ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「いつも瞳は澄んでいよう」

2023年09月08日 13時10分58秒 | owarai
明治の女流歌人・与謝野晶子
の生まれつきの器量は、あま
り恵まれていなかったそうで
す。

それが晩年の晶子はほれぼれ
するほどに美しかったと言い
ます。

堺の旧家のいとはん(お嬢様)
として育った晶子が、与謝野
鉄幹を慕って家出、たくさん
の子供をかかえ、貧困にあえ
ぎながら夫の鉄幹を励まし歌
や文学の道を生き抜いた厳し
い生きざまが、

晩年の晶子を、いぶし銀のよ
うな美しさに磨きあげたので
しょう。

昔からの諺に、
「目は口ほどにものをいい」
「顔は心の窓」といいます。

どんなに美しい目や美しい
顔立ちをそなえていても、
その目に光がなく、その顔に
生気がなければ、少しも美し
さは感じさせない。

美しさは造作ではないのです。
ましてや塗ったり染めたり
するような洗ったらはげてし
まうようなお化粧で左右でき
るものでは決してありません。

“いつも心は燃えていよう
  消えてしまっては駄目
いつも瞳は澄んでいよう
 濁ってしまっては駄目

しっとり湿る疑問符軒先に吊るしてあした逢うか逢わぬか

2023年09月08日 13時09分40秒 | owarai
「疑問符」は実態のあるもの
ではないから、比喩的に「相
手への疑問を消しきれずに、
軒先を見つめて、思いを
宙に漂わせる。

この人といつまでも一緒に
いたいと思う感情って、
こんな短時間で形成される
んだ・・・・・
人が人に惹きつけられるの
って、時間じゃないよね。

その人の個性がはっきりでて
いて、
それを好ましく思えば、
こんなにもすぐ人を好きになれる


YouTube
Motohiro Hata - Rain (Long Version)

https://www.youtube.com/watch?v=ZZAa_S0hY1Q

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数多(あまた)なる窓を集結せるビルの互(かた)みに背(そ)むき立ちてゐたりき    >『傷心と空虚、どっちをとるか』

2023年09月08日 13時08分57秒 | owarai



結婚を別にして、人間は、男と女の
関係が始まったらあとは別れがある
だけだ。これは体験的要素。

問題は、別れがはやい時期におとず
れるか、あるいは少しでも先にひき
のばせるかだけ。

恋の初期があれだけ甘美でめくるめ
くような興奮で満たされるのは、つ
ねにどこかに、いつかこの恋で終わ
ることを恐れる気持ちがかならずか
くされているからである。

あなたは、『空虚』と『傷心』と、ど
ちらをとる?」

私は、「なにがなんでも
『傷心』に決まっている」と飛びつけ
ないのだ。

若いときの傷のなおりははやい。傷口
はすぐにふさがり、傷あとさえ残らない。
肉体的にもそうだ。ヤケドなどしても、
二~三日で消えてしまう。

ところが年をかさねるにつれて、傷は
なおりにくくなり、傷あともなかなか
消えない。へたをすると、傷口は永久
に残ってしまうこともある。

しかし冷静になって考えると、男と女
の関係、いいではないか。別れもまた
いいではないか。大事なのはどのよう
な別れをするか、その別れの質なのだ
から。

せめて、いい別れ方のできる恋愛であ
るよう、と心をくだくべきであって、
ティーンエイジャーのように尻込みす
るときではない。

いまは初秋である。庭を吹く風に透明度
がくわわり、ひんやりと冷たい。
それにしても妙にさびしいものだ。

 

背を向けてコンパクトひらく友たちの息づかひかな女といふは

2023年09月08日 11時39分45秒 | owarai
化粧直し、という、男は

ほとんど目にすることの

ない場面である。いっぽう

その時間は、男に見られる

女を作る時間でもある。



【女はすぐ過去の男を
      忘れられる】

一口に失恋といっても、
男と女とではかなり違い
がある。

女は現在幸せで充実した
恋をしていれば、以前の男の
ことなんか忘れてしまうところ
がある。

男はそういかない。意外にいつ
までも、過去の女性の面影を
引きずって歩いてゆくところが
ある。


セックスでも、実際には女のほう
が男よりも動物的。男のセックス
はもっと知的、というか、単なる
生理的営みいうことからちょっと
離れた夢、ロマンみたいな部分を
求める。

