みちくさをしながら

いろいろあって、生活を見直している日々。

キノコの森とツバメの空と(撮影日:6/27)

2013-06-30 19:29:26 | 生き物・植物
お散歩報告です。

ずっと梅雨らしい天気に散歩に出られないでいましたが、久しぶりに雨上がりの里山を散歩できました。

雨上がりの笹薮はキノコの競演でした。まるで、小人たちがひょっこり顔を出しそうな光景。
小人はいませんが、ダンゴムシがいっぱいでした。落ち葉を食べるダンゴムシですが、キノコも好物なんでしょうか?
 
 
 

去年、なめこのようなキノコが生えていた切り株は、残念ながら見つけることが出来ませんでした。

梅林まで足を伸ばしてみたら、下草にネジバナが咲いていました。


こちらはジャノヒゲ。園芸の下草によく利用されますが、東アジアの森林に広く分布する草でもあります。実もきれいだから楽しみが増えました。


近くの畑にツバメが降りていました。顔が泥だらけです。泥浴び?
 

こちらに気がついて飛び立っていきました。
 

ツバメが飛び立った後の空です。


キノコの森(撮影日:6/27)

『レイトン教授と超文明Aの遺産』今回は思いっっっきりネタバレ(補足あり)

2013-06-23 18:18:26 | その他のゲーム
※読み返してみたら、あまりにバカな文章だったので最後に補足入れました(6/24)

前回はレビューになっていないレビューでしたが、今回もしつこく『レイトン教授と超文明Aの遺産』の感想をば。

今回はストーリーについての感想です。本当にネタバレ&個人の好みだだ漏れなんで、読みたい方はそれを踏まえて読んでね。


公式サイトをそのまま引用すると

レイトン教授の元に届けられた一通の不思議な手紙。
それは古代文明発掘の権威である、サーハイマン博士からの『生きているミイラ」に関する調査依頼だった。

現地に向ったレイトンたちが目のあたりにしたのは、氷づけのまま眠りつづけているる少女。
この奇妙な少女との出会いをきっかけに。謎の古代文明をめぐる物語が動き始める。
はたして少女は何者なのか…?


と、まあこんな感じなんですけれど、その古代文明ってぇのがアスラント文明で、現在知られている他の古代文明よりもさらに数百万年も過去の文明で、現在の人類よりもずっと高度な文明を持っていて…ってことらしいっす。

で、氷づけから解凍…じゃなかった解放された少女アーリアとアスラントの秘密を狙って、タージェントっつう組織が暗躍するんですがね。
こいつら、人は殺すわ、スコットランドヤードに密通者はいるわ、軍隊並みの装備を持ってるわ、と目的のために手段を選ばん組織なんです。まあ、挑んでくるのは謎解きなんですけれど…。

で、そいつらに狙われながら、鍵となる「エッグ」という遺物を探しに世界中を旅するんですがね、未知の文明のはずが人里や町中に遺跡がゴロゴロしてるんですな。ちょいと、その辺は興ざめでした。エッグ探しもただの幸運グッズとして人の手から手に渡っていたとか、犬…もとい狼の首に下がってたとか、今ひとつ感が…。グラフィックはきれいなんですけれどね。

それはさておき…エッグ探しが終わるとタージェントの本部に乗り込むことになるんですけれど、そこからラストまでは、もう、怒濤の展開!

実は!サーハイマンは過去にタージェントへの協力を拒否して妻子が殺されていたとか、実は!サーハイマンがレイトンの宿敵デスコールだったとか、実は!レイトンの助手のレミがタージェントのスパイだったとか、実は!タージェントの首領ブロネフがレイトンの父だったとか、実は!デスコールがレイトンの兄だったとか、それはまあ、実は!実は!実は!とサプライズが続く、続く。

そんでもって、最終的に遺跡を復活させる方法がアーリアを生け贄にすることだったんですね。で、ブロネフが実行しちゃって発動すると、遺跡が空中に浮かび上がり中から大量のロボット兵が出現して地上を破壊し始める…はい、途中から何かと混じってますねー。ネタじゃないですよー。これが、本当にそういう展開なんですよー。

