あちこちのYBR125系ブログでスパークプラグの確認の話が上がってるのを目にする今日このごろ、
皆様のプラグはお元気でしょうか?
「かく言う私は未チェックでねぇ・・・」
中華PD22にキャブ変更してからすでに1,000キロ以上走ってるにもかかわらず、未だに焼け具合とか
チェックしてなかったw
走ってて特に燃調が薄いとか濃いとか感じず、簡単に熱ダレも起きていないので放置してた。
さっそく外して見る。
★CR7HSA★
純正指定はCR6HSAだけどキャブ調整の時に焼けすぎを懸念してこれに変えてたんだ。
ちょっと白い感じだけど純正キャブと指定プラグでも似たような写真映りだったから、燃調が特別薄すぎる
感じではないと感じてる。
薄すぎる時にはデポジットが接地極にもっとボツボツ付着してたりするし・・・
とりあえずOKなのでこのまま元にもどした。
皆さんがプラグ交換する時はガスケットシートがつぶれる角度・約1/4~1/2回転程度締め込むだろうが、
このように確認のために外した時、再度締め込む際には角度にして5度~10度程度で十分だから気をつけ
ましょう。
なぜならすでにガスケットシートが潰れているので初期値で締め込むとねじ山を壊す場合があるからだ。
壊したら最後、運がよければヘリサート加工(リコイル)、最悪時はエンジンヘッド交換になってしまう。
今回のプラグチェックの結果、このままCR7HSAを使って過ごす事にしたよ。
YBR125用に買い込んだ部品を整理してたらステムベアリングが出てきたので採寸してみたよ。
他車種のベアリングセットで代用したり汎用セットを買う時の参考になるだろう。
ただし、デジタルノギスで測ったからボアゲージやマイクロメーター並の精度で結果が出てるわけで無く、
工作精度による端数もあるから参考値として見てくれれば幸いです。
まず、ベアリングの構成は以下の赤丸部分。
「スラスト玉軸受」構造で、保持器付の球のおかげでメンテ時にバラバラってこぼれて紛失することが無く、
たいへん整備性が良い。
実物はこんな感じ。
このセットはタオバオで購入したものだけど部品番号4FP-F3410-00を検索しても出てこない。
謎のセットだが4FPのモデル名はSR150に採用されてる模様でYBRの部品群でもよく見かけるから、
共通部品として登録されてるのかもしない。
さて、肝心な寸法は・・・
アンダーブラケット側はこんな結果。
調べてないけど汎用でありそうな数値だ。
アッパー側の採寸結果。
小数点以下の端数に関しては規格などを参照して読み替えて解釈するといいのかも?
球の径は6.3mmでOKだ。
国産他車種の採寸結果でもあればいいけど、ベアリング交換した際に測定する人は少なくてネットを徘徊
しまくってもいい情報が見つからない。
素直に正規ルートかタオバオで入手したほうが楽だと思う。
部品番号は上記のセット番号を鵜呑みにせず、パーツカタログをダウンロードして確認して注文した方が
いいだろう。
なにせ例の国ですから袋のラベルに記してある番号が本物かどうか分からないし、ヤマハの部品検索
でも該当番号無しの結果になってるw
読者さまからも採寸結果をいただきました。
一部寸法に違いはあるものの、基本的には俺の保有品と同じ感じかな。 部品番号5VL-F1180-00
ボールのリテーナーが金属製なのがちょっとカッコイイ!w
ベアリングの交換時期はなんとも言えない。
ステムの回転が滑らかなら掃除とグリス交換で大丈夫だけど、途中で止まるような段差や凹みがシートに
できてるなら交換するのが一番良い。
かなりめんどくさい作業なので、次回フォークオイル交換で前側を分解したついで確認してみようと思う。
昼過ぎにちょっと談合坂SAまで行って談合坂ソフトクリームでも食べようと出発。
途中で寄った宮ヶ瀬湖でポツポツと雨が降りだしたorz
このパターンは明らかにゲリラ豪雨的なので急いで北岸で引き返して半原まで戻ったら
快晴になってた。
「ソフトクリーム・・・」
未練たらたらな想いで帰路を走ってると「神奈川中央養鶏 直販センター」の看板が
視界に飛び込んできた。
黄色いソフトクリームのディスプレイが立っていて前から気になってたから、せっかく
なので寄って見ることにしたよ。
ソフトクリームはSサイズ(普通のコーン)100円、Mサイズ(ワッフルコーン)200円。
Mサイズを注文。
濃厚な味を想像したら意外とサッパリしてて美味しい。
ボケっと30分くらい休憩してるとまた小粒の雨・・・
急いで出発して帰宅してみると雨が降った気配も無く、蒸し暑さにお袋がバテてたw
半原や相模川の川原はBBQやキャンプで混雑してて、世間の夏休みは本格的に
始まったばかりだ。
河川の急な増水に気をつけよう!
