チビ猫が、やたらとおしりのまわりを舐めていたのだけど、ちゃんとおしっこは出ているし、食欲はあるし、持病の尿管結石では無さそう………と思っていたら、突然、肛門の横にバックリと大きな傷口が!
なんだこりゃー!!! と驚愕しましたよ。
ケツに何か引っ掛けたのかー???
つうか、そんなバックリ皮膚が割けるような危険物が、家の中にあるのかー???
で、動物のお医者さん。
受付で「肛門の横に傷が」と言っただけで、診断がつきました。
『肛門嚢膿瘍』でした。
猫や犬のおしりには、肛門嚢というキッツーイ臭いをだす腺があるんですが、それが何らかの理由で詰まって炎症を起こし、さらに膿みがたまって、ついに破裂しちゃった…ということらしいです。
チビ猫の場合、去勢前はぴゅーぴゅースプレーしまくりだったのですが、それがなくなって落ち着いた分、分泌物が溜まってしまったようです。
傷口は1cm近くもバックリ開いているので、そこを消毒薬をしみ込ませた綿球でぐりぐり洗浄するのは、相当痛い。
それが、1日3回。
かわいそうだけど、我慢してもらわなきゃ。
本当は抗生剤も飲ませる方がいいのだけど、チビ猫は抗生剤があわなくて、いつもげーげー吐いて体力を消耗してしまうので、消毒と軟膏で何とか回復を願いたいところです。
で、薬を舐めないようにエリザベスカラー。
足を高くあげたら、このうっとうしいものも乗り越えられると思っているらしい。
行進のような歩き方になっているチビ猫です。