれた
ものが形となって現れてきま
す。
人間の行動も同様で、心に思
ったことが行動となって現れ
る。仕事も健康も、あらゆる
ことにおける力の根源は自分
自身の心である。
実在意識は思考や想像の源で
あり、潜在意識は力の源だ」
潜在意識を強化するには、絶
えず声に出して自己暗示をか
けることです。
気力が萎えるようなときは、
カラ元気でもいいから「自分
は元気だ」と言っていると、
だんだんと現実も自然とそ
うなってきます。
そんな元気印の人の周りに
は、自然と元気な人が集ま
ってきます。
そこで交わされる会話も
自然と活気にあふれて瑞
々しい。
こんな雰囲気の中で生ま
れているアイデアは絶対
にアクティブでフレッシ
ュなものになるはずです。
とにかく声に出していると、そ
の効果は何倍にも高められる。
逆に悪い言葉や消極的な言葉
を使っていると現実もそう
なります。
人間は誰でも、いくつも欠点
を持っているし、コンプレッ
クスも悩みもある。
自分には才能や感受性がない
からとあきらめるのではなく、
心をきちんと持って肥料をや
って育てていければどんどん
成長していくものである。
生まれつきの才能はもちろん
あるだろうけれども、そういう
ものは放っておけばなくなる。
才能ある人でも、心をかけて
自分を一生懸命に磨き上げる
からこそ、いい仕事を残す
のである。
さして才能がないから自分は
駄目だと放り出すよりも、自
分を大事にして心を持ち続け
ることが大切であると作家の
辻邦生さんは語る。
本を書くにしても、人はたい
へんなことと思うかかもしれ
ませんが、人より少し早く
起きて、
出かけるまでに五ページなり
十ページを書くだけでいい。
ただ毎日続けていると、ある
日気がつくと何百ページに
なっているだけのことです。
毎日やることだけきちんと
やっていれば、自然と仕事
はでき上がっていきます。
これは何でも同じで、「~
がない」と嘆いたりする
ことなく、毎日きちんと
心に決めたことをじっと
やり続ければ成果は自然
とついてきます。
ローマの哲学者セネカは、
「いかに永く生きたかたでは
なく、いかに良く生きたかが
問題だ」と言いました。
長寿者の話を聞くと、別に
長生きの目標を立てたいわ
けではないそうです。
毎日を思い煩うことなく楽
しく、規則正しく過ごして
きた積み重ねが、
つまり良く生きた結果が長
寿に結びついたわけで、こ
れは素晴らしいことだと思
います。
「長生きをしようと食べ物
や健康法などに凝るのは、
それ自体がストレスになり
やすい。
どんなに注意して生活して
いても、人間には寿命があ
る。
だから、明日死んでもいい
くらいの気持ちで、今日一
日を充実して過ごしていれ
ば、いつ寿命がきても満足
して旅立てる」と斉藤茂太
(精神科医、随筆家)
さんは言う。
自分を成長させ、金を稼いで
子どもを育てていく第一の
人生には目標が必要だが、
第二の人生まで目標を立てて
明日に期待するのはどうかと
思います。
それよりも、今日一日をどう
充実して過ごすかという覚悟
を身につけていくほうが大切
な気がします。
そうすれば、明日もきっと楽
しく過ごせるはずです。