「吉野の千本桜」と言われているので疑いもなく「ソメイヨシノ」と思っていたらそれは山桜のことだと現地を訪れて初めてわかりました。山肌に沿うように下の方から段々と咲いていたけれど、歌の文句ではないけれど「霞か雲か・・・」かかっていて、ところどころでハッキリ見えないところがあり残念と思っていたら、このボーっとしているのは早朝しか見れない貴重なものだと聞けば、なんとなく嬉しくもなりました。夕方フェリーに乗り、翌朝大阪南港から一路奈良吉野へ向かって到着したのが8時頃。山を登って中千本まで行くとようやく山一面の千本桜を見ることができました。
そこから「奈良大和路の花の御寺」と言われている「長谷寺」へ。ここは、ソメイヨシノや枝垂桜が満開で春爛漫。また、「牡丹」もたくさん植えられていて大きな蕾を付けていました。5月の満開には是非見たいものだと心を動かされました。
桜と言えばもうひとつ、大阪造幣局の「さくらの通り抜け」の八重桜。ここの桜は、山桜やソメイヨシノと違って、ぽっちゃりとかわいらしい。色はピンクが殆どだけれど、白や薄緑も混じっておりピンクを引き立たせていました。まあ、でも、人、人、人で「立ち止まらないで前に進んでください」としきりにアナウンスしていました。
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そうして、再び大阪南港へ。慌ただしい一日限定のお花見紀行でした。