
ポット揚げと言う食べ物ではありません。
一月中旬ごろ、トレーに蒔いておいたスティックブロッコリーの芽が出そろったので、トレーより大きなポットへお引越しする作業をポット上げと呼んでいます。
小さなお部屋から大きなお部屋へ引っ越すことで、根っこがのびのび育ちますし、小さな芽のうちに根っこを刺激すると、そのあとの発根が促されます。良い根っこに育つと丈夫な苗になります。

苗床には去年から米ぬかを混ぜ何度か切り返しておいた剪定チップを中心にともみ殻燻炭を少々、県内のたい肥屋さんから分けていただいた100パーセント植物由来の完熟たい肥を混ぜ合わせて作りました。
この堆肥屋さんは、とても熱心に食物残渣のたい肥化に取り組んでいて、社長さんにお話を伺ってきたんですけど、発酵するときの微生物の割合とかとてもよく考えられていて、驚くことにこの堆肥の硝酸態窒素はほぼ検出されないということでした。
硝酸態窒素は大量に野菜に残留していると、人体に害を及ぼすため、EU諸国では法的な規制があり、一定以上の硝酸態窒素が残留していると販売することができません。日本ではまだ規制がないので、良く知られていませんが、健康に直結することなので、勉強したほうがいいかもしれませんね。今日は疲れているので、もうこれ以上は書きませんが。。。

ポット上げ完了。。。