ドイツのゴシックメタル・バンド。
バンドというよりプロジェクトのようです。
曲名は翻訳すると「黒い太陽」。
…自動翻訳による。多分間違いない…と思う。
楽曲は聴いてもらえばわかりますが、思いっきりゴシック。
重厚で、やはり本場じゃないと作れないような、日本のバンドではなかなか出せない雰囲気の曲です。
それはおいといて。
何か違和感を感じるのは…
多分(あくまで個人的な思いです)、こういう曲を日本で歌うのはヴィジュアル系バンドでしょう。それもメイクこってり、衣装バリバリの。
日本のヴィジュアル系って海外で人気が高いと言われて久しいですが、そうか、こういうところに秘密があるのか。
日本のヴィジュアル系は、メイク、雰囲気、楽曲、寸分の隙もなく完成された芸術品のようなもの(好き嫌いという好みの問題は別にして)。
それに比べて(申し訳ない!)、ヴィジュアル系と比較できる海外のゴシック系バンドは、楽曲は素晴らしいけど雰囲気作りがイマイチなんだと。
なんか、チープなコスプレっぽくなっている。ヴィジュアル系もコスプレだけど、けしてチープではない。
髭もじゃのベースがいたり、頭髪が薄くなったドラムがいたり…。日本ではまずありえない(髭は少数だけどいたね)。
もちろん、楽曲が素晴らしいことでそんなものは関係ないのかもしれないけれど、やはり完璧に化ける日本のヴィジュアル系に慣れ親しんだ私にとっては、どうも感情移入がイマイチだったりするのです。
そんなことをこのPVをみながら、ふと思ったわけです。
繰り返しますが、曲は素晴らしいです。
暴言、お許しください…。