※2023.02.23更新 規格模様の蓋(小型蓋、親子蓋含む)8枚を追加しました。
※2023.01.12更新 JIS規格模様の蓋1枚、グレーチング蓋1枚を追加しました。
※2021.09.20更新 ノンカラーデザイン蓋1枚、規格模様の蓋31枚、小型蓋5枚を追加しました。
羽村市の経緯は、明治22年に市町村制が施行され、当時の羽村、五ノ神村、川崎村が合併し、現在の羽村市の前身となる「西多摩村」が誕生します。その後、昭和31年に町制施行により羽村町となります。そして、平成3年11月1日市制施行により羽村市が誕生、平成 23 年には市制施行 20 周年を迎え 今日に至っています。
羽村市は、都心部から西に約 45 ㎞、武蔵野台地の一角、多摩川の河岸段丘上に位置し、東は瑞穂町、南は福生市・あきる野市、西は青梅市、北は青梅市・瑞穂町に 接しています。東西に 4.23 ㎞、南北に 3.27 ㎞、面積は9.9平方キロメートル、人口は令和2年3月1日時点で5.5万人強、世帯数は2.5万世帯強です。
江戸時代まで武蔵野の典型的な農村でしたが、承応 2 年(1653 年)、4 代将軍家綱の時代に羽村を水源として、玉川兄弟により玉川上水が開削されてから、江戸幕府の役所( 陣屋)が設けられ、多摩川の水が江戸まで送られるようになると、 江戸との交流も頻繁となり、玉川上水の維持・管理や改修工事の請負等で経済的にも 活性化していったそうです。
市章は、羽村市の羽の字をもとに、羽村の堰から噴出する水を円形に、二本の虹で未来に躍進する産業と文化を表し、丸形は市民との融和と団結を象徴しています。(昭和31年10月1日決定)
市の花は「サクラ」、市の木は「イチョウ」、市の鳥は「アオバズク」です。(以上は、羽村市HPより)
羽村市の下水処理は、雨水と汚水を別々に処理する分流方式を採用しているようです。
汚水処理は、多摩川上流処理区と秋川処理区の2系統があるようで、多摩川上流処理区は東京都の流域下水道に接続し昭島市内の多摩川上流水再生センターで処理され多摩川に放流されます。秋川処理区は、清流町地区約 6ha の区域で東京都の流域下水道に接続し、八王子市内の八王子水再生センターで処理され多摩川に放流されます。
前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
羽村市は、平成28年12月1日に第3弾としてマンホールカードの配布を始めました。
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
多摩川の水を玉川上水へと導く「羽村の堰」と、玉川上水沿いの「桜」をデザインしたマンホール蓋です。 羽村の堰は1653年(承応2年)、江戸の急激な人口増による水不足を解消するため、約43Kmに渡る掘割(玉川上水)への取水口に築造されました。 その構造は当時のまま現在に継承されており、貴重な土木遺産として高く評価されています。 また、玉川上水沿いには約200本の桜の木があり、毎年行われる「はむら花と水のまつり」は多くの人出で賑わいます。 本マンホール蓋は、JR青梅線羽村駅西口を降りてすぐ、羽村の堰へと続く歩道に設置してあります。
また、平成29年12月9日に第6弾として第2弾のマンホールカードの配布を始めました。
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
羽村市の観光名所のひとつである「羽村市動物公園」と、市内の春を彩る「チューリップ」を描いたマンホール蓋です。 市内唯一の水田地帯に咲く約40万株のチューリップは、毎年3月から4月にかけて行われる「はむら花と水のまつり」の桜と並ぶ主役として、関東最大級の規模を誇り、羽村市の春の風物詩として親しまれています。 また、1978年に開園した日本初の町営の動物公園は、2017年に入場者数1千万人を突破し、2018年に開園40周年の記念すべき年になります。 「羽村市動物公園」のかわいい動物たちにぜひ会いに来てください。
それでは、マンホール蓋の整理です。
最初は、市の第1弾となるマンホールカードに描かれるデザインの蓋です。
こちらは、市の第2弾となるマンホールカードに描かれるデザインの蓋です。
下部の蓋を開閉する穴の左上に「雨」の文字がありますので雨水蓋のようです。
羽村市には、もう1種類のデザインマンホール蓋が設置されています。
市の第1弾となるマンホールカードのデザインを少し引いた風景のデザインのようです。
こちらはノンカラーの汚水蓋です。
