前回のつづきです。・・
代官は、嘆願書を視て、
また農民の必死の有様を汲み、
事態を深く考慮した。
幾度も審議を重ねて処分を論議した。
『この 島 利兵衛という人物、稀に見る義侠心に富み知識も豊富だ。
生かしてこそ利有りと見た。徳川様のご時世には、是非貴重な人物であろう。』
この代官も利兵衛に負けず劣らぬ。
知恵者であった。
いや知恵だけでなく器量の有る大人物であったと思われるのだ。
それは、罪一等を減じて、
「島流し」を命じたからである。
1705年(宝永2年)利兵衛は薩摩の硫黄島に流された。
その島では農耕に勤しんだ。
一度捨てた命だ。
これからは命の有る限り、
人のために尽くそうと、
利兵衛は心に固く誓っていた。
だから仕事も他人よりも熱心なわけである。
島民も利兵衛の真面目で熱心な取り組みに驚いた。
何かと利兵衛の面倒を見てくれるようになる。
利兵衛はその性格から島民の信望も得て、
島守の信用も勝ち取った。
利兵衛はその島で甘藷なるものを知った。
その島には琉球甘藷が栽培されていた。
これは飢饉の時には、
必ず役に立つはずだと確信して一層深く研究したのだった。
(つづく)
実はコレ俺の15代前のおじいちゃんなのかも?・・・
今回はここまで・・
続きは次回に・・
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