オヤジのひとり言

好奇心一杯のオヤジ田舎暮し蕎麦打ち陶芸からヨットレース情報マデお役立ち情報や業界の裏話も有 最近ロードバイクにハマッテ枡

占星術のはじまり

2015年05月09日 | オヤジのひとり言

惑星は、星座のなかを、

毎日毎日少しづつ移動していきます。

金星はほぼ9ヶ月ごとに

夕方の空と明け方の空に交互に現われ、

木星は12年で空をぐるりとひと回りします。

メソポタミア文明を築き上げ、

最初に星座をつくったと言われるシュメール人は、

惑星の存在にも早くから気付いていたようです。

星が空の天井の模様だと思っていた彼らにとって、

惑星の複雑な動きはとても不思議なことだったことでしょう。

彼らはこれを神の兆候だと考えました。

 原始社会では、

自然界の森羅万象を擬人化・神格化し、

崇拝の対象としていました。

太陽は雲に隠れることによって、

やがて恵みの雨が降ることを教えてくれるわけです。

その類推から

「天に特別な兆候が現われたら、それは、やがて起こる大事件を示している」

とされたのも、違和感なく受け入れられていたようです。

彼らにとって「予測」と「予言」は同じレベルのことだったようです。