YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

寒いけど乗る

2016年10月30日 | YB125SPツーリング

雨が降っていないのでちょっと出かけてきたよ。
土日しか解放していない山の中の駐車場に行ってみると、
他にだれも居なかった。

夏の休日は河原でピクニックやBBQでにぎわう場所だけど、
こう寒いと誰も居ない。w

帰りにダム湖へ寄ったらモミジが色づきだしていた。

曇り空で残念な色・・・今週末あたりが見ごろかもね。

駐車場でボケっとしてたらダム湖友達がやってきた。

マジェスティSのUSAインターカラーの人だ。
見比べてみると以前見比べたXSRと同じ色の差で、YBの方が
若干明るい。

やはりYBは正規60周年記念色と違うイエローだね。
帰路の途中、スズキのスイフトのイエロー車とすれ違ったけど、
あちらはさらにレモンイエローな明るい黄色だったので、タッチ
アップペイントの流用はダメだな。

特別色を選んだがゆえに、補修用カラーを見つける苦労はまだまだ
続く・・・


旅立ちなのだ

2016年10月29日 | YB&YBR関係雑記

朝からYBR号に施工していた改造部品の残りを外して
ほぼノーマル状態に戻してた。
そして知人がやってきて開口一番「なんだ綺麗じゃんw」。
ぼろいバイクばかりレストアしていた彼にとっては、分解
清掃やさび落としをしなければならない次元と違って、
現役で動かしつつ整備しつづけた我がYBR号は普通の状態
らしい。
さっそく試乗してきて話は決まった。

YBR号は新しいオーナーと共に旅立って行ったのだ。
俺は過去に複数台所有した経験があるけれど、似たような用途や
排気量だとどうしてもどれか一台に偏って運用し、結局他が不動車
気味になってしまって所有している意味が無くなる。
バイクとは単に所有したり飾るだけじゃ生まれて来た意味が無い。
動かして初めてバイクという乗り物になるんだと思う。
だから、今回の話はYBR号にとって幸せな第二のバイク生になる
と信じて見送ったよ。

午後から急きょ、SP号のリアサスを手持ちのYSS 360mmに
付け替えてみた。

前後のバランスがとれた感じで切り返しの挙動が軽くなったし、
最低地上高が約20mm上がるので、越野天俊化がまた一歩進んだ。
ただし、サイドスタンド駐輪の傾きがさらにひどくなった。
G型サイドスタンドに交換したよ。

これでやっと普通の傾きになった。

さて、SP号の今後はYBRから外したエンジンガードの取付やら
電装系の強化改造など、細かい部分が残ってるだけ。
ノンビリやって行くよ。


突然なのだ

2016年10月28日 | YB&YBR関係雑記

シールチェーンと共に注文していたUSBシガソケが突然届いてた
ので、あれこれとYB号の配線改造を机上で考えていた。
ノーブランド品で海外から発送という格安品だから、いつ届くか
分からず、すっかり忘れた頃に届いたよ。

予想に反してシンガポールから来たノーブランド品は、どう見ても
某有名ブランド。
必死にアラを探すが、しっかりした出来栄えでパッケージも店頭
売りと何ら変わらない。
実に不思議なノーブランド品である。w

そんなこんなで配線図面を描いてたところ、知人から突然の電話。

内輪の話なので詳しくは書かないけれど、来週には通勤で使い始
めたいとの事で、現状「始動する・動いてる・タイヤの山が残ってる・
燃費が良い原付2種・安い」が条件だととの事で、うちのYBR号に
目を付けたようだ。
話し合いの末、明日か明後日に試乗して決定する事になった。
エンジンだけが少しヤレぎみだけど他は極めて状態が良く、何より
本人は昔Z2を3個1合体させて乗り回すほどの気合と腕を持ってるから、
いざとなったら単気筒エンジンは半日で載せ換えできると豪語してる
ので、心配ないだろう。

