余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

四季のあくび

2021-01-03 00:44:02 | 花弁の詩
春はなんだか眠くなる

きれいな声で鳴く鳥や
そっとなびく草のにおい
淡さの残る花の息吹き
山並みの上には白さが光り
おちついた雲が移動する
しばらくの日光と
ときおりすぎさる雲の影

春はなんだか眠くなる




実は夏も眠くなる
本当は秋も眠くなる
冬もやっぱり眠くなる
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ジャパンキス

2021-01-03 00:41:25 | 花弁の詩
少年と少女
誰の中にもその心は潜んでいる
まろやかな吐息と一緒に
青春は誰の中にも
いくつになっても心の中に
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展望台

2021-01-03 00:39:20 | 花弁の詩
僕は信じてる
恋の魔法によるまろやかさ

僕は知っている
あなたの奥底に眠る柔らかさ

僕は見ていた
あなたと二人で彩った街のあかり
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幻想は

2021-01-03 00:32:39 | ウイルス時代(短歌)
幻想は
いついつまでも
続いていく
我は語る
酒宴の床で
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言葉飛ぶ

2021-01-03 00:29:49 | リンゴのいろ(短歌)
言葉飛ぶ
意味を探して繰り返す
日々を積んで定義にしていく
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