以前、AZの燃料添加剤の効果を確認するためにエンジンを開け
たんだけど、その時に気づいた事があったので平成最後のブログ
ネタにするよ。w
どうせシリンダーを外して観察するんだから、シリンダーラ
イナーにあるはずのOリングを新品交換するつもりでOリングを
用意していたのだ。
ところが、分解してみるとライナーにOリングが組まれていなか
った・・・
旧型であった07年式YBR125所有の時にパーツカタログを散々
眺めていたので、ここにOリングがあるはずだと思っていたのに
無いのだ。
慌ててYB125SPのパーツカタログを再確認してみるとOリング
が無い!
適当に旧型YBR125などを確認してみると、パーツカタログに
Oリングが記載されている。
どうやら仕様変更でOリングを組み込む事は無くなってたようだ。
YB125SPのライナーを良く観察しなおすと、Oリングを埋没
させる溝が無い。
この状態でOリングを組むと、潰れても逃げ場を失って正常な密
閉状態にならない。
結局用意したOリングは使わずに元の状態で組んだよ。
後で色々な年式・型式のパーツカタログを調べてみた。
・シリンダー型番 5VL の時はOリング有り。
・シリンダー型番 1BK の時はOリング無し。
年式型式によって違いがあるようで、XTZ125Eは中国生産でも
南米向けは5VL Oリング有り、中国国内向けは1BK Oリング
無しの仕様。
細かい仕様違いがこんなところで露見したのだった。w
なお、ライナーのOリングは幸いな事に日本国内で入手が楽なのも
判明したよ!
・セロー225系
・TW200/225
以上の車種用も共通の部品番号 93210-57634
これで旧型YBR125などの腰上分解整備時は安心だろう。
平成のネタは平成の内に。
それでは良い令和時代を!