YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

YB125SPの印象

2016年09月28日 | YB&YBR関係雑記

YB125SPを購入してから1ヵ月走り込んで感じた印象。
どうせYBR125(2007年式)と大して違いは無いだろうと
思いながら走り込んでみたら、意外と違いがあるもんだ。

1:乗り心地が柔らかい
 リアタイヤがYBR系に比べて太いので、クッション性が良い。
 リアサスは若干チャタリングが残ってフワフワと落ち着かない
 面もある。
2:直進安定性が良い
 これも後輪の太さに由来すると共に、タイヤ外径がYBRに比べて
 小さいので、尻下がりになってフロントフォークが寝るから安定
 感が増してるんだと思う。
3:切り返しが少し苦手
 上記の事から少しダルい印象。
 ただし「抜重」操作を加えるとスパスパと切り返せるので、慣れれば
 問題になる事は無い。
4:軽い
 満タン時はYBR系の12~13Lに比べて10LのYBの方が軽く感じる。
 ガソリンタンクの形状の差もあって、燃料の重心がよりエンジンに
 近づいてるから、余計に軽く感じるんだろう。
5:悪路で好印象
 YBR系に比べてダートなど未舗装路での安定感がある。
 リアタイヤの太さ・ガソリンタンク容量と重心位置、Fフォークの
 キャスター角の影響などで、結果的にそうなったのかもね。
6:結構トルクフルで加速も良い
 俺のYBR(07年式)のVM22キャブレター車と比べての話だけど、
 本機搭載のBS25キャブレターが出すトルク感はなかない良い。
 上り坂では必死にアクセルを開けなくても、じわじわトコトコと上る
 感じだ。以前、2013年式YBRに試乗した時にも感じた感覚なので、
 うまく仕上がってると思う。
 また、加速も意外と良い。
 後輪タイヤ外径とスプロケット比の関係でギア5速時では、YBR系が
 約4600回転で60㎞/hの速度に対して、YBでは約5000回転で60㎞/hに
 達する。
 これは各ギアでの最高速が少し下がるけど、加速や上り坂で優位になる
 機械的な設定だからYBRよりも実用的だと思う。
 ただし、再加速の瞬発力については負圧式キャブレターの特性上、犠牲
 になってる面は感じ取れる。
7:エンジン音が静か
 キャブレターの違いによる音響特性の差もあるだろうが、一番の違いは
 2011年式YBRから採用されてるEURO3対応の騒音規制に合わせたサイ
 レンサーの変更だと思う。
 2009年式までのYBR系のシルバーメッキマフラーと形状が違うし、構造
 も違う。
 俺の2007年式YBRはサイレンサー出口付近から出る音はもう少しドコドコ
 した低音が多くて、少し離れて聞いても排気音が聞こえるけれど、YBは
 この音はかなり低くて静か。
 おかけでロングツーリング時には耳が疲れなくて楽な印象だった。
 物足りないと思う人は居るだろうけれど、住宅街の狭い路地でお子さんを
 お連れのお母さま方から睨まれる(警戒される)回数は減ったよ。
8:ゆったり走っても苦にならない
 ハンドル形状がYBRのそれと違ってほんの少し高くなってるから、アメリ
 カンのようにドッシリと構えてのんびり走っても苦にならない。
 YBRだと「もう少し速く走りたい」と思う感じがYBでは「これでもいいか」
 となるのが不思議だ。
 大して違いない動力性能やライディングフォームなはずなのにね。
 おかげで慣らし運転期間中もイライラする事は無かった。
9:ブレーキが良くなった
 2007年YBRにあった純正ブレーキホースのふくらみ感が今年製造のYBでは
 ずいぶん少なくなっていて、問題ないレベルまで効くようになった。
 ブレーキキャリパーの製造元も違うから、サポーターの精度も含めて品質の
 違いがあるんだろうか。
 リアブレーキペダルが太くなってる点も、微調整のしやすさに良い結果が
 出てる感じ。
 予想では同じ仕様である2013年式以降のYBR系も改善されてるんだろう。
10:ギアチェンジは問題ない
 新車からの運用開始なので、時々YBR界でも噂されてるギアチェンジの
 固さや切り替えのしこそない、いわゆる「偽イモ(ニュートラルのように
 なってイモ~ン!とエンジンが回ってしまう事)」でも起きないかと期待
 してたけれど、一回も起きた事が無い。
 納車時にクラッチレバーの引き調整をしっかり行ったので、我がYBR号と
 同様にスコスコとギアチェンジできる。
 偽イモの話はたぶん不慣れなシフト操作やクラッチ調整・操作から起きる
 話だと思う。
 また、N(ニュートラル)への入り辛さも起きず、シフトインジケーター
 の偽表示は起きて居ない。
 初心者や大雑把な操作癖の人は、丁寧で素早い操作に慣れてしまえば問題
 ないと思う。

