クズラのブログ

日頃の農作業や社会活動、そして両親の介護などを綴ります(22年1月記)

大企業の内部留保を社会にまわして

2012-02-14 | その他
 最近の大企業(資本金10億円以上)の売上高、内部留保、換金性内部留保(現金預金、流動性有価証券)を財務省の法人企業統計調査からピックアップしてみました(左グラフ)。

 景気低迷の中、2008年9月のリーマンショックが重なり、多くの企業は売上高を減らしています。

 その中で大企業は、内部留保を積み増しています。

 また、すぐにでも活用できる換金性内部留保は、3年間で16兆円も増やしています。この資金を非正規社員の正規化や下請け単価の適正化に振り向ければ、市民の生活や中小企業の営業が安定して、内需が拡大し、後には税収も大企業の売り上げも増えるのではないでしょうか。