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その道の山側はコンクリート擁壁で、路面もコンクリートで舗装しています。その道の端には、コンクリート擁壁の上から少しずつ落ちてきた土や柴などが積って堆肥混じりの土になっていて、その上に雑草や葛などが生えています。その堆肥混じりの土は、横と下がコンクリートで囲まれているので、スコップですくい取りやすくなっています。
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その土を取っていると、じねんじょ(山の芋)に形が似た葛の根がいくつもあるのに気が付き、「これが葛根湯か!」と、否「葛根か!」と感動。今日それを持ち帰りました。
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葛根の皮を剥き、スライスしました。葛根はかなり硬かったので、皮むきもスライスも苦労しました。
スライスしたのを噛んでみました・・・かなり苦い!
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スライスした葛根をミキサーにかけました。
最初は流動しないので刃に近い部分しか砕けませんでした。水を加えると、全体が流動して砕けました。
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それを布巾に取って絞りました。
しぼり汁の上層には白い泡が浮かんでいます。
これを静かに置いておきます。明日には葛でんぷんが沈殿しているでしょうか?
5/6加筆
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上澄みを捨てていくと、ほんの少しの白く淀んだものが容器の底にありました。ほんの少しです。
葛根からほんの少ししか葛粉が精製できないことが分かりました。本物の葛根湯は貴重なものなんですね。