女性は生理的に、新しい恋人が
できれば古い男のことなんか
忘れてしまえる

 失恋した場合でも女は一時的
にかなり傷つくけれど、立ち直る
のも早い。次の男が現れるや、
もう古傷なんかなんのその、
前の男が生きているのか死
んでいるのかさえ興味がなく
なってしまう。

それが女というものの本性
なのである。

女がこんなふうに水くさくでき
ていること、それはあながち
非難できない。

というのもそれは女が、自分
で自分を守ろうという本能から
発したものであるという気が
するからだ。

実際、女の心と躰は、男のよう
にいつまでも昔のことを引き
ずっていたら、生きてゆけない。
故に、神さまがそのように作って
くださった配慮なのだろう。

 男の場合は「オレは百人の女
を知っている」というと、英雄色
ヲ好ムで勲章になるけれど、
女が「男を百人知っています」
などど言っても自慢の端くれ
にもならない。

そういう意味でも女は過去の
ことを忘れられないと生きて
いられない。

処女を捧げた男のことが生涯
忘れられません、なんてやって
いたら、次の恋とは生きていけ
ないのである。

 神さまは実にうまく作ってくだ
さった。自分のなかの女を大事
に守ってゆくために、前のこと
をすっぽり忘れられる生理を
プラスして。

つまりこういう具合に失恋といって
も、男と女では様子が違うので
ある。

乾いた砂に、染み込んでゆくような、熱を籠めて。

2023年09月08日 11時37分02秒 | owarai




夏の名残りがまだどこかに
漂っている 秋の初めの
日曜日の午後 海を見にゆく

古本屋のかえりも
海を見にゆく
あなたが病気なら
海を見にゆく

こころ貧しい朝も
海を見にゆく
ああ 海よ
大きな肩とひろい胸よ

どんなつらい朝も
どんなむごい夜も
いつかは終わる

人生はいつか終わるが
海だけは終わらないのだ

かなしくなったときは
海を見にゆく
一人ぼっちの夜も
海を見にゆく


花さきみのらむは知らずいつくしみ猶もちいつく夢の木実

2023年09月08日 11時35分18秒 | owarai



花が咲き、実るかどうか、
それは知らない。けれど
私は「夢の木実」を、な
おいつくしみ続けよう・・・。


“愛は事(じ)なり」といえり”
「愛とは、相手に合わせる心で
ある」
恋愛中は、彼女(彼氏)の
趣味や行動に自分を合わせる
ことがまったく苦ではありま
せん。

たいくつな恋愛映画を観に
行って二人で感動したり
します。
ところが、結婚して10年も
経つと、結婚当時の熱い思い
もさめてきて、お互いに相手
に合わせることができなく
なります。

「愛」とは、恋愛や夫婦愛ば
かりでなく、親子愛、師弟愛、
友愛など、さまざまであるこ
とは言うまでもありません。

また、「事」とは、同事の心です。
同時の心とは、自分の立場を
捨てて、相手と同じ境遇に
なって協調できる心のこと
です。
社会生活で言えば、立場が上
の者や弱者を守ることです。
たとえば、医者で言えば、患者
に対して専門家の義務を
果たしながら、患者の目線
になり治療をすることです。

これは、親が子に対して、
教師が生徒に対して、上司
が部下に対して、役人が
市民に対して、
あらゆる人間関係において
必要なことです。
もしも今、夫婦関係が停滞
気味でしっくりいかなくて
も、セックスレスでも
お互いに同時の心を実践す
るだけでもそれは改善でき
る。
「愛は事なり」といえり。