この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

8月4日は過ぎたけど

2020-08-06 07:30:31 | 日韓問題
8月4日になったらすぐ現金化されるのかと思っていたら、どうも違うらしい。
「韓国の裁判所が株式の売却命令を出す。しかし日本企業は従わないので、不服申し立てという流れになるだろう。しかも、対象の株式は非上場株なので価格の算定が必要だが、ここでも日本企業は抗弁ができる。場合によっては売却の完了に数年がかかるかもしれないといわれている」と朝鮮日報日本語版で報道されている。
数カ月かかるかもしれないというのはあったが、数年かかるかもしれないなんて!?

振り上げた拳をいつ下ろしたらいいのかわからなくなるが、8月は15日の終戦記念日がある。韓国にとっては独立記念日だ。文大統領がどういう発言をするか関心を呼んでいる。(わたしだけかな?)また8月24日にはGSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)の期限がくる。
去年延長せずアメリカから怒られて撤回する一幕があったが、はたして今度はどうするのか?
どちらにしても日本にとって影響は小さいと思われるが、文在寅政権が今後日本とどう付き合っていきたいのかを知る判断材料にはなるだろう。

韓国外交部の金仁チョル(キム・インチョル)報道官は4日の定例会見で、「GSOMIA終了のためには今月末に日本に終了の意思を通告しなければならないのか」との質問に、「われわれ政府は昨年11月22日、いつでも韓日GSOMIAの効力を終了させることができるとの前提の下にGSOMIA終了通告の効力を停止させた」(聯合ニュース)と述べた。ということは別に8月24日に通告する必要はなく、11月22日の直前でも可能と言う立場を取っている。
何かブラフに使っている感じがする。

1990年金大中大統領の下日本文化が開放され、日韓の文化交流が始まった。ところが、この文化交流は完全な相互交流とは言えないというのだ。
JBpressで崔 碩栄氏(ノンフィクション・ライター)が報告している。
「韓国では日本のドラマは地上波で放送されることなどまず考えられない。日本ドラマを見られるのはケーブルテレビとNetflixのような有料動画配信サービスだけだ」という。
また、「ラジオの場合も同じだ。日本では韓国人歌手の曲、韓国語歌詞の曲がラジオで流れることはあるが、韓国では日本人歌手の曲、日本語歌詞の曲は放送局の自主規制により事実上放送禁止になっている。法律で禁止されているわけではないが、放送局は『国民感情』を理由に事実上の禁止曲扱いだ。それだけではなく、日本語の単語が一つでも入っている曲なら、韓国人歌手の曲でも『放送不適切』という名の事実上の放送禁止処分を受ける。日本語が一つでも入っている曲は道徳的に、倫理的に『聴いてはいけない歌』とされるのだ」

「日本語に対するアレルギー的な反応はテレビとラジオに限った話ではない。-中略-韓国人が日常生活でよく使う単語、例えば『うどん』『マンタン(満タン)』『いっぱい』のような日本語の単語は、放送不適切の処分を受けるだけではなく、国立国語院によって『純化対象』に指定され、排除すべき言葉、校正しなければならない言葉として分類される。  日本文化の流行を『危機』『占領』と表現する韓国メディア マスコミも黙ってはいない。韓国において日本式『居酒屋』が急増したときには、『倭色が酷い。若者たちは日本語をそのまま持ち込んで使うという奇怪な現象について問題意識ももたない。植民地文化は日常生活の中にこのように強力に浸透した』(ファイナンシャル トゥデイ 2019.8.9)と批判し、日本文化が流行したときには『日本風が強力だ。消費者たちの間では歴史的な痛みがあるのだから日本風の消費を止めなければならないという自制の声が大きくなりつつある状況だ』(マネートゥデイ 2019.5.5)と、暗に自制を求めるような論調で警戒している」

「韓国で日本のものを楽しむことが白い目で見られる風潮は昔からあったが、去年の「日本製品不買運動」によりさらに深刻化した。
 今は日本製商品を買うだけではなく、タレントが日本料理を食べたという理由で叩かれ公開謝罪をしたり、日本旅行の動画を流しただけで懺悔の謝罪を余儀なくされたYouTuberがいるなど、日本の歌、料理、遊びを楽しむだけでも社会的なバッシングを受ける事態まできている」

日本文化に親しもうとすることや、日本文化に対して好感を抱くことについて、社会的圧力がかかっているのだ。ここまでとは知らなかった。
文化交流が始まって30年、どうしてもっと親しくなれないのか不思議だった。おそらく軍事政権下から脈々と続く反日教育のせいではないかと考えていたが、それだけではなかったのだ。保守革新を問わず、メディアまでもが一丸となって韓国国民に、というよりお互いに反日の同調圧力をかけあっていたのだ。
このままでは未来永劫日韓友好は訪れないだろう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 沖縄がやばいⅡ | トップ | 持続化給付金は電通の救済策 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日韓問題」カテゴリの最新記事