というわけで、今週は色々と突然な出来事が起きるのだ。


二回目のオイル交換

2016年10月24日 | YB125SP整備

昨日の散歩ツーリングからの帰宅後、YB125SP新車購入から
二回目のオイル交換をやった。

廃油は飴色で綺麗なもんだ。

初回オイル交換時の廃油と比べて澄んでいて、もう慣らし完璧
って感じかな。

さて、前回仕込んだマグネットドレンボルトの鉄粉捕獲状態
見てみよう。

ちょっとしか捕獲できなかった。
って事で、ヤマハの中国生産車は新車から2回くらいのオイル交換で
落ち着くって具合なんだろうね。

使い終わって溜めておいたウエスに廃油を吸わせて、燃えるゴミ
の日に出す予定。穴無しのゴミ袋を二重にして使えば、廃油処理
箱を用意する必要が無い。
YBやYBR系のエンジンは1Lのオイル量だから、こんな方法でも
処理できて便利だなあ。

新油はAZのMEO-012 10W-40 全合成オイル。
AZは昨今、色々なグレードを発売してるので、次回購入時はもう一つ
グレードが高いMEG-016にしてみようかな。
4Lボトルでも2760円(税別)、1L換算で700円台になるから、
お財布にやさしい。

オイル交換って「交換しました。ハイ」くらいのネタでしかない。
SP号の場合は新車からのネタなので、今回はマグネットドレンボルト
の捕獲結果も含めて書いてみた。
今後、よほど何かネタが発生しない限り、オイル交換ネタは書かない
と思う。


新くねくね道

2016年10月23日 | YB125SPツーリング

朝から晴れたのでちょっと散歩ツーリングに行ってきた。
山梨県上野原市まで足を延ばし、そのまま小菅村の道の駅
まで行こうとしたけれど、いつもの悪い癖で脇道へ曲がって
しまったら・・・

けっこうなワインディグがつづく山梨県道30号線というのが
分かったよ。
今まで無視していた分岐点を曲がると、こうした発見をできるから
小排気量車ツーリングはやめられない。

雲行きが怪しくなってきたので、適当に戻ろうと思いつつ進むと
「?? なんか春っぽい花が咲いてるぞ」

思わずUターンして近づいてみた。

やっぱり桜だった。w

ここ数日の寒暖の差で勘違いしてつぼみがほころんだようだ。
気の早い桜を見て満足し、雨が降る前に帰宅。
ついでに2回目のオイル交換をして、今日の活動はおしまい。


YBのハンドルを交換してみた

2016年10月22日 | YB125SP改造

YB125SPの純正ハンドルはYBR125純正よりも高い形状みたいで、
ドッシリと構えて乗るには都合が良いと思う。
ただ、ちょっと俺には高いのでYBR号に付けていたハンドルを
YBに移植してみた。(ハンドル交換について ←参照)

YB純正ハンドルとPLOT製 EZ-FITBAR
2001~2008年式CB750用 EBF049S

約44mmも低くなる。
YBR純正との比較では約22mm差だったので、やはりYBはYBR
よりも22mm高いという事だね。

付けたよ!

右側スイッチボックスの「回り止めの凸部」の位置がYBRと違って
たから、新たに固定穴を開けなおした。

右側ケーブル類のたるみ。

ハンドル高が低くなったので少したるみが出来たけれど、整線したら
良い感じになった。

左側。

リモートチョークケーブルの収まりはこんな感じにしかならない。
機能的には問題無く動作するし、VM24式キャブレターに換装する
時には、この余長を上手く利用できそうだ。

仕上がり外観。

少しスポーティーな感じかな。
ハンドルの角度を何回か調整して違和感なく操作できる角度に
したら、YBR装着時の角度とほぼ同じになった。

雨が降りそうだったけれど、試走してきたよ。

試験コース途中の林道も走ってみたら、操作しやすくなった。
コーナリング時のモトクロス的な腕のフォームが純正よりも楽。

いつもの公園で昼食。

久しぶりにお湯を沸かせるコンロを持参し、カップ麺を食す。
なぜか部屋の中で食べるよりも美味しい。w

ハンドガードやエンジガードの移植は後日に持ち越し。
先にウィンドスクリーンをどうにかして付けないと・・・実はYBの
ライトステーの幅がYBRよりも狭い事が発覚し、作業が止まってる
のだ。

