アウトドアが好きな喜寿を迎えた元気な爺さん、略して「アド爺」の独り言

玄関の外はアウトドアの世界。山歩き、スキー、ウヲーキング、釣り、ゴルフ、各種イベント巡りと楽しむことが一杯。

渓流竿の穂先を安価で交換修理した 

2020年07月14日 | 釣り
 渓流釣りの竿は10本以上の継ぎだが、一本だけ破損することが往々にしてある。竿を持って転んだ時、大物を掛けて無理した時、何気なく穂先を曲げた時等。今回、釣具店でDIY用のFRP穂先を買って加工し交換した。


 渓流竿の穂先
完成型。竿は硬調で先調子、穂先は細く良く曲がる。


 穂先の二本繋ぎ
渓流の師匠からは、渓流竿は消耗品だからと教わっている。確かに色々あって良く破損し、部品として保管しておき、それ等を組合わせて補修したりしている。
手持ち部品からは、穂先は一本が好ましく二本繋ぎなら出来たが、ちょっと無理が有るかな。


 テーパ付きFRPロッド
店で一番細い穂先材を購入。ロッドの根元は竿の二番より太い。


 穂先
二本繋ぎの先端長は10㎝強、購入材なら一本で40㎝以上にはなる。


 作業開始
まずテーパーの細い先を二番の先に突っ込んで、止まる所にマジックインキで印を付ける。


 テーパーの調整
印から根本側を削ってテーパーを緩やかにしていく。穂先を出来るだけ長くするのと、二番の内部との接触長を長くするため。削ってはペーパーで滑らかにする繰り返し。


 不要部の切断
穂先を引き出し時に二番とは2~3㎝重なっておれば良かろう。金切鋸で切断。
重なり端の印でピッタリ。ちょっと強く引いたらすっぽ抜け、削り過ぎ。


 太さの調整
心配ありません。連れ合いの高級マニュキアをお借りし、ピッタリ。


 曲がり具合の確認
超先調子の良さげな曲がり具合。


 仕上げ
釣具用の塗料を塗り、リリアンを装着して完成。

 先般の釣行で持参した二本の穂先を破損し、万事休す。穂先無しで釣ってみて釣れたがガサツな釣り味でなんだかなー。釣具店で竿の品番に合わせた交換穂先は¥3000、汎用の交換穂先は¥1800、加工が必要だがテーパーロッド素材は¥440。次回、どんな釣り味になるか楽しみだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする