YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

炊飯器の電池交換2

2021年11月26日 | 雑記

 二年前に我が家の炊飯器の時計保持用電池を交換して
その後また1回交換した。
リンク  炊飯器の電池交換

 で、最近また電池切れを起こした。

電源ケーブルをコンセントにつながないと表示が消えて
しまい、時計がリセットされてしまうのだ。

 分解すると電池が見える。

元々は交換式じゃない炊飯器だけど、改造して電池ケース
を付けたので簡単に交換できるようになっている。

この炊飯器は常時電源ケーブルを刺しておけば待機電力が
内部時計を保持するので、このボタン電池はほとんど消耗
しない。
掃除や移動時にのみ電池で保持する設計らしく、待機電力
を嫌って普段はコンセントを抜いていると消耗が激しくな
って電池切れを早期に起こすみたいだ。

 古い電池を外す。

二回目の交換時に2032を搭載していたようだ。

 今回は在庫の2016を使おう。

数字の意味は20が直径、16や32が物理的厚さを表す。
これは32mmの半分の16mmだから容量は少ない。
しばらく待機電力を使って時計保持をさせて電池の消耗を
抑えてみようと思う。

 電池を装着したら表示が現れた。

後は元通りに組み立てるだけ。

 コンセントに差し込み時刻合わせする。

これでいつもの予約炊飯が復活する。

 外した使い古しの2032の電圧を測ってみた。

3Vから2.24Vに下がっていたよ。

初回の電池交換時の2016型電池でコンセントを抜いて使う
時だけ刺す使用法だと約1年ちょいで電池切れを起こした
から、次回はまた2032を使おう。

こうして我が家の炊飯器は延命させられて、へたすると
後10年以上使う事になるだろう。
故障交換する頃に日本の白物家電は残っているんだろうか?


落葉

2021年11月23日 | 雑記

 ちょっとだけ買い物に出かけたら、銀杏の木が真っ黄色になっていた。

名所でもない住宅街の一角にある立派な木なのだ。
たぶん宅地造成がなされた50年ほど前には既に植えられてたんだろう。

 黄色のじゅうたん。

掃き掃除の人が来る前だから撮影チャンスである。w

毎年黄色いじゅうたんを楽しみにしていた八王子の神社の木は切られてしまったし、ここく
らいしか黃葉の楽しみは残っていない。

とりあえず今年最後の秋の紅葉・黃葉である。(と、思う)


YB号の冬オイル交換

2021年11月21日 | YB125SP整備

 そろそろ冬支度としてYB号のエンジンオイルを冬用に交
換するのだ。

 カストロールのULTRA CLEAN 5W-40 4L缶を小分けし
て使う。

廃油受けには以前廃棄処分で解体した座椅子のクッショ
ン材を使って吸い込ませる。

 とりあえずエンジンオイルを排出。

良い色に黒々。
排出後にドレンボルトを忘れずに締め込んだ。

 オイル入れには100均で買ったシリコン漏斗が便利。

YB/YBR系エンジンのオイル投入口にぴったりなのだ。

 1L缶に小分けしておいた冬季向け5W-40エンジンオイル
を投入する。

低温流動性が良くて寒い朝でも1発始動後に安定してアイ
ドリングしてくれるのだ。

 車体をセンタースタンドで垂直に立てて、一応オイル量
確認をする。

オイルフィラーキャップをねじ込まずにいったん差し込む。

 オイルゲージのギザギザの範囲内にオイルが付着して
いれば合格。

事前に規定量1Lにして投入したから問題が起きる訳がな
い。
だかしかし、うっかりさんがドレンボルトを閉め忘れて
新オイルを投入した場合は、そのままオイル受けに流して
しまうためにゲージにオイルは付着しないのだ。w
かなり重要な確認作業である。

 以上で冬季オイル交換が完了したから試走を兼ねて買い
物へ出かけた。
低温流動性が良いオイルゆえに始動直後からエンジンが軽
く回って気持ちが良い。


冬のバッテリー保守用充電

2021年11月19日 | YB125SP整備

 毎年冬になって気温が下がる時期にYB号のバッテリーの
水位点検と保守充電を行っている。
これがかなり効果的で既に5年間使った中国製バッテリーだ
けれど今でも元気だ。