新奥多摩街道と宮地街道が交差する羽加美一丁目交差点の歩道で見つけました。
(2021.09.20追加)
以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
最初は、JIS規格模様の蓋です。
こちらの蓋には用途記載がありません。
こちらは、中央の市章が円で囲まれています。
(2021.09.20追加)
(2023.01.12追加)
(2023.02.23追加2)
こちらは、中央の市章を囲む円がありません。
(2021.09.20追加)
こちらは雨水蓋です。
(2021.09.20追加)
こちらは、上部に「M」の表記があります。
(2023.02.23追加)
こちらは、「雨」の文字だけです。
(2021.09.20追加)
こちらは汚水蓋です。
(2021.09.20追加)
(2021.09.20追加)
(2023.02.23追加)
こちらの蓋には、上部に「M」の文字が見えます。
(2021.09.20追加)
次は、亀甲模様の蓋です。
こちらは雨水蓋です。
(2021.09.20追加)
こちらは、Φ900の蓋です。
(2021.09.20追加)
こちらは親子蓋です。
(2021.09.20追加)
こちらは汚水蓋です。
(2021.09.20追加)
こちらは枠に「v」のような模様があります。
(2021.09.20追加)
こちらは浸透桝の蓋と思われます。
中央の市章の下に「すいこみ」と書かれています。
(2021.09.20追加)
次は、菱模様と言って良いのでしょうか。
上部には「IGS」(伊藤鉄工㈱)の文字があります。
こちらは雨水蓋です。
(2021.09.20追加)
こちらは、スリップ防止模様の蓋です。
こちらは、市章の下に左蓋は「お」(汚水蓋)、右蓋には「う」(雨水蓋)の文字があります。
(2021.09.20追加)
こちらは、市章の下に「う」(雨水蓋)の文字があるΦ900の蓋です。
(2021.09.20追加)
こちらは、市章の下に「う」(雨水蓋)の文字がある親子蓋です。
(2023.02.23追加)
以降の蓋には、上部に設置年度(西暦下2桁)、耐荷重量t、製造会社名が刻まれています。
最初は、日之出水道機器㈱です。
こちらは雨水蓋です。
左蓋は耐荷重量「T-14」、右蓋は「T-25」です。
(2021.09.20追加)
こちらは汚水蓋です。
次は、日本鋳鉄管㈱です。
左蓋は雨水蓋、右蓋は汚水蓋です。
(2021.09.20追加)
次は、アクアインテック(株)です。
左蓋は雨水蓋、右蓋は汚水蓋です。
(2021.09.20追加)
次は、旭テック環境ソリューション(株)です。
こちらは雨水蓋です。
最後は、虹技㈱です。
こちらは汚水蓋です。
(2021.09.20追加)
次は、グレーチング(格子)型の蓋です。
こちらの蓋は、伊東鉄工所㈱の蓋です。
左右の蓋で穴の開き方や凹凸が微妙に違っています。
(2023.01.12追加)
こちらの蓋は、歩道用で穴の目が細かくなっています。
(2021.09.20追加)
(2021.09.20追加)
(2021.09.20追加)
こちらは、コンクリート製の蓋です。
左右の蓋で中央の市章の形が違っています。
(2021.09.20追加)
こちらは雨水蓋です。
(2021.09.20追加)
こちらは、インターロッキングブロック型の蓋です。
(2021.09.20追加)
こちらの蓋は用途不明ですが、こちらに掲載します。
(2023.02.23追加)
次は、小型マンホール蓋を整理します。
こちらは、亀甲模様の蓋です。
こちらは雨水蓋です。
(2021.09.20追加)
こちらは汚水蓋です。
(2021.09.20追加)
(2023.02.23追加)
こちらは、「公共汚水ます」と書かれています。
白色にコーティングされたマンホールサイズの蓋だったと思います。
こちらは、スリップ防止模様の蓋です。
上部に設置年度(西暦下2桁)、耐荷重量t、製造会社名が刻まれています。
こちらは汚水蓋です。
耐荷重量j表示が「T-14」日之出水道機器㈱の蓋です。
(2021.09.20追加)
耐荷重量j表示が「T-25」日之出水道機器㈱の蓋です。
(2023.02.23追加)
こちらは、他の自治体でもよく見る模様ですが、何と言う模様でしょうか。
いずれも汚水蓋です。
(2021.09.20追加)
こちらは、コンクリート製の蓋です。
(2021.09.20追加)
以上で、羽村市の公共下水道関係の整理を終了します。
その2.では上水道関係他の蓋を整理します。