ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「シャボン玉」

2022年03月29日 11時10分32秒 | owarai

 

初めてのキス、初めてのデート、シャ 
ボン玉のようにふわふわ飛んで、空中 
でばちんと弾ける、そんな片思いの 
恋をいくつか経たあと、 

わたしはまるで巻き込まれるように、 
苦しい恋に落ちた。 

それは、手探りで進むしかない 
真っ暗な闇の谷底に、真っ逆さまに 
堕ちてゆくような恋だった。 

 

 

どうしようもなかった。 


「隠せぬ背中」

2022年03月29日 11時05分08秒 | owarai

 

正面は堂々とした態度に見え 
ても、背中が弱点をあらわして 
いる人がある。どんな人間も裏 
は隠せない。 

吉川栄治に『背中哲学』という 
随筆がある。そのなかで、次の 
ように書いている(『われ意外 
みなわが師―私の人生観』)。 

「前から見ると、くしゃくしゃ 
な顔をしているけれど、背中から 
見ると、円光の輝いている人は、 

私の知己の中では、菊池寛氏だと 
思う。一緒に歩いている時など、 
後からあの背中を見ていると、 

ただまるっこく肥えているだけだ 
が、縹渺(ひょうびょう)として、 
何か味がある。その味はどんなもの 

かというと、『後の安心』とう相だ。 
背中には、家庭がそっくり描いて 
ある。 

いかにも、搦手の木戸は安心して、 
大手に向かって床几をすえている 
城将の趣だといつも思う」 

さらに、 
「しかし、夜の銀座裏を歩くとき、 
なんと、そこにまだ『帰らぬ良人』 
がたくさんに酒の灯の下をうろついて 

いることだろう。あの酔っぱらい 
達の背中には、脆さや、不安定や、 
空虚だらけだ。この人達が、安定の 

後光を負ったら、みんな倍も仕事を 
するだろうと思う」 
と続け、手厳しい。 

「人の背中は見ゆるけれど我が背中 
は見えぬ」という。自分には見えぬ 
背中が、他人には隠せないのでつ 
らい。 


すきばやし次郎 Ⅱ

2022年03月29日 08時56分47秒 | owarai

 

【コラム:すきやばし二
郎の履歴書】

腕のよい職人が出す品は、
どこで修行をしてきたか、
わかる場合があるという。

銀座の「すきやばし二郎」
の店主、小野二郎氏は、

1925年生まれ、
浜松で板前をしていたが
26歳で、銀座の名門

鮨店「与志乃」(よしの)に
弟子入り。

先代、吉野末吉(故人)に
天才肌を見抜かれ、三年
後、大阪店の花板(板長)

として腕を振るう。その後、
東京に戻り独立。

小野二郎氏の戒め
・タイは握らない。

・採算を度外視しても
シンコを握るのが鮨職人
の意地。

・高価希少な星ガレイは
白身の王者に非ず。

・鮨を食うのに、順番はなし。

・握ったら、すぐ口の中へ。

余談だが、
吉野末吉が亡くなると、
「与志乃」のから客が離れる。

名門は、一代限りが掟。

技とあの世にいくのが鮨職人
と落語家なのである。 

 

https://www.youtube.com/watch?v=tA3etxbhwvk&list=RDMM&start_radio=1&rv=AbZo4xQy9nA


ビルの谷間で

2022年03月29日 08時47分10秒 | owarai

 

 

黄昏どきが人を淋しくさせる。 

昼と夜が溶け合う微妙な時間。 

夕焼け空がやがて蒼い闇に 

覆われると、忘れていた思い出が 

よみがえる。 


かなえられなかったときの 

絶望感。 

 孤独は心を強くする。 

自分の弱さを見つめ、 

心を磨き、 

本当の恋をつかんでいくのか。 

淋しさを味わうことも恋の一部 

かもしれない。 

https://www.youtube.com/watch?v=MYcZ6s3z1jg