名古屋ではまだ30度近い気温の日もありますが、少し山間部へ車を走らせ、道端から藪をかき分け下りてゆくと、初秋の「絵になる風景」が迎えてくれます。
川面に映るうろこ雲、色づき始めた木々、こけ類がへばりつく巨岩、飛び散るしぶき、渦巻く流れ。水中に目を凝らせば忙しく泳ぐ小魚たち。瀬音、そして光と影と風・・・。スケッチブックを広げずにはおれません。
言うまでもありませんが、渓流に出かけるには天気予報、履物などの準備を怠りなく。水かさがあるときや、にわか雨があるようでは楽しめません。虫刺されや岩場などでのすり傷への備えもあれば、いいですね。
僕の周辺には木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)はじめ、矢作川や豊川などの支流がいっぱいあります。
ここに掲載した絵は、以前描いたもの。流れの白は塗り残しを基本にしつつも、マスキングやアクリルガッシュも使っています。
この秋はどんな流れを描くか楽しみです。
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