見事な秋晴れの1日、バイク用品量販店のナップスが主催するライダーズミーテイングが山梨県の
山中湖畔で行われるので行ってみたよ。
休憩した道に駅・どうしはバイクも車も激混み
奥の駐車場までバイクがあったw
会場に着くとさらに多くのバイクがずらり
1000台以上あるんじゃないかな?
へたな展示場よりも多種にわたり、これらを見てるだけでお腹いっぱいになったよw
運営は、じゃり道駐輪場での転倒防止にサイドスタンド埋まり防止用の板を配ってくれたので助かったよ。
値札はモザしたけど、これは建築用の水平出し用のレベルスペーサーで一枚100円以下だから、
紐でも付ければ携行用にいいかも。
イベント会場では赤ブルの試飲配布やいろいろなゲストによるトークなど。
YBR125改をサーキットに持ち込んでタイムアタックに勤しんでる二輪ライターのKAZU中西氏もゲスト
として参加されていた。
(YBR乗ってきてよ!ご自慢のバックステップを撮影・採寸したいんだからね!!)
いろいろな出店で即売会が開かれてたけど、特に興味が無いので駐輪場でバイク観覧でもしようかと
戻る途中で思わず足が止まった。
戦利品 税込み100円のLED多目的フラッシュライト
普段なら「あんな安物、どうせすぐに壊れる、無駄遣い・・・」って無視するんだけど、印刷されたロゴが
目に入った途端にサイフを取り出していたよ。
IRC TIRE キタ~~~~~!(・∀・) *・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜
NR25やGP-1ですっかりお世話になっております、買わずには居られなかったw
広い駐輪場を徘徊してYBRや同型エンジン車などを探したら赤いXTZ125Eが一台居ました。
10万キロ越えも夢では無くなったラテン系の血をひく遠縁の親戚だね。
そしてついに見つけたYBR!
思わず隣りに停めて撮影。
YBR125GのVMキャブモデル最終型のようだ。
オーナーさんは見かけなかったので残念ながらお話する機会はなかったけど、ちょっと細部に渡って
観察させてもらいました。
ついで気になってメージャーで採寸したのは前後ショックの全長。
リアショックアブソーバーは他のYBR125と同寸。
フロントフォークの全長は30mm長いと言う事が確認できたが、後に40mm長いというデータや
実測値も見かけるので正確な数値は不明だ。
インナーチューブの長さで違いがあるみたい。(勝手に寸法測ってごめんなさい)
少し待ってみたけれど持ち主さんは現れなかったので、今日のところは
エアーオフ会!(震え声
結局同型エンジン車は3台しか居ず、絶対に居ると思われたスズキ系のENやGNは皆無。
その代わりに珍しいアプリリアのアメリカンタイプが居た、
最後に富士山をバックにヤマハのビッグシングル兄弟。
日本を代表するシングルエンジンの名車が並んだ姿に思わず涙が出そうになったよ。
お前らかっこ良すぎる!
帰路の途中、稲刈りが行われてて、はぜかけが見られた。
秋の訪れを感じる・・・
実に爽やかな秋の1日でした。
当ブログ開設1周年記念企画
という大げさなものじゃないけど、オイル交換の時期が来たのでついでに前から実行してみたかった
エンジン腰下の観察と軽メンテナスをしてみた。
とにかくオイルを抜く。
約3,500㎞走行の割に綺麗だな。
SUMIXの部分合成オイルは真夏でも熱ダレが起きにくくて快適だった。
ホンダのG2も似たような感じかもしれない。
エンジン腰下の右クランクケースカバーの詳しい外し方は割愛するが、知恵の輪のようにあれこれやった
らステップアッシーのボルトを外して避ける手間は避けられないのがよくわかったよ。
わかりやすい解説は「YBR125 MEMO」さんを参照してくだされ。(丸投げw)
YBR125Kの2012年モデルまでのステップアッシーならフットガードが単体で外せるので楽だろうけど、
無印系と2013年以降のモデルはちょっと手間をかけないとならない。
クランクケースカバーのボルトを外してカバーを軽くプラスチックハンマーであちこちショックを与えると
簡単に隙間が出来て外す事ができる。
そして内部を観察してみると違和感を感じた。なんだこれ?
