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埼玉県蕨市のマンホール蓋(その1)公共下水道

2024-03-26 16:55:54 | マンホール蓋

※2024.03.26更新 形状違いのカラーデザイン蓋1枚、規格模様の蓋4枚、小型蓋2枚、側溝蓋1枚を追加しました。
※2022.07.31更新 規格模様蓋4枚、亀甲模様の親子蓋1枚、側溝枡蓋1枚を追加しました。
※2021.11.23更新 マスコットキャラクター「わらじろう」のフルカラー蓋とノンカラー蓋、規格模様蓋3枚、コンクリート蓋、小型の規格模様蓋を追加しました。

蕨市は、明治22年4月1日町村制施行に伴い蕨宿と塚越村が合併し、北足立郡蕨町が誕生します。その後、昭和34年4月1日に市制施行により、埼玉県で23番目の市となり、現在の蕨市となりました。

蕨市は、埼玉県の南東部に位置し、都心から20キロメータ圏にあります。北はさいたま市、東南は川口市、西南は戸田市に隣接しています。市域は、荒川低地に属し平均海抜4.8メートル、おおむね平坦で、大きな山や川などはありません。総面積は5.11平方キロメータと全国一のミニ市です。人口は平成30年9月1日時点で7.5万人強、世帯数は3.8万世帯強となっています。

蕨市は、古くから中山道の宿場町として栄え、にぎわいを見せていました。その後、機(はた)織物のまちとして栄え、経済の基盤を築きました。戦後は、首都圏の拡大とともに住宅都市として順調に発展し、現在に至っています。

また、蕨市は成人式の発祥地として知られています。
終戦直後の混乱と虚脱感が大きかった昭和21年11月22日、当時の蕨町青年団が、20歳を迎えた成人者を招いて、今こそ、青年が英知と力を結集し、祖国再建の先駆者として自覚をもって行動すべき時と激励し、前途を祝した事が始まりのようです。

市章は、回りの円は蕨の「ワ」を、また円の中の右側にカタカナの「ラ」、左側に「ビ」をそれぞれ組み合わせて、「ワラビ」としたものです。市民みんなが仲良く輪を組んで、明るい町をつくろうという願いをこめて考案されたものです。(大正4年7月28日旧蕨町の町章として制定。その後、昭和34年4月1日、市制施行と同時に市章に制定)

市の花は「サツキ」、市の草花は「ニチニチソウ」、市の木は「ケヤキ」です。(以上は、蕨市HPより)

私は蕨市と言えば、旧中山道を踏破した事もあり、日本橋から歩き始め、荒川を渡り戸田渡船場跡から2番目の宿場となる蕨宿まで、約18㎞を一日目に歩いた事を思い出します。
こちらは、蕨宿の石碑と宿場入口の風景です。
   

こちらは、歴史民俗資料館に併設する旧本陣跡です。


市の概要はここまでにし、マンホール蓋の整理に移ります。
蕨市の公共下水道は、さいたま市、川口市、上尾市、蕨市及び戸田市の計5市による荒川左岸南部流域下水道の関連公共下水道として事業を展開しています。また、市内の国道17号線以東の北町、中央、南町、塚越地区は昭和44年度より合流式下水道、以西の錦町地区を和62年度より分流式下水道とし整備されているようです。

前置きはここまでにして、最初はカラーデザインマンホール蓋から整理します。
カラー蓋のデザインは3種類あり、全て合流方式の地区に設置されていました。
最初は、中央に市の木「ケヤキ」、その周りに市の花「サツキ」を配したデザインです。
こちらは、駅前通り・ライオンズプラザ蕨シティー前の歩道に設置されていました。
 
こちらは、駅前通りから市立福祉児童センターに向かうインターロッキングブロックの舗装道に設置されています。

こちらは、「ぶぎん通り商店会」のインターロッキングブロックの舗装道に設置されています。
以前は、ライオンズプラザ蕨シティー前の歩道に設置されているカラーデザイン蓋と同じ形状でしたが、こちらの形状の蓋に交換されたようです。
 (2024.03.26追加)

次は、市の木「ケヤキ」が全面に配したデザインです。
こちらは、要害通りで見つけました。

最後は、旧中山道の通り沿いに設置されているデザイン蓋です。
平成元年に市制施行30周年を記念して誕生した市のマスコットキャラクター「わらじろう」が、菅傘にカッパをはおり、中山道を往来する旅人をイメージするデザインです。

