オヤジのひとり言

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新月

2015年05月06日 | オヤジのひとり言

現代では、

月がちょうど太陽と地球の間に来たときのことを

「新月」(あるいは「朔」)と呼んでいます。

天文学上は、

太陽と月の黄経値が同じになった瞬間を定義し、

そのときの月齢をゼロとして、

月の周期の出発点としています。

新月は太陽と同じ方向にあるため、

実際に見ることは出来ません。

しかし、

古代社会において「新月」とは、

文字通り、

実際の空にはじめて見える細い月(今でいう三日月)のことでした。

現代でも、

民俗学などではこの意味で使われるので要注意です。

純粋な太陰暦が使われているイスラム世界では、

今でも天文学者が望遠鏡で新月を観測し、

月のはじめを決めているという。