フィルターローターが付いてる軸にスプリングバンドが見える。
こんな構成の組み方は今まで見た事もないし、なにも押さえる物が無いのも変だ・・・
軸の中心の穴はオイルラインでクランケースカバーへと繋がってるから、まさかと思ってカバー側を見ると
対象箇所のオイルシールのリップが切れてる!ここにはまってたはずのバンドだったw
単にカバーを抜いただけでこんなに切れるはずもなく、想像では製造時にカバーこじりながら無理やり挿入
した結果、噛みこんで切れてたのかもしれない。 まさにチャイナw
まあ、この程度ならオイルだらけの内部の事なので油圧が少々低下してもオイルが循環してたのだろう
し、今まで不具合も無いから発覚しなかったのだろう。
とりあえず同型エンジンのTT-R125の部品で注文しておくかな。
さて、はじめて開けたので一番気になってたオイルストレーナーの状態を確認してみる。
あれ?予想よりもはるかに綺麗でゴミがほとんど引っかかってない。
ついでにクランクケース底に溜まってるであろう鉄粉などを探すがほぼ無いのも驚いた。
思い出すと購入時、500㎞・1000㎞・2000㎞時にオイル交換するなど、最初の頃は早い時期に交換し
てたのと、当たりエンジンだったのかもしれない。
いや、オイルシールの件があるから半当たりエンジンw
せっかく開けたのだから色々観察や確認をする。クラッチの下部にあるストッパーレバースプリングの様子。
これならへたってたり折れたりしても交換しやすい構造と位置である。
某氏の実体験では長距離走行車YBR125Kの運用個体でこれを新品交換したら別物に変わってギア
チェンジ感触がカチカチとはっきりし、気持よくチェンジできたとの事。
俺の車体のスプリングを観察するとストック品と比べて直径が少し細いように見える。
次回は交換してどんな変化になるか実験してみようか思う。
クラッチスプリングも観察してみた。
特殊工具なしでボルトを均等に緩める。
クラッチスプリングの自由長は28.8mmくらい。
サービスマニュアルのデータでは新品で29.30mm、使用限界が27.84mmなのでまだヘタリ半分って
感じ。 このまま継続して使用する事に決定。
せっかくなのでクラッチのフリクションプレートの摩耗も確認。
新品時は3.00mm、使用限界は2.80mmなのでこれも半分の消耗度合いである。
だが、興味本位でタオバオで購入した社外品と言うか純正以外の安いフリクションプレートが買い置きして
あるから交換してみる事にする。
特にクラッチセンターのアジャストボルトの再調整をする事無く、少しだけクラッチワイヤーの中間位置に
ある調整機構でクラッチレバーの遊びを少し修正。
オイルシールにスプリングバンドを組み付けてすべてを元通りに組み上げ、新品オイルを入れて試走して
みたが違和感もない。
午後から少し散歩ツーリングに出かけたら特筆すべき変化があった。
1速からの発進時に起きていた半クラッチのジャダー現象が起きなくなった。
今まであまり気にしてない現象ではあったけど、フリクションプレートの交換で変化は起きるだろうと予想はして
たから納得である。
YB125SPを初め、2013年モデルからジャダー対策でフリクションプレート摩擦部の材質がコルクから
ペーパーに変わってるのもうなずける。
別の車種でフリクションプレートの種類を変えた事でジャダーが起きなくなった経験もあるから、材質の変更
は結果に影響するのだろう。
同じコルク材でも製造会社によって少し変わるから、ジャダー現象が気になる人は純正以外のフリクション
プレートに交換すればジャダー対策になるかもしれない。
どうせタオバオの事だ、純正と明記されてても現物は使用可能な別物の可能性が高いからかえって好都合だw
試しに開けてたエンジンは意外なほど綺麗で、問題のオイルシール交換の課題を残すのみになった。
明日は山中湖でNAPSのイベントがあるらしく、距離的にちょうどいいから行ってみよう。
もしかしたら他のYBRさんと出会ってプチオフ会になるかもしれないw
天気にな~れ!
ぱんぱかぱ~ん!
今日は何の日? 当ブログを開設してから1周年記念日!
長いようで短かった1年だったけど、どうにかこうにかネタをひねり出し続けてまいりました。
開設の発端は自分用に撮影したYBR関係の画像を整理して居るうちに、覚え書きも残した方がいいんじゃね?