特に小規模の河川では上流の急激な大雨がモロに中流や下流に影響するのだ。
YBR125K・KG・Fiには色々な種類のキャリヤが中国で売られてると リアキャリヤの研究 で書いた
けれど無印のYBR125は大踏板キャリヤくらいしか見つけられなかったので、 大踏板キャリヤ付けてみた
の項のようにゴツいキャリヤで積載能力をアップした我がYBR号。
試しに大荷物を積んでみた。
45Lのコンテナ+テント+折りたたみ椅子で、ご覧のように綺麗にまとまった。
フラットキャリヤのおかげでタンデムエリアにまたいでコンテナが積めるから、一番重い部分がちょうど
キャリヤの固定部上に位置して安定性が高い。
この感じなら大踏板にさらにバッグを載せても大丈夫だろう。
さて、無印用社外品はこれしかないと思ってたけれど、検索語句を変更したら意外な物を発見した。
無印用フラットキャリヤ
黒くてかっこいい。
俺の大踏板キャリヤのキャリヤだけって感じだ。
タオバオ id=18901038158
重量は俺のキャリヤの例から1.8kgだと思う。
さらに見つけたのが大踏板のみ。
無印にあるサイドバーとタンデムステップ部間で固定する構造だ。
すこし前寄りな感じなのでどう応用するかは工夫しだいだけど、今あるキャリヤがお気に入りでサイドに
荷物を積みたい時やお子様乗車をする時に良いだろう。
スライダーとして転倒時の車体保護にもなりそうだから講習会やジムカーナへの参加にも使えるかな。
タオバオ id=5477821494
重量は俺の大踏板の例から2.3kgくらいだと思う。
「キャリヤなんかいらねーし、かっこわるい!」と思う人は純正キャリヤを外してこんな物を
付けてみると後ろ周りがスッキリするだろう。
グラブバー。
シンプルな構造だけど握りがあるからタンデム時に役立つ。
タオバオ id=22994024980
重量は知らん! まあ1kgくらいかな?w
さらにテールウィング風にしてみたい人のための物。
探せば色も各種あるみたいだ。
タオバオ id=9297814220
検索用語「YBR125改装尾翼 尾架」
夏季休暇が不定期になったので連続外泊で遠出できないけれど、どこかのタイミングでキャンプに行きたい。
ネタが無い無いと言う割に探せば出てくるから不思議w
YBR125の電装系を一手に引き受ける安全ヒューズの話。
YBRに限らずどんなバイクでもノーマル状態で特になにもしてなければ廃車までヒューズなんか
切れる事はめったにない。
ところが不幸にして切れちゃう場合もあるんだよね。
例えば・・・
・電装系の改造をしようと配線をいじってたら接続を間違えた
・冬に調子に乗って後付グリップヒーターフルパワー+55/60wH4ハロゲンライト+ウィンカー
出しながらブレーキランプ点けて長時間信号待ち+スマホ充電なう!を同時にやる
・単に運悪く切れた
などなどで限界まで電流が流れて切れる場合も考えられる。
そんな時の症状は全ての電球類が点灯せず、セルも回らずエンジンもかからない。
渦電流の原因を特定して直してからでないとまた起きる。
さて、ヒューズの位置はみなさんご存知、左サイドカバー内、バッテリー右横にある赤い部分。
ここはセルモーター用のリレーに抱き合わせたヒューズホルダーだ。
リレーを手前に少し引き出して指でロックつまみを摘んで解除しながらグリグリと手前に引っ張る。
これがけっこう固いんだよw
無事にコネクタが外れると電流15Aのヒューズが見える。
平型ヒューズで手前に引きぬくと外れる。
外したヒューズの中を観察して端子間の∩字型の細い線が切れていたらビンゴ。
ヒューズ切れであります。
これからが本日のネタ。
知る人ぞ知る予備ヒューズの在り処。
このままリレーを裏返すとなんとそこには予備ヒューズが!
