こんな日は
傘をさそうか
雲流れ
迷えるココロ
とけてとろけて
木の葉散ると思いだす
在りし日の姿を
紅葉、黄葉の色づく中に
ひとひらひらの夢おちる
ころがりまわる黒目のひかり
ひかる笑顔の陽めかくし
別れこの世は色あせぬ
悲哀の背中がよく似合う
枯れた涙のよみがえりに
赤く色づくお尻のまるみ
ひとしずくは私にと口に含み
もう一滴はあなたにと手渡す
花、花と花弁を集め
水に浸して波紋を連れて
春になるまでとっといて
足指をちょこちょこ動かして
白くしたいお年頃
祈りのポーズは決めてあるの
みんなのとは違うけれど
大まじめに祈っているわ
月は赤いというじゃないの
白くもみえる普通だもの
こんな夜は久しぶり
夜は魔法の一種だもの
白は実は嫌いだったり
それを隠せる悲恋の詩人が
舞い下りるから悲しいの
それは花火の散るようで
ねえそうおもうでしょう
悲恋の詩人はうなずくかしら
季節はめぐるというのにね
夜の不思議
美女と野獣は常に出現
ふさぎこもうとした心語り
森のざわめき黄昏て
予感は的中しないけれど
ピカリ黄金の雫が点々とある
甘い香りに寄り添って
一人吹かれるさざ波もある
少しくらい孤独のせせらぎ
落としたざぶとん拾って乗る
思う思う毎夜の繰言
夢は夜からはじまるようで
しめつけられる涙が時々
天気で運命を決めてもいいでしょう
ねえ
疲れたからあくびがやまない
そこにドアーがいくつもあるのに
そこにそこにあそこにここに
あけてもいいわよ
ふわあ
ネコネコネコネコ
ふわあ
寝てからね
ネコネコネコネコ
雨ふるふる
赤青黄とふるふる
いろんな色が個別に
時折混ざりながら
ふえる色がふるふる
ふるふる雨は優しく冷たく
ひんやりとした清涼で明瞭
音なでる
ふるふるとした手つきで
音はふるふる
目にはいる
ふるふる動く目の中の雨
眼球に染めいる
雨の嫁入り
雨ふるふる
ふるふる雨雨