世を歩き
迷えし鳥の
背にのって
白目をおもい
抱きたくおもう
収拾つかない色の置き方
白は黒は必要だが
対比を考えなくてはならない
勝敗をつけた
メモ帳はドラム缶に
火にくべて湯を沸かす
風呂に入ろう
押し寄せてくれるな 依存の衆
もう嘘はつかないからよ
皆の衆
私の愛犬はどこにいる
ごはんの時間だよ
そうしたら散歩に出掛けよう
タンタン こんなかんじで散歩しよう
リズムは音楽の初歩だから
友達に会いにいくかい
大好きだったろう
校庭でおもいきり遊ぼう
疲れたらひざにおいで
ねむったら
私もそして眠るから
夢で会いましょう
その時もリズムをつけるの
忘れないで
せわしからぬ世の中に
一本 棒をたてたのだ
まっすぐのびた
背より100cm高い
そんな棒を立てたのだ
芯がしっかりしている
折れてはいけない棒なのだ
鉄よりも硬い
心が折れた
夜にあったのだ
夕焼けの美しさから
夜の静けさへと移行した
夜の青さはたまらない
暗い深いところから鬼がやってくる
小鬼もいる
鬼が持ってくるものといえば渦巻きだ
渦巻きの中心に棒は立っているのだが
つかまればわけないが
頬杖つく5秒前
というわけだ
スカートめくりはしておくのだ
こんなに満ちた素晴らしい日々
私の時代のほんのひと時だったけど
大きく広がる美しい流れ
刻まれた瞳に映っている
涙は私をあたたかくした
走馬灯のように甘く
初恋とはまた違う
純粋さ蘇る月が歌う
はぐは心を通していく
日々なのよ
すみずみまで晴れ渡り噛み砕き
打つのよ
綺麗な鐘の響き渡る
一部になったの
口ずさむよ
あなたの歌を
優しく穏やかな通じ合い
おやさみなさい
愛しいあなたの人生よ
無から有へ
死なしておくんなまし
たまらないのよ
この心もおさらばよ
意味なんていらないの
もちろん理由もさながらに
存在が香るのは華だけど
それでおいとまは寂しいのよ
言葉、裏に隠された
変幻自在のあさましさ
時計の針は逆回り
タイムスリップはおとぎ話
目の回る回想のトリップに
ごちゃまぜの季節の花々が
一斉に咲きほこる
マルサンカクシカクと
ころがりころがりころころがり
有から無へとお頼みします