8月初めに八ヶ岳の山旅を楽しんだ。幾つか思い返す事を記したい。
地蔵尾根の急登から横岳方面
① ヘルメットの話
地蔵尾根は急登で梯子や鎖が設置されているが、岩稜歩きではヘルメットを推奨する風潮、落石や落下などへの対応もあり、当方は今月に喜寿になるので身体能力の低下も有るので持参する事にした。地蔵尾根のジグザグの登山路で下りの方が道を譲ってくれた時、その方の足元から下の登山路へ石が転がり落ち、思わず「ラクッ、ラクッ」と叫んだが、後続は離れていたのでそのまま済んだ。やはりどうかなと思ったらヘルメットは持参した方が良さそうだ。
地蔵の頭から横岳方向
② 帽子、日焼けの話
夏山は紫外線が強い。ヘルメットとズレ防止にランニング用のキャップで登り始めた。稜線に出て、つば広のハットを小屋に忘れてきたのに気付き、横岳は岩稜続きなのでそのまま歩いた。小屋に帰った夕方、頬が日焼けでヒリヒリ、軽い火傷みたい。アウトドアでは日焼け止めを塗るが、今回はキャップが有るからと怠った。帰宅後ローションは塗ったが、皮がむけ元に戻るのに一週間かかった。当方は美容には関係ない年代なのでまあいいか。
イブキジャコウソウ
③ 塩キュウリ、ブドウの話
汗をかく夏山では水気の有るキュウリやブドウが美味い。冷やしたスイカやトマトを売っている山小屋もある。当方はこの時期、塩キュウリやブドウを持って行くことが多い。ブドウは粒をばらしてタッパーに入れてザックへ。挨拶代わりに差しだすと皆さん喜んでくれ、会話が進む。塩キュウリも興味を持って手を出してくれるが好評だと思っている。
此処で塩キュウリの作り方; まずキュウリ一本を軽く洗ってヘタをカット、縦に4分割し真ん中で切って8分割になってジップロックへ、塩を小さじに四分の一くらいかな、振りかけてジップを閉めてザックへ。朝作って、歩いているうちに適当に揉まれて完成。準備は簡単だが塩加減がポイント。多すぎると塩辛くて不評。岩塩だと種類で味が変わるみたい。弟の遠征土産のヒマラヤの岩塩では、ほんわりと柔らかい味みたい。ミネラル補給にもなる、お試しあれ。
山歩きを続けていると経験、知識は溜まってくるが、出掛けてみると何か忘れたり、失敗も出て来る。これも山歩きと呟いてみたりする。
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