肌寒い気温になって、こうした作業もずいぶん楽になったよ。


YB125SPの暗電流

2016年10月20日 | YB125SP電装系

SP号を買ってから色々とネタを採取して貯めているけれど、
一気に公開するとネタ不足になるから小出し。
YBRシリーズで一時期話題になった、キーオフでも電気を
食う「暗電流」のネタをYB125SPでも確認しておいたのだ。
知らない人はリンク先を見てね。
魔の11年式とはなんだ?
YBRの暗電流測定方法

まず、俺のSP号(2016年製造)の電源コネクター。

矢印の黄(白)線がレクチファイヤーレギュレーターのCTR(電圧
監視・制御)線で「魔の11年式配線」と同じになっていた。
他に謎の未使用ギボシ端子メスがあるが、これはセルモーターの
スイッチを押すと電源と繋がるので今のところ用途不明だけれど、
「リレーを使ってセルを回してる間だけヘッドライトやキャブヒーター
を一時的に切る」なんて裏技的応用もできるね。

さてさて、実際に暗電流を測定してみたよ。

メインキーを抜いて完全に電源OFF状態でバッテリーのマイナス
回路にテスターを割り込ませて全体の電流を測る。
わずかながら暗電流が検出された。

たった42μAしか流れていない!

問題になっていた11年式YBRの頃の5mAと大違いだ!
約1/120も暗電流が少ない結果だった。
42μAなんてLED1素子を点灯させる事ができないくらいの低い
値だから、完全に無視して構わないレベルだよ。

11年式YBRが製造されていた頃のレギュレーターと仕様が変わったのか、
あるいは11年式の一部ロットに不良があったのか、色々想像してみた
けれど、今更どうでも良い。

電流を確認して、この程度なら無視できるのが分かったのが収穫だった。

テスターを持っていて電流の測定方法を理解し、暗電流が気になる人は
一度測っておけば車体の状態が分かるだろう。
以上、俺のYB125SP個体の暗電流でした。めでたしめでたしw


タオバオ登録

2016年10月17日 | 雑記

夜のお供からバイクのパーツまで、中国製造バイク乗りには
おなじみの淘宝网(タオバオ)。
俺もすっかりお世話になっている中国の通販サイトだけど、数日
前から仕様変更になって、会員登録をしなければ出店のページ
を閲覧できなくなってしまった。

追記
★10/19現在、また仕様変更されて会員でなくても
個々の出品
を閲覧できるようになったみたいです。

タオバオの会員登録(ID取得)しなくても閲覧して
品定めができるため、輸入代行会社経由なら淘宝网
ID無しで
購入可能ですから、従来通りに買い物ができ
るでしょう
。(新たに分かった事があれば追記します)


お世話になってる輸入代行会社に質問してみたけれど、釈然と
しない回答が帰って来たので、他の代行会社や検索で探したら
どうにか登録方法が分かった。
右上の登録リンクを進んでみた。

いきなり中文で面食らったので、右上のEnglishを選択すると
全体像が見えて来た。

2 国・Japan ケータイ電話番号を入力
 *ただし、番号の先頭番号0を抜いて書く。
  例えば080~~~~~~なら80~~~~~のように。
3 確認のタブを右にスライドさせる
4 次へ進む