これを抜いて切れたヒューズの代わりに挿してコネクタをリレーに戻せば復帰できる。
予備を使ってしまうと後が無いので、同じ15Aの平型ヒューズを早めに入手して予備ヒューズホルダーに
刺しておくと良い。
ホムセンや自動車用品店、自動車修理工場、ガソリンスタンド、バイク屋で切れたヒューズを見せれば
きっと見つかるだろう。
この平型ヒューズは四輪でも使われている規格の物だ。
ヒューズを入れ替えてもすぐに切れるようなら根本的に電装系の故障や配線ショート、配線間違いなので
原因を突き止めて直さないといけない。
たいてい切れる直前にやった改造や作業、動作が原因だ。
実はGW前にオイル交換してたんだけど、試しに使ってみたオイルの具合がわかってきたのでネタに
する事に・・・
入れたのはSUMIXのバイク用部分合成油10W-40
これはホムセンのジョイフル本田くらいしか見かけない銘柄で製造元は住商石油とのこと。
YBR125に部分合成油を入れたのは例のカインズPBの4輪用(違和感を感じてすぐに2輪用に交換)以来で
買い置きしておいたものだ。
特に問題なく3000㎞以上経ってもへたる感じがしなかった。
特筆できるのは夏季に入って暑い日の渋滞でも熱ダレの症状が起きていない事くらいだ。
調子が良いので交換時期をすっかり忘れて約3500㎞経ったところで再度同じオイルに交換して今日に至る。
約800円で部分合成油はかなりお得だと思う。
同様なオイルならホンダのULTRA G2がホムセンなどで1180円くらいで売られてるから暑い夏の時期に
いいだろう。
ULTRA G2は製造元が出光興産という記事を見かけたが実際どうなのか定かではない・・・しかし、ホンダ
の事だからJ本田よりも厳しい品質要求を行ってると信じて買うのもいいんじゃないかな。
たった1L(1本)だし。w
ちょっと油温に興味が出てきたのでいつか油温計でも導入してみようかと思ってるけど、YBR125用と
明記された油温計は皆無だ。
モンキー用のディップスティック油温計をYBRに使った事例はあるものの、センサー棒の長さ限界が
不明でいまいち購入に踏みきれない。
そこでYBR125のオイルフィラーキャップの採寸をしてみた。
ネジ部の直径は規格M20みたい。
ミリネジの規格からM20のネジ山のピッチは2.5mm。
ケージ棒の長さは締め込み限界位置から約57mm。
これだけじゃクランクケース内部の突き当りまでの距離が不明なので棒を使って採寸してみた。
どうやら座面から60mmが限界と判断した方が良さそうだね。
これらの結果から判断すると以下のような寸法のディップスティック油温計を導入すれば間違いない
だろう。
実際にはエンジン内の油面はオイルが循環してる時に下がるけれど、内部で飛散したオイルがセンサーを
濡らすので最短40mmくらいでも測定に支障は無いと思うが保証の限りでない。
ただし、センサーにヤスリで浅く帯印を付けてオイル量確認ゲージも兼ねるつもりなら50~60mmの方が
都合が良いと思う。
「摩托车 油温」でタオバオ検索したら色々見つかって楽しいw
次回、色々注文する時に紛れ込ませるかな。
ヤフオクでも1500円くらいの安い物が見つかるので興味のある人は見てみるといいだろう。
どノーマルのYBR125なら油面量さえ管理してればそうそう故障につながるような不具合は起きないはず
だけど、マフラー換えしててキャブセッティングがおろそかになってる燃調の薄い状態や、ボアアップで発熱
が増えてる場合は油温上昇も無視できなくなるから、油温計で監視・管理して常に100度以上になってたら
なんらかの対策をした方が良いだろうな。
ちょっと足を伸ばして東京都・奥多摩方面へ林道ツーリングに出かけたよ。
檜原村の舗装林道へ。
神戸岩(かのといわ)ってのが途中にある。
鎖場を伝って通れる一枚岩。
林道自体は全線舗装。
路面に変化が有って舗装でも飽きない。
苔むした岩が印象的。
東京都の水源地でもある。
開けた場所から檜原村方面。
都知事の声はここまで届くのか?
