二年前に我が家の炊飯器の時計保持用電池を交換して
その後また1回交換した。
リンク 炊飯器の電池交換
で、最近また電池切れを起こした。
電源ケーブルをコンセントにつながないと表示が消えて
しまい、時計がリセットされてしまうのだ。
分解すると電池が見える。
元々は交換式じゃない炊飯器だけど、改造して電池ケース
を付けたので簡単に交換できるようになっている。
この炊飯器は常時電源ケーブルを刺しておけば待機電力が
内部時計を保持するので、このボタン電池はほとんど消耗
しない。
掃除や移動時にのみ電池で保持する設計らしく、待機電力
を嫌って普段はコンセントを抜いていると消耗が激しくな
って電池切れを早期に起こすみたいだ。
古い電池を外す。
二回目の交換時に2032を搭載していたようだ。
今回は在庫の2016を使おう。
数字の意味は20が直径、16や32が物理的厚さを表す。
これは32mmの半分の16mmだから容量は少ない。
しばらく待機電力を使って時計保持をさせて電池の消耗を
抑えてみようと思う。
電池を装着したら表示が現れた。
後は元通りに組み立てるだけ。
コンセントに差し込み時刻合わせする。
これでいつもの予約炊飯が復活する。
外した使い古しの2032の電圧を測ってみた。
3Vから2.24Vに下がっていたよ。
初回の電池交換時の2016型電池でコンセントを抜いて使う
時だけ刺す使用法だと約1年ちょいで電池切れを起こした
から、次回はまた2032を使おう。
こうして我が家の炊飯器は延命させられて、へたすると
後10年以上使う事になるだろう。
故障交換する頃に日本の白物家電は残っているんだろうか?