山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

湯河原 『久亭』

2013-02-10 08:42:05 | 旅行・お出かけ

湯河原にやってきましたよ~!
雪の東京を後目に来ましたが
湯河原は雪は全然でしたね。


久亭です!
じゃらんネットの評価は夕食4.9の宿なので来ちゃいました。


宿泊客は私達1組のみ。
お風呂なんかも貸切状態でそういうとこはラッキーなんですけど
いい宿がこんなにガラガラにならないと思っちゃうから不安が頭を過りますよねー汗。

実際宿泊してみると
じゃらんネット風に評価するならば
お部屋3.2。
お風呂3.2。
程度です…

しかし夕食は
期待を裏切ることなく相当美味しかったです!!
しかし結論から言うと、コストパフォーマンスが良いってことで
この料金では相当美味しいよねって話になります。
つまり学生や若い社会人達からしたら
贅沢な料金でもないのにこんな美味しい夕食食べれていいの?って感じになるだろうし、
リピートも多いわけです(女中さん情報)。

前菜。
貝の山椒炊き、もずく、イクラの和え物。


豪華大舟盛り 中トロ、イカ、サザエ、ホッキ貝、ウニ、甘エビ、ほうぼう、鯛…。
刺身のレベル、めちゃくちゃ高し…。
脂乗りまくり、鮮度良すぎです
ひたすら感動しました。
一番美味しかったのはウニかな?
メインのほうぼうはボリュームも満点でした(小田原港直送ものでしょう)!


脂の乗った鮭にキャビアを添えてあります。
白ワインにピッタリ!


ずわい蟹。
この甘味と身の入り具合は北海道直送ものとみました。


野菜を下に入ってるバーニャカウダっぽいソースで頂きます。


そしてこの日の一番の問題作、
ある意味相当な珍味、
一番の初体験。
女中さんの説明だとエイヒレみたいのが入った鍋と非常に抽象的


こんな鍋で出てきます。
独特のシンプルな出汁。
白子も入ってて美味しい!
そしてその魚はトロットロに煮込まれ溶けるような状態。
一瞬アンモニア臭がするのですが、それが旨みに感じるというか
このアンモニア臭こそがこの料理の醍醐味なんです!
私は決して何度も食べたいとは思いませんが、たまに食べたくなる、クセになる味でした
不思議です…。


柳カレイの天ぷら。
もう言葉がないくらいサクフワでした。
付け合せのベビーコーン、オクラ、南瓜も素材がすごいいいし揚げ具合も最高です。


銀だらのバターなんちゃら焼き。 
※女中さんがB型であまりメニューや素材を覚えていない。せめてコースのお品書きがあれば…
これはヤバいっすよ
身も皮も超やわらかくて
味付けは濃厚
今まで食べてきた銀だらとは全くの別物。
革命児ですよ
ご、ご飯を早くくれ~。


霜降り和牛の鉄板焼き。
塩胡椒の下味もなし
肉本来の甘味を堪能できる一品です。


大好きなゆかりがかかったごはん。
少し柔らかブギウギです。


赤だしブギウギ。


このデザートは神です。
焼きたてのさくっさくのパイ(中にピーチ?マンゴー?ジャムとか入ってる)に上等なバニラアイスが
更にベリー将軍&将軍ソースが…。
今まで食べた旅館のデザートの中では断トツ№1です。
そのくらい衝撃的に美味しかったです。
付け合せのパイナップルの熟れ具合、これまた絶妙です。


こうしてブログで振り返ると
率直に思いますが
全体的に相当美味しかったですね!
また食べたくなってきました(゜-゜)。
しかし、繰り返しますが宿自体は決して高級旅館ではなく
お部屋もお風呂もイマイチですが
この料金(1万数千円)でこの料理の質であれば満足ですね。