山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

平ヶ岳攻略戦 3

2019-10-24 23:21:00 | 修行・訓練


たまご石眼下の素晴らしい景色ともお別れして下山します。








姫池まで戻ってきました。

尾根をグングン下り高度を下げて行きます。







真っ赤っか。


普段ピストンの場合は下りは同じ道なので写真は撮らないのですが、紅葉が美しくて思わずたくさん撮っちゃいました。





だいぶ下りて来ました。美しき紅葉ともお別れです。

燧ヶ岳が見えます。








良い山だったなぁ。

1355下山完了です。


【総評です】
登り4時間15分、休憩25分、下り(たまご石への寄り道含む)3時間30分の総計8時間10分の山行でした。
まずは登山口までのアプローチが最悪の部類で参りました。小出IC下りた後の352号が露岩したかなり長いトンネル区間約13kmや、崖沿いで幅員が狭くカーブが連続した何箇所も沢が道路上に流れてたり落石もあるクネクネ道が約34kmと、深夜真っ暗な中走るにはかなり怖い道でした。(2時間くらいしか寝てないから、そんな危険な道でも居眠りをしそうなくらい眠かったですけど…)
自宅から登山口まで4時間ちょうど掛かりました。首や肩は凝るし腰は痛いしと運転で疲れてしまいました。
そしてこんな難儀して辿り着いた登山の方は、とにかく長かったです。
まずは下台倉山までが急登(序盤戦で結構体力使います)、その後は斜度は楽になりますが地味にアップダウンがあり距離が長い区間(これが帰りにやや堪えます)、そして池ノ岳への登りが急登(4時間近く登り続けた後の急登は相当キツい)、それ以降はお散歩という感じです。
キツさは青木鉱泉からの鳳凰三山の方がキツかったけど、まあ疲れ果てる山行というジャンルでは大差ないかな。
とにかく運転から登山からとここまでして得た山頂の美しき大湿原の光景は死ぬまで忘れないものとなるでしょうw
たまご石のところが1番インスタ映えするというか美しい天国の庭園のような魅力的な風景でした。疲れていても必ずたまご石にも足を伸ばして下さい。平ヶ岳だけのピストンのみではいかにも百名山ピークハンターという感じで、この山域の魅力を堪能しない愚行となりますのでご注意を。
そして今回の山行は5、6組しか会いませんでしたが、なぜか皆さん話しかけてきましたw
これはこの山独特の、同じ登山口から同じルートを同じ日帰りで、しかもこの人生の縮図のような苦難に満ちたロングトレイルをこなすことにより、仲間のような連帯感や親近感が生まれるからだと思いました。
面白いですよね。
もう二度と行かないつもりですが、魅力もある山なのでまたいつか行くことになるのでしょうかねぇ。



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