千年の古都のタイムトンネル
京の歴史 その456
蛤御門
京都御苑の烏丸通りに面した南側の門は、
「 蛤御門 」といわれて京都市民にも親しまれている。
現在は西側を向いているが、
本来はこの場所から少し内側へ入って左に折れた場所に、
南面して建っていたと言います。
禁門で開かれることの無い開かずの門でしたが、
天明8年 ( 1864 ) 7月、
上洛した尊攘派の長州軍は、
御所を警護する薩摩・会津の軍隊と
この場所で激しい戦闘を繰り広げた。
この門にちなんで、禁門の変 ( 蛤御門の変 ) という。
普段開けない門が、
焼けて口を開く蛤にちなんで「 蛤御門 」という。
この時の火事で上京は焼け野原となってしまうが、
これが「 どんどん焼け ( 鉄砲焼け ) 」といわれる火災です。
今回はここまで・・
続きは次回に・・
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