って思いたち、YBR125購入の後押しになった先人達のブログ情報への恩返しも兼ねて、発掘した画像群を
ネタにして更新してまいりました。
だから内容と時系列が合わなかったり矛盾も生じてたわけだけど、時々訂正や追記などを行って誤魔化してる
しだいでありますw
そもそもなんでYBR125になったか?と言うと、購入当時の約4年前は125ccMTの国産車は皆無に等しく新車購入
ができなかった事にある。
ところがそんな事情を狙ってか徐々に輸入と言う形で海外生産の原付2種が店頭に並び始め、輸入車って選択肢も
有ると気づいたわけだ。
便利な世の中でネット情報で色々調べ、最終的にEN125とYBR125の2車種に絞られたけれど、当時はENの
部品入手は納期に時間がかかり、YBRは割りと早いというものだった。
また世界中のYBRオーナー達の情報公開のおかげで部品リスト(パーツカタログ)や整備要領書(サービスマニュアル)
がPDFファイルで入手できる事も知る。
さらに国内のヤマハサイトでは部品検索なる便利なサービスも存在し、当時は国内でも普通の店でYBRの部品を注文
しても入手できたので、これなら国産バイクと変わらないと思ってYBRに決定した。
特に馬力や加速特性だの最高速だのは注目しておらず、過去の経験から4ストOHC単気筒125ccの性能差なんて
一般道で死活問題になるような場面は特に無いと思ってたし、保守面での優位性の方が重要と思ってた。
ところが購入後1年くらいで日本ヤマハは一部の標準部品を除いて車種独自の部品供給を終了~。┐(´-`)┌
その後、車体購入店も廃業する事になり、大船に乗ったつもりが泥船だったのかと凹んだ時期もあったな。w
だがしかし!YBR125は特に重大故障も起きず、国産車と共通の部品も徐々に分かり、さらに中国のオークションサイト
タオバオからあれこれ部品や用品が輸入できる事を知ると不安な要素もかなり減ったわけだ。
そして、今日に至る。
そりゃYBRには色々弱点はあるよ。
壊せば壊れるよ。(←転倒・立ちごけ、国産車も同じ)
いつの間にか壊れる部品もあるよ。(←ワイヤー類は弱い)
ちょっと頼りない品質のゴム部品もあるよ。(←生産ロットで差があるようだ)
緊急時に出先で飛び込んだお店がイヤな顔をする事もあるよ。(←そんな店はその程度だ)
中国生産だから覚悟は必要だよ。(←でも案外大丈夫な部分もあるから不思議)
覚悟ができてないなら買わない方がいいよ。(←安いだけでは済まされないのも事実)
でもいいんだよ、謎の耐久性もあるから。w
これからもできるだけ無理せず・事故せず・壊さず・過度な高望みをせずに乗り続けるつもりです。
でも、ある日突然乗り換えて「YBRなんてバイクがあったなぁ・・・しみじみ」って事もあり得る。w
とにかく、このブログが続いてるなら乗り続けてると思って今後も生暖かく見守ってください。 雷太
ネタ不足につき ウィンカーカチカチ の項で書いたウインカー音の追加記事。
オフ会で再会した某氏が教えてくれたカチカチ音改造の例だ。
彼のYBRもウィンカー点滅時にカチカチ音を発生するように改造してあったが
俺の方法よりも更に簡単な改造である。
スズキのスクーター系であるアドレス系、レッツ系、ストマジ系などに採用された
音響リレー。解体屋にでも行けば見つかりそうなメジャー車種なのもいいね。
これをYBRの純正リレーの位置に置き換える。
配線はコネクタの形がYBR純正がL型に対してスズキ系はT型。
同じ2端子構造なので変換ケーブルを作るなり、純正コネクタから平型端子を
ハウジングから抜いて熱収縮チューブで絶縁処理をした後に差し込むなり、
方法はどうにでもできる。
こんな感じの線でも2本作って接続してもかまわない。
某氏のYBRでの音量は必要にして十分で俺が試して失敗だったDIOの音響リレー
よりも遥かに実用的な音量だから、俺も最初からコレを知ってたらと悔しんだよ。w
余談だけどキタコ(KITACO)からも LEDウインカー対応フラッシャーリレーで
アドレスV125/G用の音響リレーが発売されてるから、YBRウィンカーをLED化する
ついでに音響インジケーターを追加したい場合はこれを選ぶと楽であろう。
商品番号: 755-2409900
我がYBR号のリアタイヤ選定で悩んでるけれど、フロントタイヤもそろそろ限界になってる。
IRCのGP-1は本当にダート走行で威力を発揮してくれた。
まあYBRだからオフ車同様とまではならなかったけどね。
ご覧のようにもう限界w
舗装路でのグリップが意外と良くて今後も候補の内に入れておきたい種類だけど、次のタイヤは前から1本
