余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

うしなった

2021-01-02 02:04:51 | ウイルス時代(短歌)
うしなった
それは一種
人殺し
君は手を貸す
または飲み下す
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世界中の

2021-01-02 02:00:41 | リンゴのいろ(短歌)
世界中の想いが僕に入って
ドンキホーテの槍をかまえる
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2021-01-02 01:52:42 | 花弁の詩
こんなちっぽけな地球の
こんなちっぽけな存在の
こんなちっぽけな思想の
こんなちっぽけな色で
こんなちっぽけな音で
こんなちっぽけな街で
こんなちっぽけな時が零れて
こんなちっちゃな人間の物語る
でもおっきな真実があらわるる
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啼くもの

2021-01-02 01:51:01 | 花弁の詩
俺はどうして繰り返す過ちに気付かずに
日々の過程が過ぎていった
その過程が己の悲しみを映し出す
傷つくのは傷つけられたものだけのもの
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果実姫

2021-01-02 01:47:06 | 花弁の詩
おぼえてて
私がこんなにあなたを愛していたこと

焼き付けて
時間が過ぎていくのは早いのだから

あなたがこんなに
あなたの好きな思想や好みは
私も好きになってしまった

取れないよ
盗られないよ

私をおいていかないでね
あなたは私を愛してる?
しらんぷりしないでね

わたしの言の葉
あなたの言の葉

ほら奇跡が待ちぼうけしてる
ほら永遠が待ちぼうけしてる
ほら私が待ちぼうけしている

誰かの言の葉が愛を詠っているよ
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