 車体からバッテリーを下ろして電圧を測定する。

買い物から帰った直後だから走行充電のおかげで見かけ
上は正常範囲内の12.8Vだ。

 早速多機能充電器の「リペア充電モード」で充電開始。

リペアモードはパルス波形の充電により電極に付着した
硫酸鉛を分解するデサルファー動作なのだ。
長年使ったバッテリーの電極には硫酸鉛が付着して性能を
低下させてしまう。
この硫酸鉛を除去すれば、性能は回復するというお話。

 一晩18時間充電したのでコンセントを抜いて充電器本体
の電圧測定機能を表示させてみた。

バッテリーの電圧が12.8Vから13.8Vへ上昇したよ。
充電直後なので若干端子電圧は高い。

落ち着かせるために自然放電で30分くらい放置してから
端子電圧を再度測定してみる。

約13.5Vになったよ。
本当はバッテリー専用テスターで始動性能CCA(コールド
クランキング電流)を計るのが最良だけど、持っていない
から電子回路テスターで無負荷電圧を測定した結果だ。

冬の短時間走行充電だけでは満充電になりにくく、劣化し
たバッテリーだと突然セルモーターが回らなくなることも
起きる。
良くあるツーリング当日の寒い朝に、バッテリーあがりが
発覚して計画が終わってしまうアレだ。w

俺のYB号はヘッドライト球を純正35/35wから60/55wに
増強しているので、昼間点灯走行すると信号待ちでバッ
テリー消費が多くなって過放電ぎみになるのだ。
しかも冬季は運用時間が短いために満充電になりにくい。
そこで毎年初冬に保守充電を行ってバッテリーをお腹い
っぱいにさせている。
この効果なのか5年経った今でもバッテリーを次の物に
交換しなくて済んでいる。
今回久しぶりに保守充電を行ったおかげか、車体に搭載
直後の始動は「キュルボン!」の短時間一発始動になった。
皆さんも充電器を持っているなら通常充電でもかまわない
ので今夜あたりに液面確認後、早速充電してみてはいかが
でしょうか?

 以上、開放型バッテリーの水位点検・補水と保守用パル
ス充電効果のお話でした。


焼肉強食

2021年11月14日 | 雑記

 よく晴れた秋の休日はあっちこっち行楽で混雑して渋滞
を覚悟しなければならない。
そんな時は近場で遊ぶのだ。

 野外焼肉なんかやってみたよ。

ホムセンのコーナンブランドのアルミスキレットを持参
して適当に肉を焼く。
軽くてテフロン加工だから後片付けが楽なのだ。

 こんな場所でやった。

緊急事態宣言期間中は入れなかった河川敷にやっと入れる
ようになったのだ。

 鶏肉も焼く。

蓋をして蒸し焼きにすると中まで火が通って美味しい。
ダラダラと焼きながら日向ぼっこする秋の一日。

 お昼頃に始めてゆっくり楽しんでもまだ15時にもなら
ないが、日が傾くのが早いから撤収した。
持参した野外自炊道具が少ないので片付けが楽で早い。
流行りの「おしゃれデイキャンプ・物量式」には程遠い
「これで十分、シンプルに行こう式」で済ませている。

 久しぶりに走った河川敷。

転ばないようにトコトコ慎重に走って抜け出して、舗装路
快走で家路につく。

 早めの帰宅で渋滞を逃れた秋のデイキャンプ風焼肉食い
でした。


PZ26燃費比較例

2021年11月06日 | 雑記

 YB号のキャブレターをVM22からPZ26に変更した後、
少しずつ燃費傾向が見えてきた。

燃費は走行条件でかなり変わるから、比較でもしようと
遠出してきたよ。

 家を出発して県内最安値ガソスタで給油。

最初に測った市街地+郊外+田舎道の約40㎞/Lに比べて
かなり落ち込んで34.5㎞/L。
街中ばかりの信号や交差点右左折が多いシビアコンディシ
ョンだと燃費が悪くなる。
加速反応が良くなったので、ついついアクセルを開け気味に
楽しんだ結果だ。w