ストックしておいたミシュランM62で、現在のリアタイヤと同じモデル。
M62は新品時に装着しやすいようにビード幅が狭めに製造されていてダンロップ系と同様、装着しや
すいけどエアー充填時に密着しにくくてビードが出しにくい印象はあった。
そこで保存してる期間に余ってたタイヤチューブを中に入れて膨らませておき、ビード幅が広がるように
癖を付けておいた。
チューブをある程度膨らませてから円の中心に向かってちょっと引きずり出して、さらに膨らますとビードが
うまい具合に広がる。
チューブレス化のきっかけになったパンク時のチューブを捨てずに修理しておいたのが、こんな流用で冶具
として役立ち、IRC並に広がって自転車用空気入れでも簡単に膨らませられた。
今回もチューブタイプだけどチューブレス装着。
M62のニックネームはガゼル。
ちゃんとサイドウォールに俊敏そうなガゼル君が居るw
俺に似て肉食系には弱いが逃げ足はめっぽう速いタイヤなんだろう。
ちょっと近所を徘徊してみたけど、GP-1と比べた印象は
・ロードノイズは静か
・少し立ちが強いけれど適切な速度で体重移動させれば吸い付くように曲がる
・新品のGP-1と同様に始めてCB400SFに乗った印象に似て、セオリー通りの体重移動と外ひざを
内側へ押しこむ曲げ方をするとスパッと旋回できる。
GP-1は最初に癖っぽい印象を受けたが、やがて車体や走り癖にあった断面へと消耗し、最後の方は実に
素直な旋回になったのでM62も走り込めば癖が緩和されるであろう。
これで前後M62になったわけだが、次期リアタイヤ候補のDUROが来る前にフロントタイヤの皮むきと習熟
をしてDUROの印象を感じ取りやすくしたいものだ。
皆さんのほとんどは先にリアタイヤが消耗し、純正チェンシンから履き替えるだろうけどフロントタイヤが純正
のままだとリアのグリップ力向上のおかげで押出しが強くなり、山道や雨天時にフロントが負けて滑りやすくなる
可能性が高くなるかもしれない。
できるだけ早くフロントも履き替えた方が安全面やバランス的に良いと思うよ。
9/19に北海道・大雪山系で初雪が観測されたらしいね。
さすがに緯度と標高が高いだけあって、紅葉の季節に寒気が来ると降雪するのも珍しくない北海道だ。
さて、北海道に限らず豪雪地方では冬になるとバイクを納屋や車庫に仕舞ったり、なじみのバイク屋さん
に預けて乗らない期間が数ヶ月続く事があるだろう。
バイク屋さんに預けるなら特に気にする必要も無いけれど、個人で長期保管する時はそのまま仕舞わずに
ちょっとした作業をする事で再度乗り始める時に余計な苦労をしなくて済む。
降雪地方以外にも単身赴任、数ヶ月に渡る長期出張、諸事情により数年間不動になりそうな事情でも同じだ。
これから紹介するのはYBRに限らず、どんなバイクでもやった方がいいと思う事なので参考になれば幸いです。
まず、オイル交換。
オイル内の汚れ粒子は長期に渡って放置するとエンジン底に沈殿して変質したり、液面の縁に付着する
ので安物のオイルで構わないから新品に交換推奨。
走りだす時に気分もいいからね。
チェーンの清掃と注油。
何年も寝かしたバイクのほとんどはサビだらけって事例が多いが、数ヶ月でもサビを予防できるならやって
おいた方が結果的に乗り出し出費を抑えられる。
バッテリーの取り外しと室内保管。
どんなバッテリーでも数ヶ月放置すると自己放電で弱くなるが、特に低温地方では外して室内保管し、
乗り納め、乗り始めに充電すると良い。
YBRの例で一ヶ月放置するとセルが回りにくいとの報告もよく見かけるから、1~2ヶ月の出張などでは
外さなくても補水管理(MFタイプは不要)と充電はやるべきだ。
放置状態から運良くエンジンがかかっても、その辺をウロウロする程度では満充電にならないから、どこか
の機会に充電器を入手するといいし、バイクが変わっても使うことができるからオススメ。
ここからの話は高温の夏期をはさんで1ヶ月以上、あるいは冬ごもりの数ヶ月保管や年単位放置の
場合に有効な作業。
できるだけタンク内壁を空気に触れさせない事でサビが発生しにくくなるからキャブ、Fi仕様問わずガソリンは
満タンにしておこう。。
そしてキャブ車では燃料コックからキャブへの経路、キャブ内のガソリンをすべて抜く。
YBR(無印の例)では右シュラウドを外す。
このネジは固いけど3番ドライバーで回して外す
シュラウドが引っかかってる部分を注意しながら外す。
①を手前、②で前方へと順にずらすと破壊せずに済む。
燃料コック位置をOFFにする。
これでコック以降へガソリンは流れない。
コック下にガソリンフィルターが見えるので、この中のガソリンを抜こう。
この部分のガソリンが腐るとやっかいだよ。