峠でめずらしい車種に出会う。
ホンダ・シルクロード250。
舗装路を繋ぎつつ未舗装路をトコトコ走らせて楽しむのにピッタリでYBR125Gのコンセプトは
これに似てる。
発売当時、あまり受けなかったけどなぜか中古市場では人気。
弾数少ないのに俺はなぜかよく出会うんだな。
峠越えして下る途中。
やはりここも東京都。
下り切る途中で奥多摩工業の巨大プラントを見下ろす。
石灰石の採掘・加工・出荷をしていて工場マニアにはたまらない物件らしいw
せっかく奥多摩まで来たから、もう1本林道へ入ってみた。
ここは未舗装路のダート林道。
なかなか良い感じに荒れてるけどIRC・GP-1装着のYBRで問題ない。
TT100-GPでもこの程度なら行ける。
途中、岩肌から落ちる水のカーテンを見つけた。
涼しくて夏には最高な場所。
なかなか迫力のある絶壁。
よくもまあ、こんな場所を削ったものだ。
最後にがけ崩れの通行止めで終了。
ちょうどこの場所に立派な滝があるのだ。
写真じゃ表現しきれないほど数段で落ちる滝で、滝壺に大イワナでも居そうな雰囲気
だけど、YBRが来れたくらいだから釣り人はとっくに来てるだろうw
ここらへんの山は基本的に杉の植林地帯。
林業が衰退した今でも枝打ちとかしてるのだろう。
親子二代とか三代にかけて育てるつもりで植えたであろう杉林は保水力に乏しく、下草
の雑木が代わりを担ってるのだと思う。
つーことで、まあ足を伸ばしたが帰路は奥多摩湖経由、小菅村、上野原と遠回りだけど
空いてるルートで帰宅した。
何時か「林道?大丈夫だ、問題ない」的なYBR乗りを集めてこの手の林道を徘徊する
オフ会でも開きたいな。w
定期的な整備や盆栽改造などを施した我がYBR号はついにネタがつきた・・・
仕方ないから小ネタでごまかそうw
先日入手して取り付けた大踏板キャリヤだけど普段は踏板を外してるので、固定用の穴が無駄に
空いてるんだな。
そこでM8のアイナットを付けてネットやバンドを引っ掛ける事ができるようにしてみた。
当然、踏台を付ける時はボルトを長くすればアイナットはそのまま使える。
下側もまだ空いてるので釣り竿を固定するロッドホルダーでも作って固定するのも良さそうだな。
さて、これだけじゃつまらんからもっと実用的な工夫。
自分でタイヤ交換やリアスプロケット交換、あるいはリアブレーキ周りのメンテをする時にリアタイヤを
外す事があるだろう。
意外と面倒なのがブレーキのテンションロッド(トルクロッド)の固定ボルトにある抜け止め用使い捨て
ピンの処理。
Rピンとかβ(ベータ)ピンと呼ばれる再使用可能な抜け止めピンを使うと次回から悩む必要が無くなる。
適合軸6mm用のRピン1個。
ホムセンなどで10個とか24個入りで200円以下で売られてるから、ちょっともったい無いけど入手して
おくと、いざ作業する時に役立つし適当なサイクルで交換すればなおよし。
実は俺、このボルトを締め忘れる事が多くて仮止め状態で走行し、ブレーキをかけたらカタンと音が鳴って
気づく場合があったけど、抜け止めピンのお陰で助かってるのでかなり重要な部品だと思ってる。