登録したケータイにSMSで認証番号が送られてくるので、その番号
を入力すると承認されて、次へ進んだ。

そして希望の「ユーザーネーム(アルファベットや英数字)」
と「希望パスワード(アルファベットや英数字)」を入力して
登録完了って感じかな。

詳しいやり方やQRコード経由での登録方法、また、ログイン方法など
は他所のページを探して参考するのが良いと思うよ。

なんだか敷居が高くなったタオバオだけど、サイト側も色々大人の事情
があって登録制にしたんだろう。

中国製造バイクを安く維持管理する上で避けて通れないからサクっと登録
して、従来通りに衝動買いを満喫しようではないか。


YBのリアサス交換について

2016年10月16日 | YB125SP整備

YB125SPのリアサス交換をした時に、気付いた事があった
のでメモ。
YBR125の場合は何も考えずにサスのピボット部の袋ナット
を外せばよかったんだが、YBの場合はリアキャリヤーが共締め
されてるので、シートやキャリヤーを一旦外す必要があった。

左右のサイドカバーを爪が折れないように慎重に外して、シート
を固定してるボルトを外す。

対辺10mmのレンチで可能。

シートを外す。

番号順に、前側を持ち上げてから、後を少し前へずらしながら上へ
持ち上げると外れる。
組む順番は逆にすればよい。
後の引っ掛けを合わせておかないと、シート側のベロに体重が
かかって折れてしまう。
そんなシートをヤフオクで見かけたので、たかがシートと思わずに
ちゃんと確認すると良い。

リアサスの上部ピボット。

フレーム~サス~ワッシャー~キャリヤー~ワッシャー~17mm袋ナット
の順番で組んであった。袋ナットと外側のワッシャーを外せば良い。

問題は後ろの固定ボルト。

ここはかなり固く締めこんであるらしく、他の人の話でも固くて
ボルト穴をナメた事例がある。
L字型六角レンチで緩めるにはかなりきつく、レンチの曲り部分
が負けそうになったよ。w

やはりソケットレンチ型が一番確実に緩められる。

6mmのソケットレンチで緩めた。
見ての通り、ネジはフレームに切ってあるので、このネジ山を
壊すととんでも無い事になる。
だから締める時はわざとL字型レンチを使ったり、少し緩めに
締める方が無難だと個人的には思うよ。
壊すよりは緩んだ方が増し締めで直せるから、締めこんで固く
なったら終了し、さらに増し締めをやらない方が良いでしょう。
ここはYBR系のサービスマニュアルの指定トルクを厳守する必要は
無いと思う。
ネジ山を壊す=フレームを壊す となる構造なのだ。

サスのピボット部も同じ感じ。

見ての通り、ネジが切ってあるシャフトはフレームに溶接された
一体構造。
ここを壊して店に修理依頼すると高額になるぞ。
「あ、ネジをナメた・・・」じゃ手遅れな場所なので、袋ナットを締める
時も締めすぎに注意。
締めこんで少し固くなったら終了にしてもそうそう外れない。
YBRでさんざんいじった箇所だけど、一度も緩んだ経験は無いのだ。

YBRと違ってYBのリアサス交換はちょっと面倒だったな。


G型フォークをYBに

2016年10月15日 | YB125SP改造

以前から構想を練っていたYB125SPのスクランブラー化。
ついに実行する時がやってきた。
題して越野天俊計画。
部品は既にYBRに実装済みなので、はぎ取って付ければ済む
から簡単だ。
と、言いたいけれど、はぎ取られたYBRにも純正部品を付ける
など作業が二倍になって色々面倒なのだ。

まず、フロントブレーキホース交換。

バンジョーボルトの穴間の距離、純正長85㎝に対して90㎝の
ステンメッシュホースに変更。
改造してたYBRからはぎ取ったのだ。
純正フォーク長では少したるみが多いが、問題なし。
軽く一周してみたら、やはり純正ホースよりもカチッとした感触
で、初期制動の反応も良くなったよ。マジ、お勧めw

次はフォーク交換。

YB純正フォークと比べて約30mm長い感じになる。
この30mm差が悪路で効いて来るのでYBRの場合、オフロードモデル
のG型が追加発売されたらしい。
交換の仕方はYBRのページに記載してるので割愛。