何でも、アスラント人はロボット兵アスラントドールという人間に変わる存在をつくり出したんだけれど、奴隷のように扱ってアスラントドールに反逆されて滅んでしまったらしい。そんでもって、未来の人がアスラントの秘宝を発見した時に同じ過ちを繰り返さないかどうかを見届ける番人として残されたのがアスラントドールのアーリア、ってぇことらしいっす。
欲の皮突っ張らせて、こんなかわいい少女を生け贄にしちゃうような外道どもなど滅んでしまえっ、ってそれもまたどうか、と思うような理屈で持ってアスラントドールが地上を破壊するのを止めるには、遺跡の動力源である聖閃石の光を遮ればいい。しかし、その光は当たれば人の命を奪うらしいんですな。しかも人でしか遮ることが出来ない。それもまた、アスラントの秘宝を封印したものが未来の人の資質を試すための最後の試練…ってぇことのようで。

で、後は、まあ、ご想像のとおり。

さて、長々とストーリーを書きましたが、最終的な感想としてはとても楽しかったです。
ツッコミどころはあれど、かなり丁寧に作り込んでいると思いますし。

サーハイマン博士とアーリアという2人の新キャラクターが魅力的だったのも、ポイント高かったですね。この2人のおかげで後半の展開が切なくて、切なくて…。後半は本当に悶絶しまくりでした!

ただ1点、こいつだけはどうにも許せねぇ!ていうのがブロネフ!
外道なのはいいんですよ、外道なのはね。
むしろ、地上を殺戮するアスラントドールに誰かさんみたいに「見ろ!人がゴミのようだ!」と言ってほしいくらいだ(笑)
こいつが許せないのは、アスラントに何を求めていたのかがさっぱりわからないことです。
アスラントドールの出現に放心状態になっちゃって「私が求めていたのはこんなものだったのか…?人類の英知ではなかったのか…?」 はぁ!?

いいですか、こいつは犯罪組織の首領ですよ。考古学者を誘拐して息子の嫁と孫を殺しているんですよ。トラップを突破するために部下を殺すのも躊躇しないヤツなんですよ。可憐な女の子を生け贄にしちゃうんですよ!
そこまでして手に入れたがったものが人類の英知ってぇ、なんじゃあ、その曖昧模糊とした目的はっ!

人は、何だかわからんもののために人を殺すようなことはしませんよ。具体的な権力なり、力なりという目的があるから危ない橋だって渡るんでしょう。
例えば、ラピュタのムスカだったら、ラピュタ王家の末裔という強烈な選民意識があって、ラピュタの遺跡にはインドラの火など地上を支配した王の力が眠っていると思うから、手段を選ばず手に入れようとしたわけです。
インディジョーンズでナチスが失われたアークを求めたのは、敵に災いをもたらしたという聖書の伝承を信じていたからです。

でも、ブロネフが何を求めていたのかは、さっぱりわからない。地上の権力なのか不老不死とかそういうものなのか。
人類の英知なんてぇ知的好奇心を満たすのが目的なのだとしたら、そもそもタージェントが犯罪組織である必要もないし文明の秘密を独占する必要もないだろう。

なのに、何を求めてきたのかわからんけれど、レイトンの言葉にすぐに改心しちゃってさぁ。
その程度のことで、たくさんの人を殺してきたのかと思うとやりきれないよ! もう、ホント!ブロネフの態度にはイライラしっぱなしでした。

私だったら、ここはひとつ、亡くなった奥さんを愛しすぎて手段を選ばず復活させようとしたとか、その辺で攻めますな。

それに、同じ息子なのにレイトンとデスコールに対する態度が違い過ぎw
レイトンは奥さん似だから可愛くて、デスコールは自分に似ているから嫌ったってことかと思ったり。

でもまあ、ここまでブログに書き込んじゃうほど楽しんだってことです。


追記:すれ違い機能があるんですが、すれ違いができません! レイトンプレイヤー、プリーズ!