こちらのカラー蓋は2021年11月に撮りました。
以前に設置された蓋と比べ、全面カラーとなりデザインも少し変っているようです。
(2021.11.23追加)
こちらは、ノンカラー蓋です。
(2021.11.23追加)
こちらは、2014年に撮ったカラー蓋です。
 
こちらは、ノンカラー蓋です。

次は、分流方式の錦町地区で見つけたデザインマンホール蓋を整理します。
カラー蓋は設置されていないのか、見付ける事が出来ませんでした。
最初は、市の花「さつき」の花を二重に配したデザインの汚水蓋です。
 
こちらは、親子蓋です。

こちらは、戸田市にある荒川水循環センター内に屋外展示されているカラー蓋です。

次は、カラー版と同じく市の木「ケヤキ」を全面に配したデザインの雨水蓋です。

こちらは、親子蓋です。


以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
JIS規格模様の蓋です。
いづれも用途記載がありません。
 (2022.07.31追加2)
 (2022.07.31追加)
 (2024.03.26追加2)
こちらは、開閉部が中央の市章の位置から45°ずれ込んでいます。
 (2021.11.23追加)
こちらは、上部ないし下部に英字が書かれています。
この英字の意味が未だに分かりません。
上部に「M」とあります。
(2021.11.23追加)
こちらは、上部に「M」、下部に「PAT」とあります。
(2024.03.26追加)
こちらは、上部に「MS」、下部に「PAT」とあります。

こちらは、上部に「MD」、下部に「PAT」とあります。
 
こちらは、上部に「MD-2」とあります。

こちらは、上部に「2H」、下部に「PAT」とあります。

こちらは、コンクリート枠付きの蓋です。
上部に「L」、下部に「PAT」とあります。
(2022.07.31追加)

次は、亀甲模様の蓋です。
こちらの蓋には用途記載がありません。
こちらは親子蓋です。
ピンボケを気づきませんでしたので、機会があったら再度撮り直そうと思っています。
(2022.07.31追加)
こちらは雨水蓋です。
こちらは、Φ900の雨水蓋です。


次は、毘沙門亀甲模様の蓋です。
いずれも用途記載がありません。
 (2021.11.23追加)
こちらは、上部に「25」(耐荷重の数字と思われます)の数字が入っています。

こちらも、上部に「14」と「25」の数字が入り、その下にメーカーのロゴ(中島鋳物㈱)が入っています。
 
こちらは、上部に「25」、その下にメーカーのロゴ(中島鋳物㈱)の表記ですが、形状が違います。
(2024.03.26追加)

こちらは、丸が繋がる模様の蓋です。
こちらは用途記載がありません。

こちらは雨水蓋です。


次は、スリップ防止模様の蓋です。
こちらは用途記載がありません。

こちらの蓋には、中央の市章の下に「お」の文字があります。

こちらは、格子(グレーチング)型の蓋です。


こちらは、コンクリート製の蓋です。
(2021.11.23追加)
こちらは、インターロッキングブロック型の蓋です。


以降は、小型マンホール蓋になります。
こちらは上記のマンホール蓋同様、市の花「さつき」の花を二重に配したデザインの汚水蓋です。

こちらは、亀甲模様の蓋です。
こちらは用途記載がありません。
(2021.11.23追加)
こちらは汚水蓋です。
 

こちらは、スリップ防止模様の蓋です。

こちらは、丸と四角が同心円で並ぶ模様の汚水蓋です。
 

こちらは、コンクリート蓋です。
用途記載がありません。
(2024.03.26追加)

こちらは、プラスティック製の汚水の宅内枡の蓋と思われますす。
(2024.03.26追加)

次は、側溝に見られる枡の蓋になります。
こちらは、市のマスコットキャラクター「わらじろう」が描かれた雨水桝と思われます。

そばに、側溝蓋と思われる細長い蓋も有りました。

この二つは、旧中山道の通り沿いで見る事ができました。

こちらは、コンクリート製の枡蓋になります。
 
こちらも、他自治体で見かける蓋です。
(2022.07.31追加)
(2024.03.26追加2)

以上で、公共下水道関係の蓋は終了です。
次回(その2.)では、上水道関係他の蓋を整理します。

コメント (1)
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