WORKS LIFE

KZWORKS わーくす主の日常を徒然なるままに・・・
マグロ、GT、ヒラマサを獲る為に特化したハンドメイドルアー日記

2011沖縄遠征4月③二日目

2011年04月20日 | 釣行日記

実釣二日目っす。

天気予報どうり昨晩は土砂降りでした。夜中に何度も雨の音で起きてしまいました。

雨は朝にはやんでましたが、空はどんより曇っています。

いつもは、朝飯を食べてからのSTART FISHINGですが、

紹己船長は朝から気合十分。アンカーを速攻で上げて、

粟国島の西側に位置するポイントに船を向けます。

時間は朝6時。自分も起きたばかりでまだ準備もままならない感じ。

ポイントは沖に向けて大きな沈み根が幾重にも連なっている場所。

ウネリが来るたびに浅い根のところでは波が砕けて、

いかにもGTが付いていそうな雰囲気。キャストにも力が入ります。

潮の流れを確認しつつ、何度か流す筋を変えていきます。

すると船の周りで大量のダツの群れが何かに追われて一斉に水面を逃げ惑います。

水面のあちらこちらで「ドバババッ、ドバババッ」と逃げる、逃げる。

明らかに大型の魚に追われています。

遠くではカジキがジャンプをし、魚っ気がムンムンっす。

これを逃すとチャンスがないと思い、ひたすらミヨシでキャストを繰り返す。

すると、待ちに待った待望のバイト。

自分が投げていたSrgalah155 GT SPECにGTが反応しました。

が・・・まさかのミスバイト。そんなミスバイトが何度か船中で続き、ついにヒット。

さっきまで船酔いで寝てた佐々木君、起きてきて数投でGTをヒットさせた110417_w_hit

自分もようやく魚を乗せることができ、Wヒットになった。

折角のヒットもゲコゲコサイズでゴリ巻きで秒殺。取り込みも自分でリーダーつかんでゴボウ抜きっす。

どうやらGM(ジャイアントメッキ)のスクールのようです。どうりでミスバイトが続くわけです。

ここまで船酔いでほとんど寝ていた佐々木君、効率良過ぎです(笑)。

またしてもYOSEMIYAさんから写真拝借っす。

すみません。撮影してません

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Img_1501_20 果敢にもこんなに大きいルアーにアタックしてくるジャイアントメッキ君。たぶん3kg位っす。

ヒットルアーはSrgalah155 GT SPEC

アトラクティブピンクで

佐々木君のは少し大きめの4kgサイズ。

こちらはγで。

撮影中、ゲコゲコ合唱するメッキ君。

なんで鳴くんでしょう?

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まだまだポイントを流します。相変わらずダツが逃げ惑っています。

そんな中、またしてもWヒット。今度はミヨシで投げていたふじちんとオオドモで投げていた自分の「SRG-FLAP L」グルクンカラーにほぼ同時にヒット。

今度は先程とは違いファーストランでドラグが出て行きます。

結構いいサイズのようです。ガッツリ、フッキングをかまして

ポンピングに入ります。がっ、何度か寄せたあとフワッと軽くなり痛恨のバラシ

針の掛かり所が悪かったみたいです。Img_1503_20

ふじちんのほうはそのままランディングに成功。

ヒットルアーは新作の「SRG-FLAP L」のワフー。

GT31kg。Img_1511_20 

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船上のムードも最高潮に達し、まだまだポイントを流します。

魚からのコンタクトはまだまだ続きます。

またしても自分の投げていた「SRG-FLAP L」グルクンカラーにビックバイト

しかし、またしても乗らず

めげずに数投すると、またしてもビックバイト。

今度は水中にルアーが消え、渾身のフッキングをかます。

手応え十分、ドラグがうなり、ラインを引きずり出していきます。

ファーストランの手応えの割りにはすんなり上がってくるので油断していると、

船の真下に貼り付くように走り回る。

NOフォローのやり取りでなんとか水面に浮かせることに成功。

上がってきたのはGT 34kg。Img_1520_t_2 

初めて釣ったクロスケGTです。

かっこいいです。黒のGTは普通の個体よりよく引くみたいです。

10年ぶりの記録更新っす。でもたったの1kgですが・・・。

これ以下は何匹も釣ってるのですが、GT釣り2回目に釣った33kgの壁が

高く立ちはだかっていました。でも1kgの更新って微妙っす・・・。Img_1523_20 

なんとか40kgの壁を越えたいのですが、まだまだ道のりは遠そうっす

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Img_1514_20ルアーをがっぽり丸呑みしてました。