補足(6/24):いや~、バカな文章にお付き合いいただきありがとうございます。
思いつきで一気に書くのは、あまりやらん方がいいなという典型でした。お恥ずかしい。なので、ちょっくら補足入れときます。

ブロネフの件は、ブロネフが嫌いっていうんじゃなくて、このシナリオ全体にいえるんですけれど、悪役の動機と目的と行動に整合性がとれていないってことが言いたかったんですね。
行動に対する動機と目的が弱すぎるという。
これは、デスコールに対しても当てはまることで、デスコールの場合、動機は復讐という大変はっきりしたものがあるんですけれど、目的が、ね…。つまり、アスラントの秘宝を先に見つけることがタージェントの壊滅につながる確信があったのかどうか?ボクが先に見つけたぞ、ざまぁ!っていう程度じゃ寂しい話なんで。
行動についても、シーズン2を通じてレイトンの宿敵としてガチンコで殺そうとしたこともあった彼が、レイトンのために自分の幸せをあきらめるほどの弟思いの兄だったというのも違和感がありましたし。個人的には、この2人は無理に兄弟にしなくても良かったんじゃないか、という気はします。
例えば、ブロネフの親友の息子で、父もブロネフの正体を知って殺された、とかね。父とブロネフが行方不明になった時、残された幼いレイトンを自分の代わりに養子にさせたとか。後に、そのことを知ってブロネフを憎むけれど、レイトンに対しては複雑な愛憎を持っているとか。あ、すいません、妄想が止まらなくなりそうです(笑)
血のつながりに感動を求めるのは、これに限らずよく見かけますが、正直、安易ではあると思います。もっとも兄弟属性が好きって方にはたまらんのでしょうが。

何といっても、まあ、アスラント文明の設定がもう少しはっきりしていれば、この辺の動機と目的の件はもっとクリアになったんじゃないか、とは思いますね。


久しぶりにゲームレビュー『レイトン教授と超文明Aの遺産』

2013-06-19 11:06:52 | その他のゲーム
いわずと知れたレイトン教授シリーズの6作目。『レイトン教授シリーズ』公式サイト

このシリーズは、第1作の『レイトン教授と不思議な町』から全作プレイしています。(あ、逆裁とのコラボは未プレイだった)
事件の依頼を受けたレイトン教授と助手のルークが、何故か町中の住民から謎を吹っかけられたりしながら、事件の真相に迫るというのが基本ストーリー。

第1作の印象は、「頭の体操みたいなパズル集が、演出一つでこんなに面白くなるなんて!」でした。
謎好きの住民が住む不思議な町という世界が本編のストーリーとしっくり馴染んで、とても楽しくプレイした覚えがあります。

その後、2作、3作と続くにつれて、謎解きは面白いけれど、本編の事件の真相がちょっと無茶すぎないかなー、とか、という印象が強くなってたんですが…。

と、前置きが長くなりましたが。

さて、本作のレビューです。

シリーズ最終作というだけあって、設定は一番「壮大」といえるかも。古代文明の謎を追って世界中を旅するという設定ですからね。
(その設定がうまく活かされているかと言えば、ちょっと微妙では…もにょもにょ…)
グラフィックは文句なく美しかったです。世界中を旅するという設定は、このグラフィックを見せるために作ったのかと思うほど。
小型飛行艇で敵を追いかけるシーンの疾走感(飛んでるんだけど)は特に素晴らしく、その直前のセーブデータを別に保存してしまいました。
全体的にジブリの影響がてんこ盛りでしたが、まあ、『二の国』で一緒に仕事もしていることですから、この辺りは、オマージュということなんでしょう。

謎解きは、数学パズルが多かったですね。6作目ともなると、こっちも慣れてきちゃってるから難易度が下がったと思ってしまうのも仕方がないかな。
今回はとんちやひねりが必要なタイプのものはあまりなかったです。

