この時期の街路樹に似合うのは、やはりサルスベリ(百日紅)でしょう。名古屋の都心を走る大通りのi一本、錦通の中央分離帯でも、赤、白、ピンクの鮮やかさに目を引かれます。中国南部が原産地で、日本へは江戸時代より前に渡来。名前の通り開花期間が長いこともあって、街路樹として広がりました。 「サルも木から落ちる」の例えになったスベスベした木肌に、恐るおそる挑戦したのは遠い昔。「雄弁」「饒舌」が花言葉です。