作業終了後、Rピンが余ってたら再度増し締め確認してから付けるようにして事故を防ごう!と思う。
しかし、なんだな・・・ネタもつきかけてるw
マフラーを社外品に変える必要性は感じ無いしボアアップする気も無いし、次のネタはタイヤ交換やブレーキ整備、
セルモーターのブラシ掃除、ブレーキフルード交換、フォークオイル交換、ステムベアリングの確認とグリスアップ、
タペット調整・・・・あれ?意外と多いぞw
でも今はこれらをやる時期ではない。
整備や改造のために買ったバイクじゃないからどんどんツーリングに出かけよう。
こうしてブログを書いてるから遠出はしていない・・・
どうしても外せない用事が出来たので連休中は外泊するような遠出ができなくなったから、
合間を見てYBRにまたがり、気分転換に山の中へと出かけた。
しかし天気があまり思わしくなく、時折小雨がぱらつくような曇天なので予定したルートを
たどらず引き返して来る。
街道沿いは行楽客で渋滞ぎみだから脇道を何本か繋いでノンビリ走ってたら、気になる
枝道を発見した。
行ける所まで行ってみようと入り込んでみたら、けっこう難易度の高いガレた未舗装路
になり、数本の倒木に阻まれて引き返す。
天気が保てばアタックするんだが、山奥へ入り込んでるうちに流行りのゲリラ豪雨にでも
なったら洒落にならないので退散。
途中で見晴らしの良い場所があったから休憩。
特に収穫も無く、涼しいと言うわけでも無く、なんだか中途半端になった連休初日であった。
他にネタが無いんだよ!w
できることなら信州へと旅立ちたかった・・・高森町でYBRのキャンプオフが突発的に開催されて
るし・・・。
帰宅途中にダイソーへ寄ったら例の物を発見したので購入。
パンク修理の練習ネタで消費した分のラバーセメントとジャーキーの補充用にピッタリ。
俺の記憶だとジャーキーだけかと思ったらゴムのりとの組み合わせだったので都合がいい。
中身を見た限り、輸入工具屋の500円修理キットよりもしっかりしたジャーキーだった。
次に公開するのが先日輸入した重量物の中に紛れ込ませて購入したフロントにブレーキパッド。
今度は例の鉄粉パッドじゃなくて一応まともそうな物で、念の為に磁石法でメタルを確認したけど大丈夫
だった。
これで8元なんだぜ?
だけど、これもまた模造品っぽい。ww
なかなか良くできていて、刻印自体は本物よりもキレイだから笑える。
ついでに愛用のXGP-270と比較。
社外品のXGPはやる気満々でパッドの厚みが1mm厚く、寿命がこの分だけ有利である。
まあ約15元対8元だから模造の方が魅力的かもw
この8元パッドを試しに装着して休日を徘徊した結果、心配してたフェードは起こらず純正と変りなく効く
感じではあった。
14元の粗悪・鉄粉セミメタルパッドを思い出すと、値段の差=品質差とは言い切れないのが中華の
不思議なのだ。
やっぱ次はYAMANAを狙おうかな・・・タオバオの画像で探したら何件かはヤマナだったw
さて、連休はどうしようか?
天気が大丈夫そうだったら久しぶりにキャンプにでも行くか。
例の大踏板も実戦投入したいしね。
YBRはオフ車!