で、評価ですが、個人的にはすっっっっっっごく!楽しみました!
いや、万人にお勧めできるかと言えば、そうでもないんですけれど。
ストーリーも、ジブリ臭さが嫌いな人はダメだと思うんだけど。

じゃあ、何が良かったのかと言えば、このメガネです↓

フォスター・サーハイマン教授。考古学者でアスラント文明研究の第1人者、飛行船も操縦できるし、すっげえ紳士。でも、組織の協力を拒んで妻子を殺されてしまった過去を持つらしい、って、あなた!どうです!このプロフィール!
なんなんだよ!このプロフェッサーXとマグニートーを併せ持ったような人物造形はっ!おいっ反則だろう!(ぜいぜい…)
ってなわけで、ゲーム後半はこのメガネの挙動に悶絶しておりました。私はこのメガネでご飯3杯はいけますぜ!

はい、全然レビューになってないですね。個人の嗜好を叫んだだけでした、すいません…。

ところで、イラストはgooのお絵描きツールで描いたんですけれど、これ、Macはサポートしてないんですよね~。
「さて、とりあえず一回保存して、また描くかー」と思ったら、再編集できませんでした~。もう少し直したかったのになぁ。
しかし、保存もせずに一気にここまで描いていた自分にビックリ。妄想の力ってすごいな(笑)


芒種の頃

2013-06-09 17:06:19 | 生き物・植物
6月5日は二十四節気の芒種でした。芒のある穀物の種をまく頃、だそう。
その頃に撮影した、里山の様子です。

ヒゴクサ。これも芒のある草ですが、イネ科ではなくカヤツリグサ科。
(6/6)

前回(5/31日)見つけた笹の花ですが、花の周りの株は枯れていました。同じ地下茎でつながる株は枯れてしまっているようです。
やはり、竹と同じように数十年に1度咲いて枯れてしまうのでしょうか。
 (6/6)

雨が少ないからかとも思いましたが、花のついていない場所では、こんなにも青々と茂っていました。
(6/6)

ハエドクソウ ハエドクソウ科の植物 有毒成分がありハエ取り紙を作るのに利用されていたそう。
花が小さくて花序がひょろ長いのでピントを合わせにくかった。
 (6/6)

咲き始めのドクダミ まるでトウモロコシの実を剥いているみたい。花びらではなく総苞片だって納得する瞬間。
(6/6)

エナガの若鶏 すばしこくて、やっととれた1枚。
(6/6)

こちらは桑の実 未熟果の白~赤~完熟果の黒と大変鮮やかな色合い。
 (6/7)

イヌシデの若実 ホップのような穂が垂れている。これがしめ縄などに垂れている四手に似ているからシデの名がついた。
(6/7)

芒種の頃

笹の花(撮影日:5/31日)

2013-06-04 18:20:52 | 生き物・植物
6月に入りました。梅雨入りのはずですが、さわやかな晴天が続いています。

5月31日の散歩報告です。

笹薮の中に笹の花を見つけました。稲穂のような麦穂のような。
竹の開花は100年に1度とか、開花すると枯れてしまうとか言いますけれど、笹もそうなんでしょうか?
たぶん、地域的にスズタケじゃないかと思うんですが。珍しいことは確かです。
 

ヤマブキソウの咲いていた斜面は、ドクダミに主役が入れ替わりました。


白い花びらに見えるのは総苞片、元々つぼみを包んでいた葉が変化したものです。花は中央の穂のような部分で、花びらもがくもありません。
総苞片は4枚が普通なんですけれど、5枚の花がありました。5枚が均等な大きさに揃っているのは珍しいかな。


ネズミモチの花


ネジキの花 筒状の花が1列に並ぶ。稚児行列みたい。秋は紅葉もきれい。ツツジ科の落葉樹
 

フォトチャンネルにもまとめました。
笹の花(撮影日:5/31日)