みちくさをしながら

いろいろあって、生活を見直している日々。

キャリーバックってにゃんだ?

2012-06-09 15:57:17 | 
チビ猫さんとキャリーバックのツーショット。


なぜ、こんな写真を撮ったのかと言えば…。

以前にこのブログで書きましたが、チビ猫さんは肛門嚢がつまりやすく、すでに2回も破裂したことがありまして、今では定期的に動物病院で絞ってもらっています。
しかも、普通に「肛門に脱脂綿を当てて軽く絞る」なんてぇやり方では出なくて、肛門に指を突っ込んでぎゅ~~とつまんで絞り出さなくては出ない。
獣医さんと動物看護師さんにがっっちり押さえつけられてまさに『ケツから手ぇ突っ込んで奥歯ガタガタ言わせたる』状態。
とてもじゃないが素人には無理です。

対するチビ猫さんも両手の爪を全開にして「ぎょえ~~~~」とものすごい悲鳴。
もしミャウリンガルがその場にあったら「テメェの脇腹えぐったる~~~」ぐらいは表示されているに違いない。

…と、まあこんな修羅場が毎月繰り返されているわけです。
そんでもって、その病院には当然のことながら毎回同じキャリーバックに入れて通っているわけです。
で、この日も病院に通うべくキャリーバックを出したわけです。

なのに、こののどかさは何だ?

今まで飼っていたネコたちは、年1回の予防接種ですら、キャリーバックと病院の関係を覚えて逃げ回ったものです。
キャリーバックどころか、今日は病院に行くぞって日は何か感じるのか、押し入れの中に潜り込んじゃって出てこないネコもいました。
それらのネコの敏感さと比べたら、チビ猫さんは信じがたいほど鈍い

まあ、病院に連れて行くには、押し入れに隠れるネコより楽でいいんですけれどね。

もちろん、この写真を撮影したあと、病院に連れて行かれていつもの修羅場が展開していました…(苦笑)

太った…

2010-08-18 00:47:57 | 
チビ猫近況。

おしりの傷はすっかり完治したチビ猫ですが、このところの猛暑で運動不足に。
まあ、人だって動く気になりゃしませんがね。

ただ、食欲は落ちないので、腹回りが何だかエラいことになってきたような…。

破裂!!!

2010-07-12 00:52:22 | 
チビ猫が、やたらとおしりのまわりを舐めていたのだけど、ちゃんとおしっこは出ているし、食欲はあるし、持病の尿管結石では無さそう………と思っていたら、突然、肛門の横にバックリと大きな傷口が!
なんだこりゃー!!! と驚愕しましたよ。
ケツに何か引っ掛けたのかー???
つうか、そんなバックリ皮膚が割けるような危険物が、家の中にあるのかー???

で、動物のお医者さん。
受付で「肛門の横に傷が」と言っただけで、診断がつきました。

『肛門嚢膿瘍』でした。
猫や犬のおしりには、肛門嚢というキッツーイ臭いをだす腺があるんですが、それが何らかの理由で詰まって炎症を起こし、さらに膿みがたまって、ついに破裂しちゃった…ということらしいです。

チビ猫の場合、去勢前はぴゅーぴゅースプレーしまくりだったのですが、それがなくなって落ち着いた分、分泌物が溜まってしまったようです。

傷口は1cm近くもバックリ開いているので、そこを消毒薬をしみ込ませた綿球でぐりぐり洗浄するのは、相当痛い。
それが、1日3回。
かわいそうだけど、我慢してもらわなきゃ。
本当は抗生剤も飲ませる方がいいのだけど、チビ猫は抗生剤があわなくて、いつもげーげー吐いて体力を消耗してしまうので、消毒と軟膏で何とか回復を願いたいところです。

で、薬を舐めないようにエリザベスカラー。
足を高くあげたら、このうっとうしいものも乗り越えられると思っているらしい。
行進のような歩き方になっているチビ猫です。

チビ猫その後

2009-08-02 01:11:59 | 
この冬に、発情して大脱走を図ったあげくガリガリに痩せて帰ったチビ猫のその後のお話を。

心配した猫エイズなどの感染もなく、6月に無事去勢をすませました。

するとですね。
チビ猫は、正直、人と暮らすのは無理じゃないかと思うほど、夜鳴きやスプレーなど問題行動の多い猫だったんですけれど、それらの行動があら不思議、去勢後はピタリと止まりました。
あまりに劇的な変化だったので当初は信じられず、また何か問題を起こすに違いないと疑いつつも、2ヶ月経った今もネコトイレでちっちする姿に感涙しています。

ネコトイレでちっちは当たり前、ですって?