ここまで咥え込むということはエサと思ってバイトしてきた証拠っす。

FLAPの動きがGTを惑わした証っす。

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Img_1531_20_2 

のまれてしまったおかげで、かみかみされてボロボロです。 このルアーは殿堂入りっす。

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その後もバイトの集中した筋を何度か流しましたが、バイトを得られず、

粟国島を後にしました。

本日二箇所目のポイントはおなじみの渡名喜島。

水道の北側から流し始めますが、流れがなくほとんど船が流れません。

そうこうしてる間に雲行きが怪しくなってきました。

遥か彼方で雷が鳴り出し、海面にドッカンドッカン稲妻が落ちています。

そのうち雨が激しさを増し、釣りどころではなくなりました。

しばらく雨をやり過ごすことにし、休憩をします。

一時間くらいで雨も小降りになり、再び釣り再開。

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Img_1533_20 渡名喜島横にある入砂島。

ちゅらさんのオープニングの島だそうです。

知りませんでした。見てないので・・・。

周りを珊瑚で囲まれた島です。

米軍の射爆場っす。

このまわりも攻めたが反応なし。

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ライトジギングでひたすらミーバイを狙っていた松にビックバイトが

船長はヒットに気づかず船を移動させようとスロットルを上げています。

松は慌てて、必死に耐えています

船長もヒットに気づき船を止めてしばらくやり取りを見守ります。

数分のやり取りのあと上がってきたのは、松の念願の獲物Img_1547_20 「アカジン」。

この魚、滅多に釣れません。

沖縄県民もそろって「おいしい」と言う魚。

1kg¥2000位します。この魚で1万弱位かな?

沖縄で水揚げされたアカジンは、築地行きだそうです。

沖縄で売られている安いものはフィリピン産みたいっす

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お昼を食べながら泳がせの仕掛けを流します。

グルクンの生餌が無くなってしまったので、「オジサン」を流します。

しばらくするとアタリが出て、ラインが走ります。

最後にファイトを楽しむのは酒井くん。

グラスの泳がせ用の竿は魚の走りを上手く吸収し、魚もすんなり上がってきます。

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上がってきたのはバラフエダイ。Img_1552_20 

シガテラ毒の持ち主っす。

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Img_1553_20 

暴れて、素足に落としただけでもヤバイみたいなので、ビビリながらの撮影っす。

10.5kgありました。

沖縄にしてはビックサイズです。

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この後は、雨も上がり、水面にベイトボールの帯が無数に見える状況になり、

釣れそうな雰囲気でしたが、状況とはうらはらにGTからのコンタクトはありませんでした。

夕方4時まで粘りましたが、何も釣れず。

渡名喜島を後にし、那覇に向けて帰路につきました。

今年もそれぞれ思い思いの釣り方で沖縄の海を楽しみました。

やっぱり、沖縄は最高です

紹己船長、稔さん、マッチー、YOSEMIYAスタッフの方、

楽しい時間をありがとうございました。

また、よろしくお願いいたします。

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Img_1534_20今回、最終TESTで持ち込んだ新製品の

「SRG-FLAP L」。

今までヒラマサ用に180mmのMサイズは発売していましたが、今回は220mm 自重約125gのGT用を開発しました。

アクションは左右にパタパタとヒラ打ちをするアクションが得意です。

Srgalahとはまた異次元の動きを出しています。

浮き姿勢もポーズ時のミスバイトを軽減する為に斜め浮きにセッティングしてます。

今月末には発売できるかな?またブログで告知させて頂きます。

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