飛騨街道の宿場町だった下呂市金山町は「石の街」でもあるようです。巨石群やライトを当てると光る蛍石などがあり、石造りの建物や石積みの堤防、階段、橋などが目立ち、巧みな石工も多かったと聞きました。狭い土地を有効活用するため、高低差のある立体的な街づくりが進められたことを物語る階段にも、その技術が使われています。 この絵は上と下の集落を結ぶ通路として設けた丸石を積み重ねた石段。平べったい面のある大きな石を階段状に並べ、両脇の壁にも丸石を使ってあります。