ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

ときどき 悲しい

2023年09月28日 17時22分36秒 | owarai

 

わたしを名付けないで

娘という名、妻という名

重々しい母という名でしつら

えた座に

座(すわ)りきりにさせないでください

 

わたしは風

りんごの木と

泉のありかを知っている風

 

私を区切らないで

  • (コンマ) や  .(ピリオド)

いくつかの段落

そしておしまいに「さよなら」が

あったりする手紙のようには

こまめにけりをつけないでください

わたしは終わりのない文章

川と同じように

はてしなく流れていく 拡がっていく

一行の詩


声が聞きたい 声が聞きたい 声が聞きたい

2023年09月28日 16時54分02秒 | owarai

生きることは「出会うこと」です。

それをおそれて一体何がはじまる

というのでしょう。

 

旅をしてみる、新しい歌をおぼえ

てみる、ちょっと風変わりなドレ

スを着てみる、気に入った男の子

とキスしてみる、寝てみる、失恋

もしてみる、詩も書いてみる

 

 一つ一つを大げさに考えすぎず、

しかし一つ一つを粗末にしすぎな

いことです。


完璧な演奏と、心動かす演奏は、違う。

2023年09月28日 13時05分37秒 | owarai
音楽は、ただ間違いなく
演奏されればいいという
ものではない。

その旋律に込められた、
作曲家の、そして演奏する
人間の思い。
瞬間の音色の美しさと、
メッセージ、
その両方に心を動かされる
のだと思う。

それはまさに、高度な知の
共鳴である。
私たちは、どこまでその領
域に踏み込んでいけるだろう。

人の心に近づいてゆく挑戦を。


「わたしを眩しそうな目で見つめて」

2023年09月28日 11時44分01秒 | owarai
彼は、自分の持っている
すべての優しさを注ぎ込む
ようにして、微笑んだ。

その微笑みは、わたしだけ
に向けられているようにも
見えたし、わたしを通り越
して、

宇宙の彼方を彷徨(さまよ)
っている惑星の住人に向け
られているようにも見えた。

わたしたちはグラスを合わ
せた。カチッ、と音がして、

何かがつながり、もう二度
としないと決めていた恋が、
控え目に始まった。

ナケレバ、ツクレバ。

2023年09月28日 11時41分04秒 | owarai
夢がなければ
→つくればいい
希望がなければ
→つくればいい
元気がなければ
→つくればいい

どこにもないという理由
で、あきらめるクセは、
もうやめよう。
コドモの頃を思い出そう。

無敵のヒーローだって、
魔性のお城だって、タイム
マシンだって、
みんな自分のアタマで、
素敵につくりだしてたよね。

今ないものを描く「発想力」
が、今大切。
それをカタチにする「技術力」
、チーム作が行動力。

かっぱえびせんのメーカー
は、親の引継いだ小麦粉
会社の負債の中から生まれた。

ナケレバ、ツクレバ。

その気持ちを忘れずに、
どこにもない今日を、
想像もつかない明日を、

どんどんつくれば→
未来がもっと好きになる
(と、いいね)。


https://www.youtube.com/watch?v=sIoquPMcG_E

カクテル・フレンチキス「ショート・ショート小説」

2023年09月28日 11時39分20秒 | owarai
彼は、とびきり上等の嘘が
つける人だった。

「ふたりで商売をすれば、二十
四時間、一緒にいられるだろう。
俺はキミさえいてくれたら、ほ
かには何もいらないよ」

真っ白なシーツとシーツのあい
だで、裸で彼と過ごしている
時間には、それはなんだか本当
に実現しそうなことのように
思えていた。

目を開けると、窓の外には、く
すんだ大阪の空が広がっていた
けれど、彼に抱かれて目を閉じ
れば、わたしは容易に「原色
の世界」に飛び込んでゆくこと
ができた。

けれども、旅には始まりと、終
わりがある。

恋も同じだ。

情事はもちろんのこと。
そう、つまるところ、人生も
同じなのだ。

それは始まって、必ず終わる。
例外はない。