11:YBRとYB、どちらが良い?
 その時に欲しいと感じたスタイルと色を買うのが一番!

以上、たいへんお粗末なYB125SPの第一インプレッションでした。シェー~~


納車されて1か月

2016年09月25日 | YB&YBR関係雑記

実は…先月、YB125SPのUSAインターカラーモデルを買って
しまいました。(テヘペロ)
広告を見た途端、長らく眠っていたバイク購入意欲が突然湧き
出して止まらなくなったのさ。w

さらに、親戚がバイクを買い替えるのを手伝ったのをきっかけに、
段々その気になってしまったのだ。
販売店の話だとスポット生産・輸入らしく今後、同じカラーリングが
再度、生産・輸入される保証はないと事。(どうも輸入ブローカーは
20台くらいしか輸入しなかったみたいだ)
こんなチャンスは他に無いと思った矢先、借りている駐輪場に
空きが出るのを知って、もうこれは買うしかないと。w

久しぶりの新車購入でもあり、慣らし運転も必要なので、ここ1か月
は少ない晴れの日を使っては、放たれた犬のように駆け回って車体の
慣らしとライディングの慣らしを秘かに実行していたのだ。









そして、今日のオフ会の帰路にて無事に慣らし運転完了の目安で
ある1000㎞になりましたとさ。

YBR125の方は継続して所有しつつ、色々改造して付けた部品を
少しずつYB125SPに移植する予定である。
最終的には前々から構想を練っていたスクランブラー・YB125SPG
越野天俊125を目指すつもりだよ。


オフ会が開かれた

2016年09月25日 | オフ会など告知・結果

告知した*振り替え突発YBR系ミィーティング*
日時:9月25日(日)
場所:奥多摩湖ダムサイトパーキング(大麦代)

長い間雨続きだったけれど、皆さんの日頃の行いが良いおかげで
曇り予報が見事に晴れて、無事に開催された。
他の方が企画した11日のオフ会が雨でお流れになったのを、突発的に
引き継いで行われたのだ。

YBR125G(09年式?青)
YBR250(年式不明ガンメタ)
YBR125(2011年式青)
YBR125KG(2013年式青)
YB125SP(2016年式USAインターカラー)

他、当ブログ愛読者たち
エリミネーター125(赤)
CGL125(青)
トリッカー250(黒)

終了解散間際の午後1時すぎにYBR125(2013年式青)さんも
登場し、急きょ約1時間ほど延長して皆で談笑したよ。

企画引き継ぎを提案したYBR250さんと「突然だから多くて3人
くらいになるんじゃない?」なんて思ってたら9名も来ていただき
色々楽しいお話ができた。
様々な改造の実物を拝見すると共に、その場での修復・改造など
有意義なミーティングだったよ。
いくつかネタも拾ったので、いずれ紹介しようと思う。

しかし、雨ばかりで遠出が出来なかった分、道中もパーキングエリア
もバイクが多かった。
そんな中、秋の交通安全週間が始まっているので、あちこちで取り
締まりが行われているという情報も舞い込み、一同、慌てず・
事故らず・捕まらずを誓ってオフ会は終了した。


踏ん張り棒2

2016年09月22日 | バイク一般

台風16号は関東へ来る前に温帯低気圧に変わって雨だけが
つづく日々になった。
サイドスタンド駐輪・1速停車で迎え撃ってたけど、一応強風
によるバイクの転倒対策として自作の踏ん張り棒も右側のステップ
と地面の間にそえていた。