フィルターカップに目印の線を油性ペンでつける。
元に戻す時に合わせると厳密なトルク管理をしなくても済むし、Oリングがあるからこの方法で大丈夫。
工具を使わずに手でひねって外す。
樹脂製だから工具を出動させなくても良い程度のトルクで絞まってるはずだ。
カップの底に細かいホコリの沈殿物を発見した。
かくはんするとバラけたのでウエスに染み込ませて自然蒸発させて捨てた。
掃除をすると綺麗になった。
ガソリンフィルターの経路はこんな感じ。
外側から内側へとろ過するのでフィルターカップの底にゴミや水が落ちてわかりやすく、よく出来た構造だと
思うよ。
フィルターがあまりに汚れてたら交換できる。
Oリング構造でハメ込んであるから、下に引っ張ればいいだけで交換が簡単だね。
大陸育ちで中東やアフリカでも売られてるYBRだからなのか、ガソリンフィルターもしっかりしてるのが特徴
だけど、日本国内なら数年単位で放置しないかぎりフィルター交換までする必要には迫られないと思う。
カップ内のガソリンを排除した後に先ほど書いた線に合わせてカップを元に戻せばいい。
ここでも特に工具は必要としないが手の感触を覚えるとOリングの潰れ具合が分かり、へたに工具を使う
と樹脂製のネジ部をダメにする可能性が高いのが良く理解できるはずだ。
カップ取り付け後、コックはそのままOFF状態でシュラウドを元に戻す。
次にキャブレターのフロート室内のガソリンを抜こう。
右側ステップの根本に排出用のドレンホース類がまとめてある場所がある。
この部分から下へガソリンが流れる。
直下に金属かガラス製の容器を置く。
俺は手軽にガラスコップを使った。
キャブのドレンホース直近にドレンネジがあるから緩めると容器に排出される。
ネジに適合するドライバーを使い、排出し終えたらナメないように締め込む。
キャブのドレンネジは締め込み破損をするとキャブごと交換と思って慎重に作業し、漏れが心配のあまりに
ガンガン締め込まないように注意してね。w
排出したガソリンはタンクに戻せばいい。
ガソリンは危険物なのでむやみにそこらへ捨てない事。
当然作業中や作業後もしばらく火気厳禁で、喫煙者が近付いてきたら制止するべきである。
最後にフォークのインナーチューブの防錆作業で特に丸印の場所。
空気中の湿気から守るためにウエスにシリコーンオイル(スプレーでOK)を染み込ませて拭いて油膜を
作ってあげよう。(CRC○5○は長期防錆に向かない)
この作業は保管場所に移動後、静止した状態で最後に行うといい。
処理後に動かすとフォークの伸縮によってせっかく塗った油膜が薄くなってしまうからだ。
さて、これで長期保存前の作業終了。
次に走りだす機会には
1:前日にバッテリーを充電する
2:車体の埃をを軽く掃除
3:フォークを観察して点サビが出来てたらウエスやナイロンたわしで磨いてあげる
4:ガソリンコックをON(矢印下方向)にして、ドレンホース末端から漏れて来ないか確認する
5:キャブにガソリンが貯まるまでの時間を利用してバッテリーを取り付ける
6:エンジンをかけてみる(たぶん最初はかかりにくいはずだけど、これはキャブの経路内にガソリンが
行き渡るまでのタイムラグだから気にしない)
7:いきなりスロットルを大きく開けず、せめて3分くらいはアイドリング状態でオイルをエンジン全体に循環
させる。
8:タイヤの空気圧や灯火類など運行前点検を実行し、問題がなければ走りだして構わない。
こんなところか。
俺も実は北国に住んでた時、別の車種で以上の作業のおかげで春には問題なく快適な走り初めができたから、
これから始めて冬ごもりをさせる初心者YBRオーナーさんはぜひ実行してくだされ。
なお、単に1~3ヶ月くらいの留守にて放置なら、せめてフィルターカップとキャブのガソリン抜きだけはやった方
がいいと思うよ。
特に夏をまたぐような時期はガソリンの劣化速度が早まるので、めんどうでも留守になる前日に15分くらい時間
を作ってやっておこう。
ちなみにこの対策をしたけれど諸事情により何年も寝かしちゃった場合は、問答無用でタンクを外してガススタに
持参し、劣化ガソリンを引き取ってもらって可能ならば3Lくらい新品ガソリンを入れて復旧させるべきである。
バイクコレクターを含めて年単位の長期保存バイクの復旧は色々苦労があり、頻繁に乗ってる長距離車体よりも遥かに
気難しくて調子を戻すのは大変なのだ。
以上、YBR125に限らずキャブ車の長期保管対策例でした。ちゃんちゃん!
話題の中央新幹線(リニアモーター車両)の駅が決定して何やら地価上昇やらあれこれと
影響があるだろうが、実際の線路建設現場はどんな感じなのか?
