この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

ほろ酔い、し・あ・わ・せ

2010-05-09 19:13:30 | 酒よ!
お酒はうまい。一週間禁酒をしていたが、母の日にお祝い(誰の?)に飲むことにしていたら、十九歳の長男は模試試験に出かけていない。東京にいる娘から鉢に入った花とケーキが届いた。友人が沖縄から泊りに来たり、飲み会の連続で金欠病だというのに大きな散財をしている。ひょっとすると一時借用のためにご機嫌をとってきたのだろうか。それはさておき、別の話。
日々の疲れが出てカミさんはパソコンの向こうで舟を漕いでいる。
わたしはユーミンの「やさしさに包まれたなら」を聞きながら、ブログのネタを打っている。気持ちいい。この幸福感はなんだ。
やはり、酒と歌と・・・・向かいにいる妻が・・・・いるからなのか?

「アルコールは生物にとって毒素です」というのを、どこかの単純思考の学者がテレビで話していたが、確かに薬学的には生物にとってアルコールは毒となるかもしれない。
しかし、総合的に見たときに、先人達は「百薬の長」と解釈している。
真理とは、決して一面から判断してはならないというひとつの教えではないか。
百歩譲って酒が毒素だとしても、われわれには酒を通してこそ見透かすことのできる人生があるということを信じている。

健康・ダイエットをうたう様々な商品ども。そのうたい文句ほどの効果があったとして、九十、百まで生きたとして、何をあなたは誇るのだろうか。
われわれは死ぬことを敗北者のように思っているが、いったいそれは誰が決めたのだろう。
みんな死ぬ。間違いなく必ず死ぬ。とすると、死ぬことそのものが敗北であるはずはない。死ぬことに勝ちも負けもないとしたら、いつ死のうと勝ちでも負けでもないのだ。
ちんまりと栄養素のサプリメントを1日百粒も飲みながらベッドの上で生きながらえる人生の何が素晴らしいと言えるだろうか。

毒が薬ともなれば、失敗が長い目で見れば成功のステップであるように、われわれは一面だけの真理に固執してはいけない。現世での損得は次元を越えたあの世では逆転していることもあるのだと、わたしは思う。
曲は今は「幻の翼と共に」になっている。
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