一夜明けて見事な晴天になったね。
さすがに富士山リベンジをする元気は無いけれど、ダラダラと過ごすのももったいないの
で、我がYBR125Gもどきに飛び乗って近場のピストン林道へ向かった。
街道沿いは行楽地へ向かう車やバイクが列を作り、制限速度40㎞の道を20~30㎞という
実にまったりした雰囲気に嫌気が差し、さっさと脇道へそれた。
いつもは閉鎖されてる林道が今日は開いてたから入ってみた。
ガレ場や砂など変化に富んでるので面白いし、ゲロ道ではないのでYBRでも平気で走られる。
山の中まで入り込むと街道ぞいの熱風を忘れるほどに涼しい。
うっかり谷へ落ちたら別の意味で涼しい名所になる事だろう。
1本目のピストン林道はすぐに制覇できた。
次に入り込んだのも、行き止まりのある林道。
ここは沢沿いで真夏でも涼しく、街道から離れるので往来の音に邪魔されず、せせらぎと野鳥
の声と谷を流れる風の音が体を包みこむ。
うちの近所はどこかへ通じる未舗装林道は皆無にひとしく、どれもこれもが行き止まり。
バブル期末期とパリダカ全盛期、アウトドアブームが重なって世間は流行りの4WD車を競う
ように買い、つぎからつぎへと谷底へ転落させたのをきっかけに閉鎖された林道ばかり。
結局二本だけ林道を満喫してから寄り道せずに帰宅した。
早起きしたのに微妙な天気予報に惑わされて自宅待機してたけれど、我慢できなく
なってYBR125にまたがりちょっと富士山の見える峠まで足を伸ばしてみた。
いっきに都留市まで走り、途中でお弁当を買い込む。
初めて行く林道だから不安だったけど安物ナビでもちゃんと林道入り口まで案内してく
れた。
しばらく舗装路がつづき、いよいよ未舗装区間。
落石?大丈夫だ、問題ない。w
途中で川原へ降りられる場所があったので休憩。
もうちょっと天気が良ければなぁ・・・道中、たくさんの渓流釣り師を見かけた。
きっとスレまくり荒れまくりだろうなw
未舗装と言っても北海道の広域林道みたいにフラットで走りやすい。
すれ違うバイクの車種はオフ車ではなく、SSやスクーター、ネイキッドなどが多く、
未舗装区間が約4㎞と短いので皆平気で通過するのだろうw
拍子抜けするくらい、あっと言う間に舗装路に戻った。
ここからは全線舗装。
切通しも多い。
むしろ舗装路の方がやっかいで、細かいカーブのほとんどが雨後の泥や土砂で滑り
やすい。
調子に乗って突っ込むと間違いなくステーンと転ぶだろう。
峠を超えるといきなり目の前に富士山が現れた。
残念ながら曇天で今ひとつ迫力が無い・・・
買ってきた弁当をほお張りながら富士を眺める。
この弁当、250円なんだぜ!?量もそこそこ、しかも美味い。
地元に根付くスーパーマーケットの底力なんだろう。
下界に降りると脇に畑が広がり、こちらからの富士山の方が迫力があっていいな。
マジで晴天だったらと悔やむ。
まあ、富士山は簡単には逃げないだろうから、またいつか晴天の日にでも訪れる事に
しよう。
世界遺産登録により富士山周辺地域は今まで以上に観光客が訪れて居るようで、
休日の主要幹線道路は混んでいた。
早めに切り上げて山中湖経由で道志みちへ向かい、帰路につく。
約200㎞のプチツーであった。
久しぶりに電装系の改造ネタ。
納車された当時に実行したウィンカーのカチカチ音発生改造のネタで、記事の準備はしてたけれど、