って事で、ちょっと様子見してきた。
向かうは山梨県上野原市秋山方面・・・
いつもの舗装林道経由で、ここが休憩に都合がいいんだ。
木陰とベンチと近くに沢水飲み場がある。
秋山から某林道へ入ると途端にダンプカーとすれ違う機会が多くなった。
普通なら気付かれもしないへんぴな山奥である。
谷を貫くチューブ
人家さえも無い深い谷に忽然と現れる光景はナゾの物体とかエリアなんとかかんとかを
想像するくらいに異様だなw
時速500㎞を超えるような速度だとトンネルの出入口で起きる衝撃波が爆発音に
なるからチューブ状につなげるのも無理ない。
また、動物や落石などちょっとした物体が当たっても大事故になるからなぁ・・・
関連企業はメシの種になるからウハウハだろうが、はたして在来新幹線のような
安全性と集客力が見込まれるかどうかは定かでない。
どっかの発電所と同じになんか起きた時に想定外だの完全なコントロール下だのと
大騒ぎにならなきゃいいけどな。
中秋の名月、お月様はまんまる!
丸と言えばタイヤ、タイヤと言えば消耗品。
春からあちこち出掛け、変な道とか廃道とかで酷使した今シーズンだったから、
リアタイヤの限界が近付いて来てる。
毎年秋頃に悩むのが次期タイヤ選び・・・
越冬する事を考慮するとこれから気軽に林道へは入り込まないし、舗装路でのグリップ
も考慮しなきゃならないので、前から気になってたDUROのタイヤを候補にしようかと
思ってる。
久しぶりのチューブレス仕様で純正サイズだ。
最近、YBR125のWikiに「タイヤ情報まとめ」の項が追加されて、実際に履いた経験
のあるオーナー達の情報がまとめてあるから参考になるだろうが、残念ながらDUROの
HF-329に関しては未だに不明な点が多い。
どうせ攻めるような走りもしないし、そういう目的の車種でもないので俺が人柱に
なって1本消費させれば何らかのインプレでも書けるだろうと。
と、先日までは思ってたのさ。
ところがYBR乗りの傾向なのか他にもチャレンジャーが居て、IRC井上のGP-210を
YBR125KGのリアに履いた猛者が現れた。
キャブ改造でそのチャレンジ精神をいかんなく発揮したbo-chanさんがおそらく世界初、
で4.10-18というサイズのGP-210をチューブレス状態で履いちゃったのであった。
「タイヤ替えました 2 」 勝手にリンクw
へ~、履けるには履けるんだね、このサイズ。
タイヤの断面は種類によってまちまちなので、ダンロップTT100-GPの例では3.50-18
が限界という報告例が多く、4.10-18は厳しいのでは?と思ってたのである。
今後のインプレッションが楽しみと同時に、来季の春以降の候補タイヤがまたひとつ増えた
のがなんとも皮肉だよ。悩むよ~~~~・・・
GP-110とか?w
ただし、この手のイレギュラーサイズや設計外装着方法に関してはパワーの無いYBRと
個人で交換する条件だから冒険できるのであって、お店で交換してもらうのは不可能
と思っていただきたい。
商売とは保障も兼ねての商いだからね。
くっきりはっきり肉眼で見えたので試しに愛用の安コンデジで撮ってみた。
最大画素に設定し、Pオート、露出補正-2、セルフタイマー使用で三脚固定撮影
出来上がった画像から切り抜いてガンマ値補正でクレーターを浮き上がらせる。
すごい時代になったものだ。w
銀塩時代に一度撮影にチャレンジしたけど、自分でトリミングや焼き加減を調整する事もできずに失敗だった
事を思い出すと、デジタル画像撮影はお遊びでもこんな事ができちゃうんだよな。
しかも加工に使ったソフトウエアはフリーときたもんだ。
本当はタイムラプス撮影ができるといいんだけど、このデジカメはできない。
もう一台あるGEのコンデジはできるんだけど電池の持ちが最悪で使い物にならず、買ってから数回使って
その辺に放ってある。w
寝る前にちょっと表を見たのが敗因だった。
寝不足覚悟で記事を書いたので、これからさっさと寝るよZzzz・・・
ツイッターで「バイク倒れた」で検索するとあちこちで被害が出た模様だ。
午後には天気も落ち着き出し、我がYBR号は幸い強風に勝って倒れる事は無かった。
【ちょっと川の様子を見てくる!】
見慣れた堰堤は増水で埋まり、河川敷の運動場はみごとに水没。
見物人も多かった。
土手道のベンチで一休みしてるとちいさな住民がなにかを訴えてきた。
野良猫のおねだりならぬアマガエルの警戒?
