伊豆・大島へ磯釣り旅行 余聞 １１月下旬

　伊豆・大島の磯釣りグループ旅行は大いに楽しんだ。トラベルの語源はトラブルだそうで、ハプニングに加え高齢者の混じる旅にはそれも増える。


　大島の海岸風景

①　熱海の駐車場
　大島一泊の旅行で車を何処で駐車するか。ジェット船の発着場付近はどうにも高額になりそう。客待ちの運転手に聞くと何処も同じ、そこにも有るよとの返事。結局ちょっと離れるが私営の海辺の駐車場に停めたが、翌日は￥1300と信じられない料金表示。そうか一泊だと地元に貢献へのご褒美か、素晴らしいと勝手に解釈。

②　車の鍵が無い
　旅行中に車の鍵を無くすと大トラブルだ。翌朝の出発時、鍵が見当たらないと着衣を探り、部屋に戻って捜索のないない事件発生。結局リュックサックの隠しポケットから出てきた。大事にし過ぎたな、大笑い。

③　カップラーメンが無い
　磯で食べるラーメン、コーヒーは殊の外美味い。幹事さんが気を利かせて重いバーナーと水を磯に運んできた。カップラーメンは各自持参だが、昼食時に一人が出しておいたカップラーメンが無いとないない事件発生。皆からは疑惑の目、本人は真剣。磯からの帰り路にカップラーメンの空箱とスープ袋を発見、麺が見当たらない。カラスだ、お好みの銘柄だったらしい。

④　玉ウキが無い　
　近所に良さそうな玉ウキが無いので買ってきてくれと頼まれた。磯で渡そうとしたらケースごと無い。荷物を全部ひっくり返してみたが無い、ないない事件発生。リュックに入れ忘れたのかなと帰宅後捜索したが無い。釣友に請求する領収書だけが残った、謎が残ったままだ。

⑤　就寝中に足がつった
　釣り場が溶岩帯の悪路で足が疲労したのだろうか、現職バリバリのメンバーから朝方聞かされた。足がつると自分の意思と関係無く筋肉が硬直してやたら痛く、大変だったろう。対策は漢方薬のツムラ６８番が有名で原料は芍薬甘草湯、登山者には携帯している方が多い。即効性なのが有難い。


　釣果
帰宅後の画像を送って来てくれた。刺身、塩焼き、味噌煮、昆布締めと色んな料理で楽しむと聞いた。

　旅の恥はかき捨て、害にならない小さなトラブルはスパイス、楽しい思い出にしてくれた。