他のネタにかまけてたら最近某氏が同様の改造を公開してるのを見かけた。
いい機会だから俺も書いてみることにしたよ。w
YBR125のウィンカー点滅はメーターパネルのインジケータで確認できるけど、純正の球だと点滅状態が
暗くて見えにくいし、そもそも右左折や進路変更直後は前方や周囲に集中してるので消し忘れをして
しまう事が時々あった。
ビジネスバイクやスクーター等はウィンカー点滅を知らせるカチカチ音が出る部品があるけれど、
YBR125には付いていないから、乗り換えた人の中には「ウィンカー芋」の経験者が意外と多いかも知れ
ない。w
で、ウィンカー音でも発するように改造してみようとホンダのスクーター・DIOに付いてるウィンカーリレー
を入手してYBRに取り付けてみた。
DIOのウィンカーリレーは中にカチカチ音を発生させる機構が内蔵されてるし、そのままYBR純正と差し
替えるだけだから簡単だった。
ところが・・・実際に走ってみると音が聞こえない!orz
シート下に隠れた部分へ収納された音響リレーじゃエンジン音に掻き消されて聞こえないのだ。
たいていのスクーターはフロントカウル内に音響リレーが設置されてるので、カウルの空間がスピーカー
ボックスのエンクロージャーみたいに反響を促して音が良く聞こえるのだろう。
DIO用リレーの流用は失敗に終わった・・・
次に入手したのはカブ系でおなじみのカチカチ音の部品。
オーディブル パイロット COMP 38401-187-701。
郵政カブなどはこれがハンドルに付けられていて、音がしっかりとライダーや通行人に聞こえる。
記憶ではCD50/90でもオプション設定されていてパーツリストに記載されていたはず。
配線はこんな感じで、左右ウィンカーの+極配線間に繋げればいいだけ。
市販のギボシ端子付Y型分岐線などを利用してもいいし、自分で端子を圧着してもいい。
俺は適当に手持ちの材料でオーディブルパイロット自体に分岐機能を持たせるように改造してた。
取り付けはライトケース内のウィンカー配線を探しだして割り込むだけなので、ウィンカーからの配線を
たどれば、どこに接続点があるか分かるだろう。
さて、YBRのどこにオーディブルパイロットを固定しようか?と迷ったけど、DIO用の失敗もあったから事前
に余計な細工をしたくないので、ライトケースの中に転がしておくことにした。
ライトケースが反響の役目をしてくれるならちょうどいい。
オーディブルパイロットを凹みの部分におさめて邪魔にならないように設置する。
この改造でカッコンカッコンと小気味よい音と共にウィンカーが点滅し、エンジン音にもかき消されず、
消し忘れは無くなったよ。
なお、配線間違えは致命的なダメージを与える可能性があるから、よく確認しながら作業してくだされ。
一番やってはいけないのは「これかな?これかな?」と理解せずに見知らぬ端子にてきとうに
繋いで見る方法で厳禁だよ。
電装系改造は配線間違いを起こした時に運良くヒューズが切れてくれるといいが、ヒューズが切れても
それさえ理解できずに右往左往してるバイク改造記事をネットで見掛かけるたびに、この手の電装系改造は
あまり安易に紹介できないなぁとつくづく思う。
ギャーーーーー!タイヤがぁーーー!!
ネジがーーー!!釘がーーーー!!
