中秋の名月
旧暦では7月から9月の三ヶ月が秋とされている。
ちょうどその真ん中、
旧暦の8月15日の月を
「中秋の名月」と呼んでいます。
単に「15夜」といえばこの日をさし、
古来より、各地でお月見の行事が盛んに行われてきました。
同じような習慣が中国や韓国をはじめ、
東アジアでは広く分布していて、
この習慣はどうやらアジア大陸が起源のようです。
旧暦は月の満ち欠けをもとにしているため、
日付からだいたいの月の形がわかります。
しかし、月の軌道は楕円の為、
中秋の名月がぴったり満月の日になるとは限りません。
年によっては、
満月から2日ほどずれてしまうことがありますが、
お月見は日付優先で8月15日に行われています。