歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと
日日の幻燈





先日(5月5日)、東京都調布市の国領神社へ行ってきました。
もともとは第六天社といい、甲州街道国領宿の鎮守として地元の信仰を集めていました。
鎌倉時代にはすで多摩川河畔にあったそうで、それが度重なる洪水の被害を避けて別の地に移転、さらに昭和37年に現在の地へ移ったとのこと。その際、これも古くからあった神明社と合祀され国領神社と称することになったそうです。
最寄駅は京王線の布田駅。調布駅からでも歩けそうな距離です。


初めて訪れたのですが、実はもっと大きな神社を想像していました。でも、境内はきちんと清められていて心地よい神社です。
さて、私が今回、何の目的でこの国領神社を訪れたのか?
それは、この神社の名物「千年藤」を見るため。毎年5月、藤棚の藤がそれは素晴らしい花景色を織りなすとか。
時あたかも5月初旬。それを聞いたからには行くしかあるまい。

ということで、いざ、千年藤…。


え?
終わっている…。

いやな予感はしたんだ。近所の藤はすでに4月下旬には終わっていたし。桜もそうだけど、最近、花の季節って全般的に早くなってきてない?


最後に僅かに残った花を見て、私は誓いました。

来年こそは、満開の藤の花を見に来ることを…。





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