なんのことはない、わざと刺したんだ(てへペロ
YBR125の換えホイールに付いてた消しゴムタイヤ・TT100-GPがもう限界なので、とりあえず元の
ホイールに戻そうと思ったから、ついでにパンクの修理の練習でもしてみようと思い立って実行しただけだ。w
ヘタすると10年以上前にやったきりなので手加減なんかすっかり忘れてる。
手持ちのチューブレスタイヤ用パンク修理キットは二種類あって、それぞれ特徴があるが穴を塞いで
ハッピーになればいいってわけ。
まずは弾丸型の栓を使うタイプを使ってみる。
これは随分昔に買って車とバイクで2回使って、まだ弾が残っていた物だ。
使えるかどうか知らないけど、とりあえず・・・
まず釘をプライヤー等で抜いておく。
リーマー状の先にタップリとゴム糊を塗って左右にグリグリ回しながら刺してまたグリグリして引きぬく
こと2回。
次に赤い筒をセットし、栓にゴム糊をタップリ塗る。
まっすぐ押しこむ様に栓をブスリと差し込む。
完全に入れず、赤いネバネバ部分のくびれでストップさせ、後はカッターで2mmくらい頭を残して切り取
れば完了。
久しぶりにやったけど簡単なものだ。
次は俺も未体験なジャーキータイプで輸入工具のアス◯ロで500円くらいで買ったものだ。
ネジを抜いてからリーマーにゴム糊を塗りたくる。
右回転を守りながらグリグリと刺してから右回転で引きぬく。
これを3回繰り返して穴を整える。
次に栓となる謎のビーフジャーキーみたいな物体を差し込みにセットし、タップリとゴム糊を塗る。
そして方向を保ちながらブスリと差し込むんだけど、これが意外と力が必要で前出の弾丸型よりちょっと
たいへんだった。
少しだけ空気を補充するとタイヤが凹む事なく挿入しやすいらしい。
スボっと差し込んだら、方向をそのままで引き抜き、カッターで2mm程度残しつつ余分なジャーキーを
切り取って完了。
有名なマルニ製はバルカシールって商標みたいだけど、他は特に呼び名は一定していない。
このジャーキー型の栓はなんかう◯こに似てるのでウン栓って呼ぼうかな?w
大事をとって30分くらい放置した後に空気を入れてみる・・・・あれ?シューシュー音がするぞ?
漏れてるのはやはり弾丸タイプの方だw
もう十年以上寝かしてたゴム栓だから亀裂でもできてたらしく、中心から漏れてるのがわかった。
このタイプのゴム栓は5年くらいで交換・補充したほうがよさそうだ。
仕方なしにウン栓で塞ぎ直した。
最後に出先での修理を想定して、いつもロングツーリングで携行してるパナレーサーのポンプでフルに
空気を充填してみた。
このミニポンプはフロアポンプみたいな使い方ができて優秀だけど、ひと押しの補充量が少ないからちょっと
大変で、回数にすると170kPaで約150回、200kPaで約180回もシコシコしないとならなかった。
だけど人里離れた山の中だったらこんなポンプでも無いよりはるかにマシだよね。w
感想としては弾丸型は女性でも簡単にできる力加減で修理が簡単だけど、栓の定期的交換が
必須とする弱点があると見た。
またこの栓がホムセンや車用品店、バイク用品店でもよく見かけるが意外と値段が高い。
一方、ジャーキータイプは挿入の力がちょっと必要だけど、いびつな形の穴にもフィットするし、換え栓も
あちこちで見かける。
値段はさまざまで100均のダイソーでも灰色のジャーキーが置いてあったのが驚きだ。
俺は今回初めてジャーキータイプを使ってみて、こちらのほうがしっかり穴が塞がっていいなと思う。
両方共にゴム糊は経年劣化の可能性があるので、数年単位で適当な時期にゴム糊も交換しておくと良い
だろう。
今回使ったゴム糊は3年前に100均で買った自転車用で成分はチューブレス用と同一だから、出先で気づいて
も何処かで買えるだろう。
修理後、数日間走らせてるけれど漏れた兆候もナシで完全に直った。
タイヤをホイールから剥がした時に裏からパンク修理箇所を見たらウン栓がそこに座っていた。w
こんな構造、だれが考えだしたのだろう?
パンク修理は自分で出来るとツーリングや通勤に重大な損失を与えること無く走行復帰できるので、
チューブレス仕様のYBR125オーナーはぜひ習得すると良いだろう。
「チューブレス パンク修理」で検索すれば記事や動画が見つかるから、色々眺めてからどのタイプを
購入するか決めたり予習でもしておけば、本番でも慌てる事が無い。
何よりこの手のキットはその場に無いと話にならず、また他の車両でも使える利点があるので連休ツー
リングを良いきっかけにして購入・持参すると良いかと思う。