さて、ブレーキホースと共に面倒なのがスピードメーターケーブル。

本当はG型用メーターケーブルを用意したいところだけれど、YBR
に施工したホンダ・モンキー用10㎝延長ケーブルを移植した。

狭い隙間でも収まっている。

ただし、仕上がり具合はちょっと長い感じ。

問題は無いけれど、フェンダーのメーターガイドぎりぎりの位置
だから不自然と言われたら、そうだね。
次回、部品を輸入する時にG型用メーターケーブルも注文しよう。
と思ってたところ、YBR125無印やKの純正メーターケーブルが
YB125SP用よりも4㎝長い事を発見したので、無理にG型を買わなく
てすみそうだ。
知らずに買っていたら延長ケーブル付加と差ほど変わらない結果に
なって、落胆するところだった。
G型フォーク換装時はYBR無印やK型用メーターケーブルでつじつまが
合うよ。

一通り、部品の移植が終わって各部の確認をしておいた。
メインスタンド駐輪時の車体傾き具合。

少し傾きが増した。
後日、対策を行う予定である。

メインスタンド駐輪時の後輪の浮き具合。

20mm厚の建築資材パッキンを敷いてみると、約15mm浮いてる。
これならチェーンメンテナンス時にもタイヤを回せるね。

車体の前後傾きを見てみよう。

もっと尻下がりになるかと予想していたが、意外と普通。
フォークは車体の重みで少し沈むので、自由長よりも短くなって
こんな結果になったのだ。
リアサスペンションは340mmなので、少し長い物に交換すれば
純正とさほど変わらない姿勢になるだろう。
YBRの方も走れるように、取って置いた純正部品を組んでおいた。

実際に走り回ってきた。
いつもの山坂道街道に行ったら前方に車列が見えたので、すぐに
脇道へ入り、別ルートの空いているクネクネ道を試走。
秋の行楽シーズンで快晴となれば、観光地ルートの渋滞はつき
ものなのだ。w

秋らしく道端にコスモス(秋桜)が咲いていたよ。

G型フォークに換装したYB125SPの印象は、
・実に素直なコーナリングで、セルフステアに癖が無い。
 純正タイヤでも吸い付く感じで曲がれる。
・未舗装路走行がすごく安定するようになった。
・中にベアリングを仕込んであるから、路面の凹凸のショック
 吸収がたいへん素晴らしく、上質な乗り心地になる。
・低速時の急な切れ込みが減ってUターンが楽。
結局、YBRに施工した時とまっく同じなのだ。

色々YBRと共通な車体なので、結果が大きく変わる事は無くて
つまらない反面、安心感のある改造結果になったよ。

都留市まで行き、鹿留林道経由で二十曲峠に登って快晴の富士山
を拝もうとしたら・・・

通行止めでやんの!(´;ω;`)
せっかく忍野の耕作地帯や花畑をバックに富士山と写真を撮ろう
と思っていたのに、当てが外れてしまった。
しかたないから、トボトボと来た道をもどりつつ、日没までに
帰宅した。

越野天俊への第一段階であるフォーク延長が無事に済んだので、
次はハンドルやライトガード移植の予定。
タイヤはとりあえず純正を消費しつつ、デュアルパーパスなトレッド
のタイヤに換装する計画を立てておこう。


YB125SPとシールチェーン

2016年10月11日 | YB125SP改造

ノンシール(Oリング無し)が純正チェーンのYB125SP。
チェーンってヤツは伸びるとスプロケットの歯も消耗して、
最後は同時交換しなきゃならない。
非正規輸入車なので、そうそう簡単にスプロケットを入手
できないので、新車のうちに少しグレードの高いチェーン
に交換して駆動系の寿命を延ばそうと思い、WEB検索で
探してたら格安のOリングシールチェーンを見つけた。