大丈夫だよ、とって食ったりしないからw
さてと、日が暮れる前にチェーンの注油でもしていつもの場所に駐輪するか・・・
台風が近づいて来てるけど少し晴れた隙を狙って近所へ気晴らしの散歩に出かけた。
【ちょっと川の様子を見てくる!】
川は茶色く濁り、空は今にも降り出しそうな雰囲気なので缶コーヒーで一服してからさっさと帰宅したよ。
大型河川を堺に右岸と左岸とで天気が違うのが面白い。
川向うの山は土砂降りだろうが、自宅周辺は陽が射してた。
明日は台風が接近して大荒れの予想なので今夜は強風で倒れないように対策をしておこうかな。
バイクの強風対策
神奈川県の宮ヶ瀬湖の貯水量が少しずつ増えてるらいいけど、ほぼ下がりきった頃にちょっと廃道見物
に行ったので少し紹介しようかと思うよ。
謎の遺構
脇道から入り込んで普段は水面下にある場所まで来た
ここはすでに廃道の上。
水位が下がってる時期が長かったので草原化してる。
植物って隙あらば生えるたくましさがあるねぇ・・・
一方悪徳業者は隙あらば廃タイヤを不法投棄するありさま・・・
橋の真下はゴミだらけ。
白骨とか見かけなかったのが幸いだったw
俺、現役時代にこの林道を通った事があるんだ。
パリダカで有名だった篠塚建次郎も学生時代にダートだったこの林道で腕を磨いたらしいけど、
今やったら単なるローリング族となんら変わらない。
四駆やラリーブームの時にも林道暴走が社会問題になってた。
川の流れ込み付近
ここからちょっと下がるとインレットと呼ばれる釣りの高ポイントになるけど、水位上昇で無くなるだろう。
路肩が崩れていて、先は藪になってたからこの場所は普段でも水面よりは上って事だ。
水位が元に戻ればこの場所へはアクセスできないだろうし、もしかしたらもう二度と観られる機会は無い
かもしれない。
水没した清川村村民も減水を機会に廃道散策に訪れてるのだろうか?
そういや数年前に廃道探索でお馴染みの某Yoッキレンさんに某所でバッタリ出会った事があった。
まだYBRに乗ってなかった頃だったな・・・
「同業者の方ですか?」と挨拶された時には照れたね。
単なる散歩散策で高校の頃に現役で通った事のある廃道の入り口でだった。
バッテリーの補水を最後にやったのが記憶ではゴールデンウィーク前だった気がする。
ちょっと確認してみたらLOWER線まで液面が下がっていたので補水した。
2番ドライバーでマイナス端子から先に外す。
補水はいつもの蒸留水。
このボトルの中身は四輪用の大きなボトルから移したもので、容器が使いやすいから再使用してる。
UPPERまで入れて蓋をし、ドレンホースのつなぎ忘れの有無と確認後、端子を元に戻した。
経験的には冬より夏の方が減り具合が早く、よく走る季節に3ヶ月も放置するとLOWERまで下がってる
事があったので、みなさんも油断せずに補水管理をするべきだと思う。
密閉式のMFバッテリー(~~7L-BS型)に交換すれば少しは楽だろうが、まだ元気なのでこのまま冬を
越せるか様子見でもある。
補水方法は「バッテリー液の補水と電圧測定」のページでもご覧ください。
キャンプ積載用にRVBOXは手元にあるけれど普段は使わないし、つけっぱなしだと車体カバーが
かぶさらないのでKAPPAの30Lトップボックスが半額で売られてたのを衝動買いしちゃったw
GIVIと台座が同じ規格で補修部品が入手しやすくて気軽に付け外しができるから、普段用にいいかと。
中華大踏板キャリヤは主にキャンプ用なので純正キャリヤにトップボックスを付ければ、シートを外して
ボルト3本を緩めるだけで短時間に大踏板キャリヤとトップボックスキャリヤの入れ替えが可能だから
状況に合わせた使い方ができる。
問題は純正キャリヤに台座がつけにくい事や後ろになりすぎてキャリヤへの負担が高くなる可能性がある。
そこでグラブバーの出っ張りまで持ち上げるように敷き板を作る事にした。
採寸した結果厚さ16~20mm程度の板が良さそうなんだが、なかなか都合の良い板が見つからない。
貧民の味方、ダイソーで探したらいいものがあった。
厚さが8mmと明記されてるまな板で二枚重ねにすれば希望の厚みになるだろうと思い購入。
早速色々と寸法や位置を検討してみる。
ケガキしてノコギリでゴリゴリと切り出す。
採寸と位置決めの結果、こんな感じになったからGIVIやKAPPAのトップボックス購入予定の方は参考に
してくだされ。
二枚重ねで7mmの穴開けをする時にずれると作業がはかどらなので、手持ちの3.5mm×16mm