 秋晴れの中、できる限りフラットで信号が少ないルート
として国道246号線を下って御殿場方面へ向かう。

小山町を過ぎてあれよあれよと御殿場まで来たが、まだ
時間に余裕がある。

 このまま沼津まで行きそうだ。w


 ヤバイw


 結局沼津まで来てしまった。

そろそろ昼ご飯を食べたいので市街地まで行って食事処
を探そう。

 ウロウロする。

駐車が楽な大衆食堂でも有ればと探してみたけれど無い。
沼津市在住の知人が「昔は有ったけれど、どこもかしこ
も廃業しちゃった」と言っていたのを思い出す。
駅近くの商店街に集中して有る以外は皆無に近いか、焼き
肉屋かチェーン店のラーメン屋や牛丼屋が東海道ぞいに
有る程度。
結局ファーストフードで済ませてしまった。
地方の食堂で食べるのも楽しみのひとつにしていたから残念。
長距離フラット走行での燃費測定が目的だから、沼津市
でトンボ帰りする。

 秦野市まで戻ってきた。

日が落ちるのが早くなったね。

 帰路途中で例のガソスタに寄る。

燃費の結果は34.5㎞/Lから48.7㎞/Lに向上した。
+14.2㎞である。
やはり走行条件で燃費はかなり変わるのが証明できたね。
以前、VM22で52.2㎞/Lをたたき出したのでPZ26の方が悪
い傾向なのかもしれないが、まったく同じ走行ルートで
は無いので参考程度と思っていただければよい。

以上中華キャブレターPZ26の燃費比較の一例でした。


フォークシールストッパーの防錆

2021年11月03日 | YB125SP整備

 わ~、もう11月になってしまったか!
って事で・・・では無いけれどみんな大好き整備ネタでご
ざいます。w

 暇つぶしにYB号のフロントフォークのフォークブーツ
なんかめくって錆の有無でも確認した。

下がらないようにガムテープて仮止めして観察する。

 え?何この錆色?

インナーチューブは綺麗だけど錆っぽい物が外周に付着
している。

 上から垂れたのかと思って上部もめくって見るが、特に
錆らしき跡は見当たらない。

ここは何回か拭き掃除しているので、その前に雨に濡れた
タイミングで錆汁がフォークブーツの裏側を伝って垂れた
んだと思う。
とにかく何とかしなきゃ。

 ナイロンたわしの切れっ端と潤滑防水オイルスプレー。

これが今回のアイテム。

 ナイロンたわしに吹いて錆汁部分をなでる。

アウターチューブの素材はアルミなので鉄錆では無い。
表面に付着しているだけだから軽く擦れば落ちる。

 最後にウエスで錆汁混じりオイルを拭き取り。

これでひと安心だ。
ついでにオイルシールストッパーの様子を覗き込むと
まずい状態になりかけていた。

 ピックツールでストッパーを外す。

ストッパーの表面が腐食しだしているのだ。

 このストッパーの表面はメッキされているけれど、いつ
かは腐食してしまうので定期的に確認する必要がある。

放っておくと赤錆に変化し、その錆粉がフォークブーツ内
の空気のかく拌で舞ってオイルシールの隙間へ入って
密閉を損なう。
結果的にフォークオイル漏れになってしまうのだ。

 YB/YBR純正のストッパーはメッキでは無くて黒染めだ。

黒染めの欠点は湿気や水分で簡単に錆てしまい、錆粉が
発生する。
だから早めに流用可能でメッキが優れているホンダのN
SR50/80用に交換していたのだ。
Fフォークの互換シールストッパー (リンク)
何と8年前から使っているので腐食が起きるわな。w

 防錆オイルとナイロンたわしで磨いて表面を綺麗にする。

メッキをはがしたく無いから紙やすりやスチールウール
は使わない。
最後にシュッとオイルをひと吹きして防錆油膜を作る。

 シールストッパーを元の位置に装着する。

非分解で付け外しできるので整備防錆は簡単だ。

 最後にインナーチューブをオイル付きウエスで磨く。

塩分を含む手の汗を拭き取るのだ。

 こんな感じで8年間放置していたシールストッパーを
真面目に防錆処理してみた。
真っ赤に錆びていたらオイルシール周辺の掃除とシールス
トッパーを新品に交換するのが適切だろう。
錆粉が原因でフォークオイルが漏れてフォーク分解整備を
する手間とお金よりも遥かに安くて早くて楽なのだ。

皆さまも一度この部分を目視確認してみてくだされ。