クリップ式で専用カシメ工具を必要とせず、気軽に外して交換が
可能だから、こりゃいいやってな具合で買ってみた。
約2600円って値段はダメでもともと、どうせ純正も特別寿命が
長いわけではない。

サイズ428-120L(リンク)なのでYBの118Lより2L長い。

サンダーでピンの頭を飛ばして安物チェーンカッターで抜いたよ。
ピンを削るとすごく抜きやすくなり、工具も壊れないのだ。
アウターとインナーのプレート一組で2リンク短くなる。

付けてみた。

特に問題なくクリップで繋げられたよ。

ところが、タイヤを回してみるとシャリシャリと、
どこかに擦れる
音が発生した。(・∀・;)


チェーンケースにぶつかってる感じなので、あっちこっち指で押さえ
たり引っ張ったりしたら、前側固定部付近で干渉してるようだった。

プレス加工で凹んでる部分の内側付近。

Oリングチェーンの最大幅のピンの長さを測ってみる。

Oリングがある分、純正チェーン約17mmと比べて約2mm長く、
片側1mmほど出っ張るので干渉しちゃうんだろう。
こんなに繊細なチェーンケース形状なのか?(^ω^;)

チェーンケースを外す時に邪魔になるリアサスを少し外側へ
ずらす。

下側のボルトだけ外して、抜けない程度にずらすと隙間ができる。

この後、外したチェーンケースを広げてみたり色々やったけれど、
どうも完全に擦れ音が消えない・・・

最終的にはチェーンケース固定用の金具を曲げる事で解決したよ。

1・2の順番で、垂直に立っている金具を手前に手で傾けてから、
モンキーレンチでナット部をつかんで途中から垂直に曲げた。
これで約5mmほど外側へ固定位置が移動した。

偶然、スプロケットカバーとチェーンケースの隙間はまだ確保
されている。

スイングアームに固定されているチェーンケースは上下に動くので、
ここが干渉すると具合が悪い。
組み上がってタイヤを回すと干渉音はしなくなったよ。

チェーンの遊びを適正張り(約20mm)に調整し、その辺を30
分ほど走ってきた。
擦れ音は出ず、気のせいかチェーンの駆動音も純正より静かになっ
た。これがOリングシールチェーンのメリットだな。
戻って来て、再度チェーンの引き調整をした。
新品のシールチェーンは封入されたグリスがピンの隙間で薄く伸ば
されるとチェーンの長さが若干長くなるのだ。つまり最初の慣らし
作業ってな具合。
予期せぬ障害はあったけれど、今まで愛用のDID強化ノンシールチ
ェーンの最高峰・NZシリーズとどう違うか、これから耐久性の観察
が始まる。

チェーンケースの干渉の有無や対策が面倒なら、タオバオで見かける
社外品チェーンケースに換装する手もあるね。

雅马哈125 链条罩 改装 で淘宝网検索すると、ヤマハ用のロゴ
が入ったYBR125用が見つかるので流用可能だろう。
この形なら曲げたりして修正するのも楽だろうな。

YBR125とシールチェーンの組み合わせで干渉音がしたという
話を見た事がない。
YB125SPはチェーンケース形状が違うし、俺の個体だけが起きた
のか、他の方々でも起きるのか定かでないが、こうして解決策が
見つかったので、参考にすると良いでしょう。


同じ黄色だ!?

2016年10月10日 | YB125SPツーリング

納車されたのにいじってばかりじゃ意味が無いので、連休中は
沢山走ろうと思ってたのに・・・天気悪い。(´・ω・`)
今日は朝から曇り空ではあるが、走れるのならとダム湖
まで行ってみた。
沢山のバイクが並ぶ駐輪場の中で目立つカラーリングの
車体を発見!

