台湾の総統選挙が昨日13日に投開票された。
台湾統一を目論む中国が選挙に激しく介入してくると言われており、中国よりの国民党が勝ったら尖閣諸島近海がさらにきな臭くなってしまう。また民進党が勝ったら中国との戦争が起こるかもしれないと言われていて、関心を持ってみていた。
結果は、与党民進党の頼清徳氏(64)が558万6019票の40.05%を獲得して当選を決めた。
対立候補の国民党候友宜氏(66)は467万1021票の33.49%で次点。もう一角の候補であった民衆党柯文哲氏(64)は369万0466票26.46%と健闘している。投票率は71.86%で前回2020年の投票率より3%少なくなっている。
当然、香港の実態を見れば、民進党の頼候補が勝つんだろうと見ていた。余裕のぶっちぎりを良そうしていたが、実際はそんなに楽勝ではなかった。
前回、蔡英文候補は800万票を上回る得票数で歴代総統選における最多記録となっていた。
蔡氏の得票数が817万231票で得票率57.13%。事実上の一騎打ちとされた対立候補の韓氏が552万2,119票の38.61%、宋氏(親民党党首)が60万8,590票の4.26%という結果だった。(投票率74.90%)
国民党と民衆党が統一候補にまとめきれたら政権交代できたという見方もあったが、前回からの票の流れを見るとそうでもなさそう。
民進党の頼氏から250万票ぐらいが民衆党の柯氏に流れ、国民党からも80万票ぐらい柯氏に集まった勘定になる。(30~40万人が棄権か?)
基本的には中国とは相容れないが、民進党べったりでもない。なんらかの新しい動きが欲しいと、民衆党の柯氏を支持した者が多かったのではないか?
立法院の結果も民進党52議席、国民党51議席、民衆党8議席となっていて、どちらも過半数に達しない痛み分けとなっている。
専門家の意見では、民進党は地方政治がうまく行っていないし、賃金は上がらないにもかかわらず、不動産価格が上昇するなどの経済政策が評価されていないとあったが、わたしには、中国に飲み込まれたくはないが、中国を完全に拒否できないという玉虫色の解決に見える。
本当は中国が専横的な共産党政権から変わって台湾のような民主政治になる統一が理想なんだけどね。
台湾統一を目論む中国が選挙に激しく介入してくると言われており、中国よりの国民党が勝ったら尖閣諸島近海がさらにきな臭くなってしまう。また民進党が勝ったら中国との戦争が起こるかもしれないと言われていて、関心を持ってみていた。
結果は、与党民進党の頼清徳氏(64)が558万6019票の40.05%を獲得して当選を決めた。
対立候補の国民党候友宜氏(66)は467万1021票の33.49%で次点。もう一角の候補であった民衆党柯文哲氏(64)は369万0466票26.46%と健闘している。投票率は71.86%で前回2020年の投票率より3%少なくなっている。
当然、香港の実態を見れば、民進党の頼候補が勝つんだろうと見ていた。余裕のぶっちぎりを良そうしていたが、実際はそんなに楽勝ではなかった。
前回、蔡英文候補は800万票を上回る得票数で歴代総統選における最多記録となっていた。
蔡氏の得票数が817万231票で得票率57.13%。事実上の一騎打ちとされた対立候補の韓氏が552万2,119票の38.61%、宋氏(親民党党首)が60万8,590票の4.26%という結果だった。(投票率74.90%)
国民党と民衆党が統一候補にまとめきれたら政権交代できたという見方もあったが、前回からの票の流れを見るとそうでもなさそう。
民進党の頼氏から250万票ぐらいが民衆党の柯氏に流れ、国民党からも80万票ぐらい柯氏に集まった勘定になる。(30~40万人が棄権か?)
基本的には中国とは相容れないが、民進党べったりでもない。なんらかの新しい動きが欲しいと、民衆党の柯氏を支持した者が多かったのではないか?
立法院の結果も民進党52議席、国民党51議席、民衆党8議席となっていて、どちらも過半数に達しない痛み分けとなっている。
専門家の意見では、民進党は地方政治がうまく行っていないし、賃金は上がらないにもかかわらず、不動産価格が上昇するなどの経済政策が評価されていないとあったが、わたしには、中国に飲み込まれたくはないが、中国を完全に拒否できないという玉虫色の解決に見える。
本当は中国が専横的な共産党政権から変わって台湾のような民主政治になる統一が理想なんだけどね。
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