
好きな料理人の土井義春さんが、一汁一菜食をしているというので、真似してみました。。。
一汁一菜の意味をネットで調べてみると、
”一汁一菜とは、主食(白米や玄米や雑穀米)に、汁もの(味噌汁 等)一品と、菜(おかず、惣菜)一品を添えた日本における献立の構成の一つであり、粗食を指す。「一汁一菜」と言っても、汁と菜にさらに「香の物」(=漬物類)を少量添えることはしばしばある。
一汁一菜を守っていれば、食べ過ぎになるということもなく、標準的な大きさの器に常識的な盛り方をすれば、特にややこしいカロリー計算などしなくても食べ過ぎを防止することができる。かつて一汁一菜を守っていた日本人には、肥満や高脂血症などはほとんどなかった。医療費の増大に困っていたアメリカは、マクガバンレポートで、肉・乳製品・卵などの動物性食品を減らし、穀物や野菜・果物を多く摂るようにと勧告、日本の食習慣を見習うべきであるとし、玄米を主食にしていた元禄時代以前の日本の食事を理想的な食事としている。”
と言うことでした。
土井さんによると、一汁一菜に重要なのはごはんとお味噌汁であって、この二つがあれば、あとは余裕がなければ具沢山のお味噌汁だけにすればいいし、余裕がある時は季節の野菜を添えた料理を一品添えると良いということでした。
お味噌汁は包容力があって、なんでも受け入れてくれるので、余っている食材をなんでも入れて、一汁を作ってしまう。それから、余裕をもって一菜を考えれば、日々の献立作りもずっとらくになり、健康も保てます。
いつも一汁一菜だと、少し味気ないので、普段の食生活に取り入れてみたらいいんじゃないかな、と思いました。。。

≪青菜と厚揚げの煮びたし≫
材料(二人)
小松菜など青菜や白菜・・200g 厚揚げ・・1切れ 出汁・・1カップ 薄口しょうゆ・・大さじ1くらい
1 青菜は色よく茹でて水にとり手早く冷まし、水気を切って食べやすい大きさに切ります。
2 鍋に出汁を入れて厚揚げを入れて煮て、薄口醤油で味付けします。1を入れてさっと煮ます。
3 なべ底を急激に冷ますと、青菜の色がきれいなまま残ります。

≪冬野菜とワタリガニの味噌汁≫
材料(二人)
冬野菜(旬の冬野菜なら何でも)・・適量 ワタリガニ・・1杯 水・・2カップ 田舎味噌・・30gくらい 酒・・少々
作り方
1 ワタリガニの出汁を取ります。鍋に水とワタリガニと酒を少々振り、煮立てて灰汁を取ります。
2 野菜はそれぞれ食べやすい大きさにカットして、1に加えて蓋をし、蒸し焼きにします。お味噌を溶かして、食べる前に温めたら出来上がりです。