スペイン紙は「香川がいる」日本を警戒
ロンドン五輪 で日本代表が初戦で戦うスペインの地元紙は、日本に警戒感を示しているという。
スペインのマルカ紙は 「サムライブルーはドルトムントのトップ下を中心にロンドン五輪を戦う。
疲れ知らずで、才能のあるチーム。
中盤から後ろは前線に比べて人材を欠いている」、とも
AS紙も「香川も23歳以下。ぜいたくなリーダーになるだろう。
宮市、大津、東と警戒すべきアタッカーたちがいる。
危険なライバル」といずれもMF香川真司(23)が五輪代表入りするものとしている。
約1年前に開催されたワールドカップ。
本田圭佑や長友佑都、GK川島永嗣ら日本代表選手の大活躍は記憶に新しい。
あれから多くの選手が海を渡り、挑戦の場を“世界”へと変えていった。
そんな「海外組」と呼ばれる選手たち。
今、どのくらいの日本選手が海を渡っているのだろうか。
具体的な人数を数えてみると、
なっ、なんとヨーロッパだけで50人近い日本人選手がプレーしているのです。
欧州5大リーグと呼ばれる、スペイン・イングランド・イタリア・ドイツ・フランスでプレーしているのが、
香川真司(ドイツ・ドルトムント)、
内田篤人(ドイツ・シャルケ)、
長友佑都(イタリア・インテル)、
長谷部誠(ドイツ・ヴォルフスブルグ)、
岡崎慎司(ドイツ・シュツットガルト)、
家長昭博(スペイン・マジョルカ)など。
さらに今夏も、ガンバ大阪の宇佐美貴史がバイエルンミュンヘン(ドイツ)、
柏レイソルの大津祐樹がボルシアMG(ドイツ)に移籍するなど、
特にドイツでの「日本人ブーム」は続いているようだ。
さらに、ワールドカップで人気者になった本田圭佑はロシア、
川島永嗣はベルギーでプレー。
5大リーグではないものの、常に移籍のうわさが絶えない。
最近の傾向を読み解くと、
これまでのような「日本代表での活躍が認められて…」というケースとは異なる移籍が増えていることが挙げられる。
それを裏付けるように、
日本ではなじみのない小国ラトビア(5人佐藤穣など)、
エストニア(2人満山浩之など)、
ルーマニア(2人瀬戸貴幸など)でプレーする日本人選手も現われてきている。
よく知らない選手も多いが、
それも当然で、彼らはJリーグでの出場経験がなく、日本より“格下”の国でチャンスを見出したケースだ。
ヨーロッパ以外にも「サムライ」たちは全世界に綺羅星のごとく散らばって輝いている。、
パラグアイ(8人下地奨など)、アメリカ(7人山田卓也など)といった北米・中南米のほか、
タイ(約20人。財前宣之など)やインドネシア(9人酒井友之など)など東南アジアで、
元日本代表クラスを含む多くの日本人プレーヤーが活躍している。
まさにサッカーは世界のスポーツだ。これから思わぬ国で日本人スターが生まれるかもしれない。
ヨーロッパだけでなく、世界各国で奮闘する「海外組」に注目してみるのも面白いかもしれないのだ。
Jリーグ発足から20年、日本のサッカーも国際的になったなぁ~
元サッカー少年のオヤジ