余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

世を歩き

2021-01-17 02:38:47 | ウイルス時代(短歌)
世を歩き
迷えし鳥の
背にのって
白目をおもい
抱きたくおもう
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依存

2021-01-17 01:24:07 | 雪の島の詩
収拾つかない色の置き方
白は黒は必要だが
対比を考えなくてはならない
勝敗をつけた
メモ帳はドラム缶に
火にくべて湯を沸かす
風呂に入ろう
押し寄せてくれるな 依存の衆
もう嘘はつかないからよ
皆の衆
私の愛犬はどこにいる
ごはんの時間だよ
そうしたら散歩に出掛けよう
タンタン こんなかんじで散歩しよう
リズムは音楽の初歩だから
友達に会いにいくかい
大好きだったろう
校庭でおもいきり遊ぼう
疲れたらひざにおいで
ねむったら
私もそして眠るから
夢で会いましょう
その時もリズムをつけるの
忘れないで
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スティック

2021-01-17 01:22:01 | 雪の島の詩
せわしからぬ世の中に
一本 棒をたてたのだ
まっすぐのびた
背より100cm高い
そんな棒を立てたのだ
芯がしっかりしている
折れてはいけない棒なのだ
鉄よりも硬い
心が折れた
夜にあったのだ
夕焼けの美しさから
夜の静けさへと移行した
夜の青さはたまらない
暗い深いところから鬼がやってくる
小鬼もいる
鬼が持ってくるものといえば渦巻きだ
渦巻きの中心に棒は立っているのだが
つかまればわけないが
頬杖つく5秒前
というわけだ
スカートめくりはしておくのだ
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触れ合い

2021-01-17 01:19:43 | 雪の島の詩
こんなに満ちた素晴らしい日々
私の時代のほんのひと時だったけど
大きく広がる美しい流れ
刻まれた瞳に映っている
涙は私をあたたかくした
走馬灯のように甘く
初恋とはまた違う
純粋さ蘇る月が歌う
はぐは心を通していく
日々なのよ
すみずみまで晴れ渡り噛み砕き
打つのよ
綺麗な鐘の響き渡る
一部になったの
口ずさむよ
あなたの歌を
優しく穏やかな通じ合い
おやさみなさい
愛しいあなたの人生よ
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ことり

2021-01-17 01:13:44 | 雪の島の詩
無から有へ
死なしておくんなまし
たまらないのよ
この心もおさらばよ
意味なんていらないの
もちろん理由もさながらに
存在が香るのは華だけど
それでおいとまは寂しいのよ
言葉、裏に隠された
変幻自在のあさましさ
時計の針は逆回り
タイムスリップはおとぎ話
目の回る回想のトリップに
ごちゃまぜの季節の花々が
一斉に咲きほこる
マルサンカクシカクと
ころがりころがりころころがり
有から無へとお頼みします
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