臨時製作とはいえ、過去に何回も助かったのでこのままでいいんだけど、
諸事情により長さが微調整できない弱点があるのだ。

そこで建築資材の「鋼製束」という名の部品を使って、もっと
しっかりした踏ん張り棒にする事になった。

色々な長さがあり、YBR系だとMサイズ(230~370mm)が
丁度いい感じ。
建築資材を扱うホムセンやJAの資材店などでも買えるし、大量
生産なので安い。(数百円)
上下間の支柱を回すと高さを変える事が出来て、ロックナットで
固定可能。
上側が正ネジ、下側が逆ネジの構造だ。

高さを合わせてセットしてみた。

これならかなり踏ん張るだろうな。
過信せず、強風時は車体カバーを外して凧状態を無くすのが
良いけれど、出かけてる間に急激な気候変化で暴風雨になったら
そう簡単な話にならないから、こんな保険的な踏ん張り棒でも
無いよりマシだと思う。
これでダメなら笑うしかない・・・

YBRに限らず、他の車種で応用できるポン付けアイテムなので、
ステップと地面の距離を測って、使える長さの鋼製束を買うのが
良いでしょう。
また、四輪のウマのように整備時のスタンドとしても使える。


YBR系の突発オフ会だよ

2016年09月21日 | オフ会など告知・結果

こう台風が多いと天気が安定せず、せっかくの連休もズタズタに
されてるのだが、YBR乗りの皆さま、家で錆ては居ませんか?
実は某氏が秘かに企画したオフ会が明日22日(木)秋分の日に
行われる予定だったのだが、予報は見事に雨って事で中止(延期)
になっちゃった・・・(´・ω・`)

何日も前から参加希望者が愛車の整備をしたり、中華市場輸入で
ドレスアップしたりで、鼻息荒く当日を迎える準備をしていたらしい
ので、もったいないから突発的に同じ条件でオフ会を開く事にした。

*振り替え突発YBR系ミィーティング*

日時:9月25日(日)
場所:奥多摩湖ダムサイトパーキング(大麦代)
https://t.co/KOFt32i5YD
時間 午前11時~適当に2時間程度(後は解散・自由行動)
特にイベントは無しで、談笑のみの気楽な企画。
一応ヤマハYB/YBRと兄弟車主体だけど、厳しく限定せず。
XTZ125やランドネや超レアなクインキーなど同系統の
エンジン車なんかもぜひ。

前日か当日早朝に決行か否かを書き込みます。
以上、YBR暇人委員会でした。


謎のエアロテクノロジー

2016年09月18日 | 雑記

最近巷で話題のアルミテープによる空力制御の話。

世界のトヨタが特許まで申請し、一部の市販車で秘かに導入して
いる静電気放電による車体のエアロダナミクス改善で、実践派達
がそろそろレポートを書きだしたようなので、ネタ不足の当ブログ
も恥ずかしながらやってみた。

ネタだか本気なのか分からないけど、アルミテープが手元にある
ので早速貼ってみる。w
ちょっと謎の記号風にアレンジしてみた。

YBRの場合、ネイキッドゆえに空力だのあーだこーだのと言う
高次元な車体ではないから、貼れそうな場所はフロントフェンダー
くらいしか無い。
K型カウリングモデルやビキニカウル装着車なら、その辺が貼り所
だろうね。
ネタ用に貼ってみたから、ついでにひとっ走りしてきた。

まったく変化は感じ取れない!(*´Д`)

最初から分かりきってる事なんだけど、凸凹であちこちに乱気流が起きる
ネイキッドバイクにこんな小細工をしたところで大きく空気が整流される
訳が無い。w
アーシングと同じで効果が出る条件では効くんだろうけど、こんなもんで
簡単に改善されるならメーカーがとっくにやってるわ!

