押入れの布団を整理した。結婚する時に母が準備してくれた物だった。だからもう云十年前のこと。その間に布団の中身も綿からポリエステルにそして羊毛から羽毛の布団に変わった。けれど、その布団だけはいつも押入れの中に収まっていた。
でも、いつまでもそうはいかない。思い切って断捨離!ついでに使わなくなった毛布や座布団も。
早速、車に積み込み、市の清掃工場に持ち込んだ。
布団を捨てる所まで行き、係りの方が捨て方を指導してくださる。
押入れの中も1/4は、空になりスッキリしたはずだったけれど、どうも何か変な感じ。ただの布団だけれど、長年一緒に居たから?ゴミ捨て場のあの雰囲気は何だったのかな?「お別れの場」?ものを捨ててこんな気持ちになったのは初めて。
後ろ髪を引かれるような気持ちで清掃工場を後にした。