【ＷＢＣ】６ホームランで圧勝 
「アメリカへ行こう」というチームの合言葉の結果は、
６本の鮮やかなホームランだ。一発攻勢による圧倒的勝利で、
３大会連続の準決勝進出をコールド勝ちで決めたサムライジャパン。
第一の目標は達成。
台湾戦のあきらめない野球での勝利で、
勝利の女神がご褒美をくれたのか。
これまで得点力不足に悩み続けた山本監督にも、会心の笑みがこぼれた。
この日１番で初めて起用された
鳥谷が、期待に応えた。
「１番として何とか塁に出たいと思った」と決意して臨んだ
一回の第１打席。
右翼席に飛び込む先制の先頭打者ソロホームラン、今大会初のホームラン。
２番
井端もこの日はしぶとく２安打。
得点力不足に悩み続けたチームにとって課題だった １、２番が、大活躍。
準決勝進出を決めるまでの道程は、決して容易ではなかった。
エースとして期待した田中は不調続き、
大会直前で右膝を痛めた主将の阿部も決して本調子ではない。
だが、指揮官の決断は早かった。
田中を中継ぎに配置転換、
レギュラーで固定していた長野も
不振が続いた２次ラウンドから先発を外した。
コンディション優先の柔軟な采配が、
サンフランシスコへの道を切り開いた。
ＭＶＰは？
鳥谷・
内川・
そして マエケンでしょうね。
悲願の３連覇まで、あと２勝に迫った。
「頂点を狙いにいく」と山本監督。
侍たちの真価が問われる戦いが、
決戦の地・
サンフランシスコで待ち受けている。
ガンバレ!! 日本