いや~、それがですね~、チビ猫は「弱い犬ほどよく吠える」ってヤツだったのかもしれませんが、並外れて縄張り意識の強い猫で、外部との接点である玄関や窓に年中スプレーしまくりだったんですね(時々フンも!)。

帰宅して玄関を開けたとたん、鼻にツ~~ンと猫ション&フン臭がする家というのは、本当に気力を削がれるモノですよ(笑)
消臭剤も効かないし、お友達も呼べないし…。

夜鳴きも半端じゃなかったし、窓を開けておくと、他の猫が目に入ったとたん網戸を破ってまで追いかけていこうとするし…というわけで我が家の歴代の飼い猫のうち文句なくトップをぶっちぎるおバカさん猫だったんですよ。

それが今では人が猫が変わったかのように、おとなしく人なつこい性格になってしまいました。
猫って…単純…。

まあ、おかげで家のニオイはだいぶ改善されましたけれど。




ところで、日経サイエンス9月号に「1万年前に来た猫」という記事が掲載されていまして、DNAに基づいたヤマネコの系統樹を初めて作成しイエネコの起源を明らかにしたC.A.ドリスコルらの寄稿で、なかなか面白かったです。
その中にこんな一文が…。
『イエネコはほぼ(祖先と)同じ体型を維持している。だが、わずかに変わったところもある。足はほんの少し短く、脳は小さく、そしてダーウィンが記したように腸は長くなっている。』

そうか、脳が小さくなったか…。


そして、ご先祖様の画像。
リビアヤマネコーGoogle画像検索
なるほど、チビ猫にそっくり。でも、きっと頭は良いのだな(笑)

チビ猫生還

2009-02-07 00:36:33 | 
チビ猫が、自力で家に戻ってきました。
ほとんど餌を取っていなかったようで、ガリガリです。
腰から後ろ足に欠けてあちこちハゲや傷があるので(いわゆる逃げ傷です)、そうとう、他の猫にやられっぱなしだったと見ました。
発情して飛び出したのだと思うけれど、たぶん、相手にされなかったんだろうなぁ。

今は餌も食べて安心したのか、こたつに入って身体を伸ばしきってます。
どうも、皆様ご心配をおかけしました。


ところで、動物保護センターに迷子届けを出したときに、いろいろ探す時のアドバイスを受けたのだけれど、最近猫の発情期が早まっているそうですね。
何でも12月頃から始まってしまう子もいるそうな。普通は2月頃なんですけれどね。
担当者は、温暖化の影響かもって言ってましたが、どうなんでしょう。

ウチも、そろそろ去勢をしなくちゃと言っていた矢先の大脱走でした。

チビ猫失踪

2009-02-02 01:40:53 | 
チビ猫さんが家から脱走して戻りません。
風呂場の窓を、ほんの少しー猫の頭が通らないくらいー開けていたら、それを強引に鼻先でこじ開けて外に出てしまったらしい。網戸も破って…。

それでも、3日ほどは家のすぐ近くでウロウロしていたのを目撃していたので、すぐに戻ってくるだろうと高をくくっていたのですが、雨の後、姿を見なくなってしまいました。

このへんは割と猫に寛容で野良も飼い猫も多く、いわゆる餌場もあって猫が生きるにはまあまあの土地柄だと思うのですが(前に飼っていた猫は、毛玉と一緒に与えた覚えのないご飯を吐いていたよ)、後ろ足に軽い麻痺があってずっと室内飼いにしていた猫だからやっていけるか心配。

旦那は、(腰を落ち着けて)人と暮らせる猫じゃなかったんだよ、と慰めてくれたけれど。

おチビも猫がいなくなったのがわかるようで、時々、こたつ布団をめくり上げて中をのぞいているのが切ないです。

とにかく戻ってくるのを待つばかりです。