XSR900のUSAインターカラーだ!
並べてみると同じ仲間って一瞬思ったけれど、よく観察すると
黄色の色合いが微妙に違う。
XSRは少しにオレンジがかった深い黄色に対してSPはレモンイエロー
に近い明るい黄色って具合だったよ。
こりゃタッチペイントなど補修用塗料を探す時に注意が必要だ。
ヤマハの旧車の黄色の方が合ってるかもしれないので、カラーコード
も含めて調査せねばならない。
SPのインターカラーは純正色の中でも古来から使われていた色合いを
採用したのかもしれない。
昨今の高級モデルは微妙な色調をアレコレと協議して決定している
はずなので、XSRやSRに関してはSPと違うんだろう。

急に秋らしい気温になって、少し厚着して行ったのに寒い。
早々と引き上げて、帰宅した。

さて昨日深夜にネットを徘徊してたら格安の0リングシールチェーン
を見つけたので注文・入金してみた。

通常納期で発注したのに、その日の夕方には届いてしまった。
この早さに驚くと共に、物流の自動化とは言え、居るかもしれない
中の人も大変だろうと少し心配しちゃったよ。

帰宅後、届いたチェーンを付けてたらちょっと問題が起きた。
純正ノンシールからOリングシールに変更すると幅が少し広くなる関係で
チェーンカバー内側の一部分に干渉してシャリシャリと擦れるのだ。
後日、対策した方法を書くよ。


燃料計の傾向を記録した

2016年10月09日 | YB&YBR関係雑記

納車されたYB125SP号の燃料計(ガソリンゲージ・燃料ゲージ)
の針の指示傾向を記録しておいたので公開してみるよ。
ずいぶん前に「燃料計の話」でバイクのガソリンタンクの形状と
燃料計の関係を書いていたので、再度見直しておく事をお勧めします。

さて、SP号も含めてメーカーの満タンの定義は給油口の蓋ギリギリまで
入れるのでは無く、限界が指定されていて、これが満タンとして全容量
を書いている場合がほとんどだ。

・メインスタンドで駐輪
・給油口を覗き込み、「筒」の切れ目が給油の限界
*限界を超えて入れすぎると、サイドスタンド駐輪時に蓋の隙間
 から漏れたり、ガソリン蒸気還元パイプを通じてキャニスター
 やキャブに流入し、再始動困難になる場合がある

普段、燃料の残りを気にする場面って信号待ちが多いから、
前後左右とも水平な場所で信号待ちした時の距離と針の位置を
記録してみたら、こんな感じになったよ。

ゲージの区切りと消費量や距離は均等に一致しないのは、前出の
ページで分かる。
とりあえずSPの場合、約380㎞前後でリザーブ(予備タン)切り替え
になって、すぐに給油すると8L入る。
リザーブに切り替えて残りの燃料は約2Lだから、燃費が45㎞/Lと
仮定すると約90㎞以内にガソリンスタンドが無いとガス欠になるのだ。w
せいぜい隣町程度までは持つので、慌てずに進むか戻れば良い。
地方の山奥の夜中なら主要国道まで行ければどうにかなるだろう・・?

メーターの表示精度を要求するより、実際の傾向をつかんで覚えておく方
がはるかに実用的だと思うよ。
Eマークにかからなけば残りは4Lちかくあるので、慌てる事は無いのだ。
余談だが、車体が前後に傾くと針が1~2本分指示が変わるので、けっこう
繊細な表示精度でもあった。
坂道で信号待ちすると変わるので、水平場所で判断すると良いと思う。


トップケースの取付方法

2016年10月08日 | YB125SP改造

YB125SPのリアキャリヤーは平坦なので、トップケースの
ベース(土台)を付けるのがすごく楽なのが嬉しい。
ところが、いざ、仮置きしてみると妙に後ろに出っ張って、
全体のフォルムを崩すような印象がした。
そこでYBR125でも採用した「ゲタ」を履かせて、前方に
少しずらしてみたら、なかなか良い具合になった。

