風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽描き風景水彩画「廃品オブジェ」

 グループ展が閉幕、ひと休みしていた水彩画の創作活動を再開しました。
ご覧いただくのは、5月3日更新の楽書き雑記「三重県桑名・多度地区での驚き」で紹介した廃品を使ったオブジェ作品を描いたものです。
                         
    
                       
              
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この「廃品オブジェ」は地域の人から「農業を腰痛のためにやめ、こんなものを創って楽しんでいる」と見せてくださった作品。長年使った農機具や台所用品、近所の子供らが届けてくれる廃品で「思いのままに」仕上げているそうです。

僕がこうしたものを絵にするのは初めて。
「描けるだろうか」と迷いましたが「気ままに創ったオブジェだそうだから、僕も気楽に描こう」と取り組みました。

「作品にコメントや題名を付けない。見る人が感じたままでどうぞ」ということでしたので、2体を並べて描き考えました。

思いついたのは、果樹栽培農家のちょっとおしゃれな若夫婦。朝早く「きょうは天気もよさそうだ。夕方までに作業が済みそうだ」と農薬散布に出かける場面、ということにしました。

迷ったのは背景をどうするかです。
実際には2体とも納屋の中にあって、周りには板ギレなどオブジェ制作に使われそうな廃品がころがっていましたが、それらを描くと絵が散漫になりそうです。
そこでストーリー性を出す色づけをするか、オブジェをクローズアップするため黒や濃紺で塗りつぶすかを検討した結果、まず左側のように早朝を思わす色づけをしました。
しかし、教室に持参すると「背景の色がオブジェをダメにしている」と先生。結局、黒と濃紺で塗ったのが右側の作品です。
「私は最初の方がいいと思います」「絵としては後の方だね」「どちらも・・・」。教室の仲間の感想は分かれました。

ところで、オブジェ作品に使われた廃品は何でしょう。みなさん、いくつ分かりますか。といっても、僕の下手な絵では分かりませんよね。
撮っておいた写真を詳しく見ると、例えばやかん頭の人形の胸の中には金網状のものが入っていますが、描けていません。

形を描けて、僕がこれじゃないかなと思ったのは次のようなものですが、もっとありそうですね。

  ①やかん②農業用噴霧器③ビニールホース④金属パイプ⑤バケツ
  ⑥金属製の蓋⑦ロープ⑧木製樽⑨空き缶⑩竹製ざる⑪おわん⑫金属棒
  ⑬金属板⑭金属しゃもじ⑮木製しゃもじ<o:p></o:p>

 

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