あ、メーカーがやってたんだ。

ま、条件しだいって事でしょう。
ところで、この手のテクノロジーって風洞試験などで実際の改善状態を
可視化してるはずなんだが、なぜか動画のひとつもメーカーから出されて
居ないのは不思議だなぁ・・・
このままじゃトルマリンなんとかみたいなオカルト域を出ないと個人的に
は思うぞ。


オーバートルクに注意しよう

2016年09月11日 | 雑記

ちょっと前にYBRオーナー間で面白いやりとりがあった。
リアのアクスルナットのトルクの値なんだけど、まず、有名な
2005年式のサービスマニュアルを参照。

91Nmと指定されている。
ところが近年のオーナーズマニュアルを参照すると・・・

80Nmを指定している。
なぜか指定トルク値が下がったのだ。
理由は不明だけどネジ切る例が多かったのか、品質の再検査で
仕様変更したのか、あるいは2005年のサービスマニュアルの
誤植なのかは定かでない。

手の感覚で判断すると91Nmは明らかに締めすぎに思える。
50~60Nmでも十分な感じがしていた。
トルクレンチを信用しても80Nmはかなり固い。
リアのアクスルシャフトナットのトルクは
2005年サービスマニュアルの数値で合わせ
ない
ほうが良いでしょう。

フロントは?

59Nmが指定値。
って事で、俺個人は前後ともに約50~60Nmの範囲で締めてるが、
実際手だけで行ってる場合はもう少し低いのだ。

さて、別件で最近リアショックアブソーバーの固定ネジ山を壊す
人が幾人か居たようだ。

サスペンションを社外品に交換する時に、馬鹿力で締めてネジ山
を破壊するんだろうか?
トルク指定はなぜか
上側:40Nm
下側:32Nm
上下共にM10のネジなんだけど、なぜ違う?
ここも俺個人ではせいぜい25Nm程度の締め。
目に見える箇所で緩み確認がしやすいし、何よりもココのネジ
を壊すと極めて修復が困難なのだ。
フレームやスイングアームに溶接された高硬度鋼材なので、その辺
で売ってるボルトを溶接しておしまいってわけには行かず、しかも
乗車時は常に車重と体重がかかる場所である。
ネジ山を壊したら致命的な場所だし、だいたい普段は横方向へは
あまり力がかからないので抜け止め的なナットでもある。
壊してからでは遅い部類の個所は慣れていても慎重に締め付けるべき。
アクスルシャフトと共に気を付けたい場所だと思うよ。

また、オイル交換時のオイルドレンボルトも同じで、ココも壊すと
最悪エンジン全分解修理か交換でないと直らない。
運が良くてもヘリサート加工するには下側の肉厚が薄いので不安。
エンジンケースにヒビが発生して廃車になった例さえもある。
オイルドレンボルトの指定トルクはサービスマニュアル、
オーナーズ
マニュアルともに20Nm。
自慢の馬鹿力・手ルクレンチで壊さないように気を付けよう。


通行止めが解除されていた

2016年09月04日 | YBR125ツーリング

出張から帰宅して午後は暇になったのはいいけど、予想を裏切って
空が晴れている。
「そうだ、長らく工事の為に通行止めになっていたダム湖への
ショートカット林道を見に行こう。」
ゲートまではダートが残ってるけれど、整地されて走りやすい。

予定通り、9/1に開通していたらしい。
車幅制限が設置されていた。

舗装路になって道幅もずいぶん広くなっている。

相変わらず湧水の逃げ場が無くて、せっかくの路面は水浸し。
本格的な水脈調査と対応までするほどの予算と通行量ではない
場所だし、物好きと地元民しか通らないから舗装されただけでも
大きな進歩と言える。

峠にさしかかる前に開け場所が新設された。

微妙な地形なので観光には不向きかもなぁ。

峠直前の荒れていて細かった区間は見通しが改善されていた。

時々かっ飛んできてたオフ車やジムニーには、これじゃ魅力無し
になっただろうが、近道として利用してる人々にはありがたい。

志田峠はベンチも健在で小休憩に良いけれど、山ビルが靴を
上って来たので油断できない場所。

このルートを使うとダム湖まで約20分短縮できるから便利になった
けれど、これから交通量も増えるであろう。
バイク2台、車1台とすれ違ったので、地元民は早速普段の通行に
使いだしたようだ。

今日は別件で朝からやる事があったにも関わらず、急な出張で
それもできずに凹んでたから、気分転換に丁度良いプチツーリング
だったよ。
今後、台風12号の影響がどう出るか心配な一週間が始まった。