タッピングビスで適当な位置に4箇所固定した。
付属のボルトとへの字金具で仮組み。
真横から見るとグラブバーと面位置になったけど後ろ側が垂れてる…
実はまな板の寸法がエッジ部分を示していて内側は7mm厚だった…orz
仕方なしにつじつま合わせでホムセンのゴム部品売り場で見つけた3mm厚のエラストマーシートを間に
敷いて底上げしてみたよ。
使用する台座の穴位置は画像を参考にするといいだろう。
付属のキャップボルトじゃ短かかったからM6×40mmのナベビスを4本新たに用意して固定する。
ナベ頭にすると普通の3番プラスドライバーで回せるので、出先で緩んだ時に車載工具に追加した物
で増し締めしやすい。
まあ、付属のM6ナットがセルフロックタイプだから簡単には緩まないけれどw
結果、平行が保たれて四カ所に分散して荷重がかかるようになった。
これならちょっとは振動によるキャリヤの疲労も低減できるかもしれない。
若干前になってるけどタンデムエリヤは確保してるし見た目も悪くない。
付属のへの字金具にこだわらなければもっと前側に固定できてバランスがさらに良くなるけれど、せっかく
付属してる金具類なので今回は有効利用してみた。
カイゼンは後で考えよう。
外した大踏板キャリヤの収納に悩んだけれど、トップボックスが入ってたダンボール箱にぴったり収まった。
小雨が時々降ってたので合間に作業するのは忙しい。
それでも作業できたくらい、キャリヤーごと交換する方式は一見面倒に思えても実は素早くできるんだな。
微妙な天気予報を信じ、突発的なYBR125ミニオフ会を決行。
単に自分が散歩ツーリングするついでだったけど・・・
見事に天気予報が外れた。w
宮ヶ瀬湖の虹の大橋脇の駐車場に着く寸前に雨が降り出して泣きそうになる。
休憩と合流者待ちのために30分ほどボケっと過ごしてた。
カッパを着てから道行くライダー達を眺めてたら、ふれあいの館方面から逃げるように走って行くライダー
達のほとんどが軽装で雨具を着ていなかった・・・
チャリダーさんも必死w
来る者達もタイミングが悪く、カッパ無しの状態。
とにかく間が悪い雨だ。
もうだれも来ないし上野原方面も土砂降りで向かうYBR乗りも居ないだろうと思い、ふれあいの館へ
移動してトイレを借り、駐輪場まで戻ってみると1台のYBR125が現れた。
なんとオフ会参加者である!
どうやら橋の反対側の駐車場で待ってたらしい。(ごめんなさい、わかりにくい場所で)
天候悪化により貯水池行きは中止しようとお互いに意見が一致し、雨の中しばらく雑談をして過ごした。
彼のYBR号はヘッドライトバルブをH4化しているが、リフレクター上部が水ぶくれの様に溶けだしたとの事。
俺の元純正レンズもH4化してたけど、この症状は現れて居ない。
色々な情報によると「~w相当の明るさ!ハイパーハロゲン」みたいな高効率バルブは、普通のハロゲン
バルブと比べて消費電力が同じでも発熱量とか紫外線放出量が多く、樹脂製レンズによってはこの様に
溶ける場合があるらしい・・・実物を見たのは始めてであった。
俺の場合、偶然手持ちの55/60W・H4ハロゲンが普通のタイプだったのが幸いしたのかも?
雑談してるうちに雨が上がって気温も上昇しだしたけれど、山の方は雲がまだ厚くて降雨状態だと思って
約1時間ほどで解散した。
走り出してから空気が乾いて来てるのに気づき、試しに峠を越えて秋山まで行ってみたら薄日がさしてきた。
言い出しっぺが途中でオフ会を投げ出して、もしもだれかが現地へ向かってたら申し訳ないと思い、そのまま
大野貯水池へ向かう。
コンビニで弁当を買い込み、予定より30分遅い12時半に到着してみれば・・・やはりだれも居ない。
当然だよねw コロコロ変わる天気じゃ出足も鈍くなるし、途中で引き返す人も居るだろう。
木陰のベンチで弁当を頬張りつつ、だれか来ないかのんびり待ってたけど1時間半くらいで帰る事にした。
ふと思い出して秋山の五光の里へ寄ってみたら、予想通りに稲の刈り入れが進んでいて秋の気配が・・・
四季折々の色が楽しめて都心からも日帰りで来れる穴場的隠れ里である。
宮ヶ瀬湖まで雨にも降られず、午後から晴れた事を幸いにバイカーが続々とふれあいの館に登場して、
皆どうにか週末の休日を楽しめたようだった。
とりあえずオフ会っぽい事も散歩ツーリングも出来たので、もう明日は土砂降りになろうが構わないw
いや、晴れてほしいよね。