みちくさをしながら

いろいろあって、生活を見直している日々。

2月のお散歩報告(立春~)

2013-02-14 16:55:41 | 生き物・植物
2月4日は立春でしたが、まだまだ寒い日が続きます。

2月6日は今年3回目の積雪でした。
雪の降る林の中を見てみたいな、と思って強行してみたけれど、あまりの寒さにそうそうに退散しました。
歩く間、雪というよりはみぞれ混じりになりつつあって、杉の枝から冷たいしずくが。
(2/6)(2/6)

1月の雪はなかなか溶けずに残っていたのですが、さすがに2月になると、関東では日中は温かくなり1日で雪はなくなりました。

さて、2月の林を彩っているのは椿です。
ヤブツバキではなく、園芸種だと思うのですが、この林にはヒサカキに混じって椿の木が生えています。
植樹されたのでしょうか、一重の白い椿が数本。
(2/12)

赤い椿。花はこれで満開のようです。おちょこみたいな咲き方。
(2/14)

ヒヨドリやメジロが椿に顔を突っ込んで蜜を吸っていました。
私が通ったので、皆一斉に椿から退散。ちょっと離れた枝に止まって恨めしそうなヒヨドリくん。
(2/14)

1月の河川敷

2013-02-03 18:34:37 | 生き物・植物
今日は節分ですが、まだ1月のお散歩報告。最後は河川敷で見かけた鳥たちです。

冬の水鳥と言えば鴨。

マガモとカルガモ。
仲良く連れ添って歩いているのでマガモのつがいかと思ったのですが、よく見れば褐色の方は模様がカルガモ。
くちばしを見ると黒くて先が黄色(写っていませんが)、カルガモでした。
(1/24)
この個体がつがいかどうかはわかりませんが、そういえばアイガモはアヒルとカルガモの交配種です。
アヒルはマガモの家畜化された種ですから自然の状態でマガモとカルガモが交雑してもおかしくない。

で、ちょっとググってみたら、まあ、何とさまざまなハイブリッドの報告が。
「ハイブリッド・カモ観察報告」http://ikimonotuusin.com/doc/043.htm

じゃあ、鴨はどういう基準で相手を選んでいるんだ?と思ったらやっぱり同じことを考えた人が。
「マルガモ出生の秘密」http://homepage2.nifty.com/tnt-lab/s/nat/marugamo/marugamo.htm

餌付けとの関連を考察したブログの記事もありました。
「カモ類の雑種についての考察-餌付け問題に関して」http://blogs.yahoo.co.jp/papageno620/57843128.html

すぐ側にヒドリガモの群れ。こちらはちゃんと同種のオスとメス。
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鴨にしては小さな鳥が泳いでいるなーと思っていたら、その鳥が岸に上がり細くて長い足がにょっきり伸びた姿がはっきりとあらわれました。
クイナです。北海道や東北では夏鳥だそうですが、関東では冬鳥。
枯れ草の中では目立たない模様で、コンクリ護岸部分に上がっていなかったら見つけられなかったかも。
 (1/24)

コサギ。黒いくちばし、黒い足、黄色い足ひれ、胸の飾り羽と、コサギの特徴がきれいに撮影できました。
これで、前を横切る太い枝がなければ、満足のいく写真になったのに~。
(1/30)

1月の里山・その2

2013-02-02 15:25:35 | 生き物・植物
1月のお散歩報告その2です。

今回は「シマシマ」をテーマに揃えてみました。

コゲラ。小型のキツツキ。シジュウカラやヤマガラの群れの中に混じっていました。
背中の黒褐色と白の斑点模様がシマシマに見える。
(1/31)

トラツグミ。黄褐色に黒い羽縁。なるほど、トラ模様と言えるかも。お腹は白に黒縁。
しかし、まあ、木陰に潜んでいると本当に見つけにくい模様です。
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キジバト。羽はシマシマというより鱗模様だけど、首の後ろは青と白のシマシマ模様。
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ヒヨドリ。これもシマシマというよりはまだら模様。
(1/29)
サントリーの「日本の鳥百科」というサイトに1970年頃まで東京では冬鳥だったという記述を見つけて驚きました。
スズメやカラス並みに身近な鳥だと思っていましたが、知らないことだらけです。
http://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/56.html

シジュウカラ。翼に帯のような白いラインが1本。これがヒガラだと2本になる。
(1/23)

こちらは河川敷で。ツグミ、畑などでよく見かける冬鳥。
お腹は白と黒のまだら模様。翼は黒褐色に赤褐色の羽縁でちょっぴりシマシマ。
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1月の里山・その1

2013-02-01 16:47:57 | 生き物・植物
1月は大雪など、お散歩には厳しい季節でしたが、さまざまな小鳥たちに出会うことができました。
今まで気がつかずに、ただ通り過ぎていた川や公園も気をつけてみれば、いろいろな生き物がいるものです。
なかなかブログにアップする時間がなくて、そのままになっていましたが、お蔵入りするにはもったいないな~、ということで、まとめとして何回かに分けて紹介します。
なお、括弧内は撮影日です。

では、まずは真正面顔を集めてみました。
鳥の真正面って、あまり見る機会がないのですけれど、ちょっと間が抜けていたり思いがけない表情だったりします。

メジロ。小首をかしげて、こっちを見ていました。あまりにかわいくて胸がキュンとしそう(笑)
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ヤマガラ。好奇心が旺盛と言うか何というか。本当にすぐ側まで近寄ってきます。
昔はヤマガラにおみくじを引く芸などをさせたそうですが、この好奇心の強さを見ると納得しますね。
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ルリビタキ(♀)。丸い!だるまさんから足が伸びているような感じでした。
後ろ姿は、小鳥らしい姿で青い尾がきれい。見返り美人さんですね。
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モズ(♂)小さいながらキリッと精悍な顔つき。
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シメ。アトリ科の冬鳥。くちばしが太くていかつい。大きさはヒバリくらいですが、ぽってりした体型で何となく威圧感が漂ってました。
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