この出っ張りが長いと加減速時に前後へケースが揺られて、キャリヤー
の付け根にも負担がかかるから、工夫して正解だったよ。

シート後部を避けるために20mmほど浮かす必要がある。

使ったのは建築資材のエコパッキン。
(株)タナカ(匠力印)のエコパッキンEP-120って製品で、
ホムセンで約350円也。
箱もの土台の高さ調整用なので丈夫で長持ち、しかも大量生産
で安く、他社でも似た製品があるので入手しやすい。
最近、建築資材の金具やボルト、小物が材料としてお気に入りなのだ。

トップケースのベース部と組み合わせて色々検討した結果、半分に
切る事にした。

ノコギリで簡単に切れる。

リヤキャリヤーに仮置きして、ベース部の固定用金具のボルト位置
探してからベース取付穴位置を決定し、7mmのバカ穴を開けた。

固定ボルトはM6サイズ(6mm)なので、少し余裕のある穴径
にしておくと、固定する時に楽だ。

ベース部と共にボルトを貫通させて固定する。

付属のボルトではゲタ分の長さが足りない。
M6×50mmの
十字穴付きボルトを追加購入して固定したよ。

仕上がり具合は満足。

約5㎝前方へ付けられたので、少しはでっ尻にならずに済んだ。
シートの取外し・取付もベースを付けたままで可能だから、この
位置で良い感じだった。

GIVIやKAPPAのベースを固定する時に、以上の方法があるので、
少し手間をかけてみてはいかがでしょう?
YBR125でも応用可能なトップケース取付方法の一例でした。


ハンドルストッパー改造

2016年10月07日 | YB125SP改造

ハンドルの切れ角を少し狭めて、最少半径の転回時にタイヤの反動を
減らそうと、ハンドルストッパーを改造した。
元々はYBR125に施工する予定だったけれど、YB125SPの購入を
きっかけに、こちらへ施工した。 納車一週間後の話である。

元ネタはYBR125 MEMOさんの記事「ハンドルストッパー自作」。
以前から構想を練ってたんだけど、丁度良い部材が手元に無くて
放置してたのだが、近所のホームセンターの建材売り場にアルミサ
ッシの小片が120円で売られてるのを発見して、やる気が出て来たのだ。

30×30×3mmのL型サッシ。

ケガキをして約15×20×3mm片にする。

本当は実車を詳細に採寸すればいいんだけど、面倒なので
MEMOさんの真似をしてみたよ。

切だして車体に当ててみたら、ちょっと片側が寸足らずになって
穴位置が微妙に端ギリギリになってしまった。

固定ボルトのためにM6のタップを立てる。
確認しながら立てたつもりが、一個ななめになってしまった。
町内で一番タップ立てが下手な俺なのだ。w
「付けられるなら、どうと言う事は無い」

六角穴付きボルト M6×10mmと平ワッシャーを介して固定。

狭いのでボールヘッド付きL字レンチを使った。

10mm長で先端がここまで突出するなら、ナットか袋ナットで
固定して、穴はタップを立てずにバカ穴にすればよかったな。

ハンドルストッパー部を当てると構造上、下側が干渉するので
一部を斜めに削る必要がある。(MEMOさんも加工していた)

穴側の辺は長さを25~30mmにした方が、穴位置が良い感じに
なる。

さて、実際に走ってみると効果は実感できたよ。
狭い路地でのクイックなUタンーン時に、ハンドルを目一杯切って
も反動が起きにくくなって、白バイ隊員のようにクルリと旋回
させるのが容易になった。
良くわからない人は自転車でやってみると良い。
ハンドルを曲げすぎると旋回できないのだ。

これから徐々にスクランブラー化させるYBSP号は、変な脇道へ
入り込む場面を多くなるはずだから、こんな改造もいつか役立つ
だろう。
ロアーハンドルやセパレートハンドルに換装したYBRに施工しても
切れ角制限によってスイッチ類のタンク衝突を防げる。

厚さ3mmのL字型材料ならハンドルロック機能を損なう事は無いので、
身の回りに丁度良い部材があれば、流用をお勧めします。
鉄でもアルミでも樹脂でもいいのだ。